手のシワは水仕事のやり方次第で変わる!洗剤や作業後のケア方法

水仕事をしている女性の手

水仕事をすると手が荒れると言いますよね。手を水に濡らすと手の潤いが逃げてしまい、シワなど肌が老化してしまうのです。

だからと言って、手を濡らさずに暮らすことはできません。水仕事も、少しの工夫で手のシワを防げます!

水仕事の仕方や水仕事後の簡単なケアのコツをご紹介します。

水仕事はぬるま湯で、ゴム手袋着用が基本!

熱いお湯で水仕事をすると、手の皮脂が失われて乾燥しやすくなります。一方で、冷水は手の血行が悪くなります。

熱湯・冷水ともに手肌にダメージを与え、シワにつながります。水仕事の水温はぬるま湯が理想的です。

水仕事の際は、ゴム手袋を着用しましょう。水温が調整できない場所でも、熱さや冷たさによる手への影響を軽減できます。

洗剤の界面活性剤などの成分による手荒れも防止できて、一石二鳥ですよ!

中には、手袋の内側に断熱素材が使われている商品もあります。水温が伝わりにくく手肌を守れ、温水が使えない仕事には特に人気です。

注意点は、ゴム手袋を使ったらすぐに干しておく事!手袋内で雑菌が繁殖する可能性もあります。

シンク上部に100円ショップなどの小物干しを吊るして、台布巾と一緒にゴム手袋も干しましょう。

なお、体質によってはゴムが原因で手荒れが発生する方もいますので、注意してください。

洗剤が原因かも!?手に優しい洗剤や重曹を試そう!

水ではなく、洗剤が原因で手荒れになる方もいます。特に毎日の食器洗いは素手に洗剤がつくため、洗剤にも注意してください。

荒れやすいのは、最近流行の濃縮タイプの食器洗い洗剤。一滴垂らせば焦げ付きも綺麗に落とせ、便利で経済的ですよね。

しかし、濃縮タイプは少量で汚れを落とせる強い成分が入っています。当然、手の皮脂も必要以上に流れてしまい、手のシワに繋がります。

洗浄力の高さを売りにした洗剤ではなく、手肌の潤いに配慮した「手荒れしにくい」洗剤に変えてみるのも手です。

また、洗剤の代わりに重曹で食器洗いもできます。実際に、手のシワが改善された方もいるようです。

重曹の注意点は、アルミニウム製の器具には使用できない事。錆びてしまう恐れがあります。また、体質によっては重曹でも手肌が荒れる方もいます。

洗浄力が心配な方は、以下の工夫をしましょう!

  • 油汚れは洗う前に新聞紙で拭き取る
  • 重曹を溶かした水に浸けおきしてから洗う
  • 軽度の汚れのみ重曹にし、酷い食器は濃縮タイプ洗剤を使う
重曹の使い道は食器洗いだけではありません。消臭効果もあり、お風呂やトイレ・排水溝にも使える万能なアイテムです。

手の水はすぐに拭き取る!タオルは生地を重視して

手洗い後に手肌に水分が残ると、その水分と一緒に手の潤いも蒸発してしまいます。潤いが減った手肌は、角質層がしぼんで皮膚がへこみシワが出来やすくなります。

手洗い後の水分の拭き残しは厳禁です!忘れがちな指と指の間もきっちり拭き取る習慣をつけましょう。

自然乾燥はもってのほかですが、濡れたタオルやハンカチで拭く行為も、拭き残しの原因になります。タオルやハンカチは、速乾性のある生地を選んでください。

手は皮膚が薄い上に、他の体の部位に比べ洗う回数が多いです。手洗い後の拭き取りを意識するようにしてくださいね。

手洗いごとにハンドクリームでケアを!

水仕事をしたら綺麗に水気を拭き取る…だけで終わってはいけません。必ずハンドクリームを塗ってケアをしてください。

家事の時はエプロンのポケットに入れる、仕事中はデスクの上や休憩室に常備しておくなど、塗り忘れないようにしましょう。

お出かけの際は、ハンカチとハンドクリームを一緒にポーチに入れておけば、手拭きと保湿をセットで行えます。

それでも塗り忘れが多い方は、塗る時間を決めておきましょう。携帯でアラーム設定しておけば、時間を忘れずに済みますよ。

お出かけの際は、日焼け止めの併用も忘れずに!紫外線も手肌のコラーゲンを破壊し、手のシワの原因になります。

手肌に負荷のかからない水仕事をして、手のシワを抑えよう!

水仕事や手洗い回数が多い主婦でも、以下のポイントを押さえれば手肌のシワを防げます。

  • 水温はぬるま湯
  • ゴム手袋を着用
  • 洗剤は手に優しいものを使う
  • 手の水気は綺麗に拭き取る
  • 水仕事の後はハンドクリームを塗る

習慣づければそれほど大変ではありません。手肌の美しさを保つ為に、気を付けていきましょう!

コメントする