しわ対策クリームは手のシワにも効く?成分を知ってハンドケアに活用しよう

「しわが消えるクリーム」と謳われた基礎化粧品があります。ネットはもちろん、ドラッグストアでも数多く見かけますよね。

パッケージを見ると「顔専用」というイメージですが、手など顔以外にも使えるのでしょうか。

シワには複数の種類があります。お悩みのシワがしわ取りクリームが効くタイプのシワであれば、手にも効果を発揮できます。

以下の点についてご紹介します。ご自分のシワ改善が期待できるか、チェックしてみてください!

  • お悩みの手のシワの種類
  • しわ取りクリームが効くシワの種類

しわ対策クリームは、大半が「保湿クリーム」!

実は「しわ取りクリーム」には明確な定義がありません。

しかし、シワに効く・シワが取れると謳ったクリームは、シワの予防や改善に効く成分を含む保湿クリームであることが多いです。

しわ対策の保湿クリームは、ヒューメクタント(皮膚に水分を与えるの水溶性成分)と、エモリエント(皮脂に近い働きの油溶性成分)の両方をバランスよく配合させてます。

「水分保持」「水分の蒸発防止」の2つの役割がともに発揮され、シワに効果的です。

しかし、シワにも種類があります。しわ取りクリームは全てのシワに効くわけではありません。

まずはお悩みの手のシワの種類を理解し、しわ取りクリームが効くのかを確認しましょう!

しわ取りクリームに効果があるのは、乾燥によるシワ!

肌は、表面から順に表皮・真皮・皮下組織の3つの層から成り立っています。

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出典:https://b-style.online/?p=1734

しわ取りクリームで改善できるのは、表皮にできた細かい小じわです。

表皮の小じわ
目元や口元など皮膚の薄い箇所にできやすいです。主な原因は乾燥で、そのほかに紫外線・ストレス・喫煙などにも影響されます。「ちりめんじわ」「乾燥ジワ」とも呼ばれます。

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出典:http://b-steady.com/wrinkle-under-eyes-649

最大の原因が乾燥でシワの深さも浅いことから、しっかり保湿することで目立たなくできます。

手は皮膚が薄く、他の体の部位に比べ洗う回数が多いです。乾燥しやすく表皮の小じわもできやすい部位です。

肌の奥底に原因があるシワは、しわ取りクリームでは難しい!

シワの原因が肌の奥であればあるほど、改善が難しくなります。真皮まで到達したシワは、しわ取りクリームでの対処が難しいです。

真皮ジワ
加齢により肌のコラーゲンやエラスチンが減少・変性し、肌の弾力が失われてできてしまいます。「大じわ」「構造じわ」「加齢じわ」とも呼ばれます。

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出典:http://b-steady.com/wrinkle-under-eyes-649

深く刻まれたシワは、真皮まで到達してしまった可能性があります。セルフケアでは治療は難しく、美容医療など専門医の相談が必要なケースが多いようです。

表皮の浅い小じわであれば、ぜひ試してみよう!

しわが取れると謳った商品でも、全てのシワに効くとは限りません。お悩みのシワの原因を知り、しわ取りクリームで対処ができるのかを確認しましょう。

乾燥が主原因の小じわであれば、試してみる価値があります!

また、しわ取りクリームを塗っても、直ぐに効果が出るとは限りません。

肌のターンオーバーは若い人で約1ヶ月ですが、加齢とともに1サイクルに時間がかかるようになります。

しわ取りクリームを試す場合は、3ヶ月ほど継続使用してみて判断してくださいね。

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