脂性肌の化粧下地。サラっとテカらない肌を作るには？

脂性肌の最大の悩みと言えば「化粧崩れ」、やはりこれですよね。朝丁寧にメイクをしたのに、数時間経って鏡を見ると、「ヨレてる…」皮脂で浮き上がってムラになったファンデーション。毎日の事ながらちょっと切なくなるものです。

何とかしてメイクの皮脂浮きを抑える方法はないものか…とお考えの貴方、一度ベースメイクを見直してみませんか？ファンデーションは勿論ですが、下地もかなり重要なんです。

下地の選び方、塗り方、これらを変えてみるだけでも皮脂崩れは結構抑えられますよ。脂性肌さんに適した下地選びのポイントと、メイク崩れしにくい下地の塗り方について一緒に見ていきましょう。

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ファンデもいいけど下地もね！脂性肌さんの化粧下地の選び方

ファンデーションはテカりにくいものを念入りに選んでます！という人は多いと思います。でも下地も大事です。

下地の目的は素肌のくすみや色ムラをカバーするだけではなく、肌を保護する役割やファンデーションを肌にしっかり密着させるという役割もあります。

メイクの仕上がりだけでなく、下地は崩れ対策としても不可欠なものなんですよ。また、下地を使うことでファンデーションの厚塗りを防ぐことも出来ます。

厚く塗ったファンデーションが皮脂崩れを起こしたらどうなるか…何となく想像はつきますよね？そう、悲惨な事になります。

下地の大切さは分かって頂けたと思いますので、じゃあどんな下地なら皮脂崩れしないのか？下地選びのポイントをお教えします。次に挙げるようなものの中から選んでみて下さいね。

オイルフリー、または油分少なめのもの: 言うまでもない事ですが、油分が多く含まれている下地はNGです。顔の皮脂と下地の油分でさらにメイク崩れが加速してしまいます。
油分の酸化や毛穴詰まりの原因にもなり得るので、油分は少ないもの、またはオイルフリーのものをを選びましょう。

皮脂吸着成分配合のもの: 皮脂吸着ポリマーや、シリコーンパウダーなどの粉末が含まれている製品です。パウダーの粒子には小さな無数の穴が開いていて、その穴が皮脂を吸着し、テカリを抑える働きがあります。
ファンデーションのヨレを防ぎ、さらりとした肌を保ってくれます。毛穴をカバーする効果があるのも嬉しいところです。

保湿効果や紫外線ブロック効果のあるもの: 実は乾燥や紫外線も脂性肌を悪化させる要因になります。皮脂には外部の刺激から皮膚を守るバリアーの役目があります。
肌が乾燥に晒されたり、紫外線を浴びると肌を守る為に皮脂の分泌が活発になってしまうのです。過剰な皮脂分泌を防ぐ為に保湿効果のあるものや紫外線を防いでくれる下地を選びましょう。

ノンコメドジェニック処方のもの: ノンコメドジェニックとは、ニキビが出来にくい成分が使われている製品のこと。コメドというのはニキビの第一段階の症状を指します。
ニキビの原因菌であるアクネ菌の養分になりにくい成分を使用し、実際にニキビが出来にくいことが検査で証明されているものに限り、パッケージに「ノンコメドジェニックテスト済み」や「ノンコメドジェニック処方」と記載する事が認められます。脂性肌でニキビが出来やすいという人はこういうものを使ってみて下さい。

ウォータープルーフタイプのもの: 汗や水に強いウォータープルーフタイプの下地は、皮脂崩れも起こりにくいのでおすすめです。
特に夏場は汗をかきやすくメイクが流れてしまいがちなので、ウォータープルーフの下地だと安心ですね。

抗酸化成分配合のもの: 皮脂は時間が経つと酸化して肌に有害な物質に変わります。
ニキビや毛穴の黒ずみの原因になってしまいますので、脂性肌さんは抗酸化成分の入った下地を使うと安心です。

続いて上手な下地の塗り方をご説明します。下地を塗る前に洗顔後の化粧水や乳液、また日焼け止めを重ねづけする方は、全て先につけるようにしましょう。

そして３分程度おき、しっかりと乾いてから下地をつけて下さい。完全に乾いていないのに下地を塗ってしまうと、混ざり合って崩れやすくなってしまうので注意が必要です。

500円玉程度、またはパール一粒程度の下地を手に取り、これを額の中心、両ほほ、鼻の頭、あごに少しずつのせます。この時額と鼻は他の部分よりもやや少なめにしましょう。
下地をのせた所から外側へ向かって指先で伸ばしていきます。ムラが出来ないよう薄く均等に、しっかりとよく伸ばしましょう。小鼻周辺は指先で軽く押さえるような感じで塗り込みます。
全体に伸ばせたら手のひらで顔を覆うように優しく押さえてなじませます。そして最後にティッシュで軽く押さえると後で崩れにくくなります。

しばらく置いて下地がしっかりと乾いてからファンデーションを塗っていきましょう。コントロールカラーを使用する人は下地の後、ファンデーションの前に塗るようにします。