混合肌のファンデーション選び。肌の悩みをメイクでカバー!
Tゾーンの皮脂と頬や口元の乾燥。両方にお悩みの混合肌の皆さん、ベースメイク、どうしてますか?テカりは抑えたいけどカサつくのも嫌ですよね。
どっちも解決してくれる優秀なファンデーションは無いものか…。色々試してもなかなか巡り会えない、という人も多いのではないでしょうか。
一体何を基準にしてファンデーションを選べばいいのか、最早さっぱり分からん!という混合肌の貴方に、今日はファンデーション選びのポイントについてお話したいと思います。これだ!!というものに巡り会う為の参考になれば幸いです。
Contents
混合肌に合うファンデーション、何を基準にすればいい?
部分的に皮脂量の差が大きい混合肌。額や鼻は皮脂が過剰気味なのに対し、所謂Uゾーンや口元、目元はカサつきがち。こういった肌質は日本人には多いと言われています。
混合肌に適したファンデーションの条件として、保湿効果が高いものであることが上げられます。これが一番大事と言ってもいいでしょう。何故なら保湿することにより、乾燥は勿論、過剰な皮脂分泌も改善されるからです。
肌は乾燥すると外部からの刺激に弱く、荒れやすくなります。この為肌は潤いが足りない事を敏感に察知し、それを補おうとして盛んに皮脂を分泌します。つまり皮脂が過剰に分泌される一因は乾燥だったのです。
まず保湿効果が高いこと、それに加えて、余分な皮脂を抑えてくれるものであることが望ましいです。そしてもう1つ。混合肌になる要因として、紫外線が挙げられます。
肌は紫外線を浴びると水分を保持する能力が低下します。このため肌の水分が失われ、顔の中でも特に紫外線を浴びやすいTゾーンは肌を保護する為に皮脂を分泌するのです。肌トラブルを悪化させない為には紫外線対策は欠かせません。
- 保湿効果が高い
- 余分な皮脂を抑える効果がある
- UVカット成分が配合されている
この3つが混合肌に適したファンデーションの条件であると言えます。
リキッド?パウダー?混合肌向きなのはどのタイプ?
ファンデーションは大きく分けると次の3つのタイプがあります。
- リキッドファンデーション…液状のタイプ。しっとりとしてみずみずしく、一番ナチュラルな仕上がり。乾燥肌向き。
- クリームファンデーション…クリーム状のタイプ。カバー力がありしっかりとした仕上がり。リキッドよりも保湿力は上。
- パウダーファンデーション…粉状のものを固形に固めたタイプ。使い勝手が良く、サラッとした仕上がり。脂性肌向き。
この3種類の中でどれが最も混合肌に適しているのか…ですが、ベストなのは「部位によってリキッドとパウダーを使いわける」です。
混合肌さんは1つのファンデーションだけで問題をカバーして完璧に仕上げるのがどうしても難しいのです。テカりやすい部分はパウダー、カサつく部分はリキッドとダブル使いするのが最も理想的なベースメイクと言えます。具体的には、
- Uゾーン及び目元、口元はリキッドを、Tゾーンはパウダーを使用
- Uゾーンはリキッドとフェイスパウダーで仕上げ、Tゾーンはパウダーファンデーションのみ
- 全体にリキッドを使用するがTゾーンだけは薄めに塗って、パウダーをブラシで重ねづけする
- 夏はパウダー、冬はリキッドと季節ごとに使い分ける
といった使い方があります。でも…正直なところ2つを併用するのはちょっと面倒くさい、と思った人もおられるのでは?分かります。面倒くさいですよね。
どうにか1つで済ませたい!そんな人の為に、1つで済ませられるファンデーションの選び方もお教えします!!
これなら1つでも大丈夫!なファンデーション選びのコツ
テカりもカサつきも1つでカバーしてくれるファンデーションを見つけるには?ここに注目して欲しい!そんなポイント幾つかをご紹介します。
- 皮脂吸着成分入りのリキッドタイプ
- リキッドファンデーションを使いたい人は、皮脂吸着成分が配合されたものを選びましょう。
余分な皮脂をコントロールしてくれるのでリキッドの潤いをキープしたままテカりも抑えてくれますよ。
また、テカりが気になる部分にだけ皮脂吸着成分入りの部分用化粧下地を使うのもおすすめです。
- 保湿成分が含まれたパウダータイプ
- パウダーファンデーションの方がいい、という方は保湿成分が含まれたものを選ぶと良いでしょう。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- スクワラン
などが配合されたものがおすすめ。カサつく部分に必要な潤いを補ってくれます。
- エマルジョンタイプのファンデーション
- エマルジョンファンデーションとは、クリーム状のファンデーションを押し固め、パウダーファンデーションのようにコンパクトに収めたもの。
肌につけた瞬間に水分、油分が蒸発しパウダー状に変化します。
仕上がり感はパウダーファンデーションに近いのですが、肌への密着度が高い為、カサつきがちな部分が粉をふいたようになりにくいのです。
カバー力が高く、コンシーラーが無くても多少の粗はカバー出来るのも嬉しいところです。
- 水あり使用が出来るパウダーファンデーション
- パウダーファンデーションには、スポンジやパフに水を含ませて使用できる「水あり用」というものがあります。(パッケージに「水あり専用」または「水あり・水なし両用」と記載されています)
水ありで使用すると、水分を含ませる事によって肌への密着度がアップします。
エマルジョンタイプと同じく、サラッとしてるのに粉をふきにくい仕上がりが得られます。汗などで崩れにくいという特長もあります。
ファンデーション選びでベースメイクの悩みを一気に解決!
テカりとカサつき、両方の悩みを解決してくれるファンデーションの選び方、いかがでしたか?
1つのファンデーションで仕上げたい場合は、皮脂と乾燥、悩みが大きい方に合わせて選ぶと良いでしょう。たとえば皮脂の方が気になる、というのであればパウダーファンデーションで探しましょう。
ご紹介したポイントを手がかりに、貴方にぴったりのファンデーションを見つけてくださいね。
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