簡単!牛乳ダイエットでカロリーカットし脂肪を燃焼
牛乳は脂質や糖質が高く、ダイエット中には避ける人が多い飲み物です。牛乳を飲むと太ってしまうという説が一般的でした。
ですが、その牛乳を飲むことで痩せられるという牛乳ダイエットが最近注目を集めてします。
牛乳を飲むだけで痩せられるメカニズムはどういったものなのでしょうか。また、牛乳ダイエットはどのように実践すればいいのでしょうか。
牛乳を飲むだけ!簡単に実践できる牛乳ダイエット
牛乳ダイエットのやり方はシンプルです。それは毎日牛乳を飲み続けると言うこと。それ以外の食事制限は特にありません。
ですが、ただ飲むだけでは普通の食事と変わりませんよね。そこで、効果的にダイエットに繋げるためには、タイミングが重要になります。
食事の前に牛乳を飲むことで総摂取カロリーを減らす
牛乳はコップ一杯のカロリーが約140キロカロリーとなかなか高カロリーです。ですが、その分満腹感が高い特性もあります。
そこで、毎回食事の前に200cc程度の牛乳を飲むことで胃を膨らませ、その後の食べすぎを防止します。
摂取カロリーよりも消費カロリーのほうが高くなれば、脂肪燃焼に繋がります。そのため効率よく痩せられます。
寝る前に飲むことで成長ホルモンの分泌を促す
眠っている間に脳から分泌される成長ホルモンは、若返りホルモンとも呼ばれています。生長ホルモンが出ることで、傷ついた細胞が修復されて老化が防止されるのです。
そのため代謝が良くなり、ダイエットの効果も期待できます。牛乳の中にはアミノ酸が豊富に含まれていますが、その中のひとつがメラトニンの原料になるトリプトファンです。
- メラトニン
- 脳の神経伝達物質の一種。「幸福ホルモン」とも呼ばれるほど、精神を落ち着かせて眠りの質を高める働きがある。
質の良い睡眠は、アンチエイジングのためにも欠かせません。不眠の習慣が出来てしまうと太りやすくなるという研究もあります。
そこで、寝る前に牛乳を一杯飲むことで快適な睡眠習慣を身につけ、いくつになっても老けて見えない体を作ることが出来るのです。
牛乳は優秀なダイエットサポート飲料!
牛乳は栄養豊富で、脂肪燃焼のためにも効果的な成分を多く含んでいます。毎日牛乳を飲む習慣を作ることで、自然と痩せ体質が作れるのです。
牛乳に含まれるダイエットサポート成分にはどのようなものがあるのでしょうか。具体的に見てきましょう。
カルシウムを取ると脂肪が燃えやすくなる
牛乳に多く含まれる成分として代表的なものがカルシウムですね。日本人は慢性的なカルシウム不足と言われており、それは長い間解消されていません。
牛乳を飲むと、体内でカルシウムがカルシウムイオンの状態になります。これは体脂肪を燃焼させる働きがあります。
またカルシウムは、脳の神経の働きを穏やかにする効果もあり、ストレス解消や苛立ちを抑えるためにも有効です。
筋肉の元になるアミノ酸が豊富
筋肉を作るのはタンパク質ですが、その材料になるのが複数のアミノ酸です。牛乳にはアミノ酸が豊富に含まれていて、体の筋肉量を上げるのに適しています。
全身の筋肉が多くなると、基礎代謝が高くなり、何もしていなくても脂肪が燃焼されやすくなります。
その点牛乳は飲み物なので手軽に筋肉の材料を補うことが出来ます。ダイエットをサポートするのに効果が高いのはこのためです。
牛乳を飲むときのポイントと注意点
牛乳ダイエットは食事や寝る前に適量の牛乳を飲むと言うものでした。飲みすぎに注意していればけして難しいものではありませんね。
そこで、さらにダイエットの効果を上げるための飲み方と、実践する上で気をつけるべきことを解説します。
運動の後に飲むと代謝アップに繋がる
食事の前に飲むのが基本の牛乳ダイエットですが、筋トレなどを実践している人は運動の後に一杯飲むようにしてみましょう。
筋トレをすると、筋繊維が傷ついて体はそれを修復しようとします。そのとき材料であるアミノ酸が必要とされます。
運動の後は牛乳の吸収がよく、運動の後30分以内に摂取するとそれだけ筋肉の生成に対しても良い働きが期待できます。
そこで、運動と牛乳を組み合わせることが、体型の変化しやすい40代からのダイエットには最適なのです。
内臓を冷やさないためにホットで飲む
牛乳は冷蔵庫から出したての冷たいものではなく、温めて飲むのがポイントです。冷えた牛乳は内臓を冷やすので、代謝が落ちて太りやすくなってしまいます。
また、暖かい牛乳は時間をかけてゆっくり飲むものなので、食事の時間が長くなり、その分満腹感も得やすくなります。
寝る前に飲むと、体が温まった後で緩やかに体温が下がっていくので、より眠りにつきやすくなります。
このように、ホットの牛乳にはダイエットの効果をさらに高める様々な作用があります。運動をした後も暖かい牛乳を飲むのがおすすめです。
体質的に合わない人も。無理は禁物
牛乳には乳糖という成分も含まれて居ますが、まれにこの成分が体の中で不適合を起こす人が居ます。
牛乳を飲むとお腹がぐるぐるして、下痢をしやすくなる場合は、生まれつき乳糖を分解できない体質かもしれません。
そうした場合には牛乳ダイエットは少し危険です。腸に負担をかけて、消化吸収を妨げてしまいます。
牛乳は栄養バランスの良い飲み物で健康増進にも繋がりますが、体質的に合わない場合には無理をして飲もうとしないことです。
食欲を抑えて代謝をアップさせるダイエット法
牛乳は脂質も多いため高カロリーになっており、ダイエットの大敵とする人も多かった飲み物です。
ですが、脂質を含めて栄養バランスがよく、飢餓感を抑えるのに適していてどか食いを防止することが出来ます。
体質的に問題がなければ、毎日の食習慣の中に加えて見ましょう。ダイエットと体質改善に繋がります。
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