正しいネイルブラシ選びとは?ブラシ長持ちの秘訣と選ぶ時のポイント
ネイルブラシは、セルフネイラーやネイリストなど、ネイルを愛する人にとってなくてはならない大切なアイテムですよね。
初心者さんは、ブラシの種類や用途の基本を把握して、正しいネイルブラシ選びをすることが重要。素敵なネイルのデザインに仕上げるにも大切なことです。
そこで、ネイルブラシの基本をまずは把握していきましょう。ブラシの種類や形、用途が分かればジェルネイルへの第一歩を踏み出したも同然。
また、正しい選び方やお手入れ方法も解説していきます。ブラシを長持ちさせるコツも併せてぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
ネイルブラシは種類が豊富!形と質を覚えよう
セルフネイラーさんやネイリストを目指している人なら、ネイルブラシは必需品ですよね。でも初心者さんだと、ブラシの種類が豊富で混乱することも。
そこで、ネイルブラシの基本から見ていきましょう!ブラシの形や毛質を覚えておくと、施術もしやすくなります。
ブラシの形は主に4種類!用途に合った使い道がある
ジェルネイルに使うネイルブラシは、主に4種類でそれぞれ違った使い方をします。用途に合わせて使うことで、より高度な技術をこなすことができます。
- 平筆
- 毛の先端がまっすぐで、ブラシに幅があります。どの工程にも比較的使いやすいため、オールマイティーなブラシ。
- オーバル筆
- 先端が丸くなっていて平たいのが特徴。爪の根元にしっかりフィットする丸みで、キューティクルラインまで綺麗にジェルを乗せることができるブラシです。
- フレンチ筆
- 毛の先端が斜めになっているブラシ。グラデーションやフレンチネイルをするときに最適な形で、花弁を描くときにも重宝します。
- アート・細筆
- 毛先が細く、細かいアートを描くのに適しているブラシ。イラストが描けるほど極細なので、繊細なラインを引くことができます。
毛質によって使用感は異なる
ネイルブラシとひと言でいっても、毛に種類があります。それぞれの特徴を把握することで、ネイルデザインの完成度も高まります。
- 動物毛
- イタチ科の動物で、コリンスキーという動物の毛で作られています。毛が柔らかく弾力もあるので、ムラなく綺麗に塗ることが可能。上質の為、値段は高めです。
- ナイロン毛
- 溶剤に強くて丈夫。コシもあるので毛が固めです。そのため、ムラができやすくアートやイラストを描くほうが向いています。値段は安めです。
このように、毛質によってブラシの使用感が違い、用途に合わせて使い分けるのが正解です。
もう迷わない!ネイルブラシの正しい選び方
ネイルブラシは、様々なメーカーから発売されていて、選ぶときにとっても迷いますよね。何を基準にすればいいのかわからないと決断も困難に…。
そこで、ネイルブラシを選ぶときのポイントを4つご紹介します。正しく選べば、後悔せずに済みますよね。ぜひ参考にしてみてくださいね。
基本の4本は必須アイテム!
ネイルブラシは1本あれば良いわけではありません。ジェルネイルは、ベース・カラー・アート・トップに使うブラシが必要です。
まずは、この基本の4本を持っていれば安心。用途に合ったネイルブラシを使い分けることで、ジェルネイルは完成します。
ネイルブラシはセット販売しているものと、単品のものがあります。同じメーカーで揃えるならセット販売の物が良いでしょう。
自分のブラシワークを考慮する
ブラシは、硬い・柔らかいなどありますが、カラージェル自体にもテクスチャーの違いがありますよね。樹脂自体が硬い・顔料が多くて硬いなどさまざま。
例えば、グラデーションをデザインするときは、硬いブラシの場合、掃ききってしまうため柔らかいブラシの方が◎。
また、顔料が多いジェルの場合は、ブラシワークが早すぎると溜まりやすいので、柔らかすぎず硬すぎないブラシが最適です。
トップジェルなどは、ハケ圧をあまりコントロールしなくても良い柔らかいブラシが向いています。
筆の大きさは4号が一般的!慣れたら6号もおすすめの理由
ブラシワークが比較的スムーズに行きやすいのは4号の大きさ。爪の大きさに対応しやすいため、4号ブラシが主流です。
ジェルをのせて掃く時に、何度かやるとムラになりますよね。この掃く回数を減らすために、6号のブラシがおすすめなんです。
キャップ付きがおすすめ
ネイルブラシを購入する時に大切なのは、ブラシにキャップが付いているかどうか。キャップが付いていれば、別で買い足す必要がなくなります。
キャップの役目は、ネイルブラシを保護するため。使ったまま放置せず、必ずキャップをして保管しておくことが望ましいです。
太陽の紫外線でブラシが固まってしまう可能性もあるので、ブラシにキャップが付いていると安心。
さっそくネイルブラシを使ってみよう!初めのステップが肝心
新しいネイルブラシを手に入れた時って、ワクワクしますよね。でも、ネイルブラシは、買ってすぐ使うことはできません。
施術で使う前に、必ず行わなければなれないステップがあるのです。それでは、1つ1つ見ていきましょう。
まずは筆先を優しくほぐそう
ネイルブラシを初めて手に入れた時、ブラシの毛には糊が付いています。そのため、毛の固まりをほぐしてあげることから始めましょう。
- ネイルブラシの正しいほぐし方
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- キッチンペーパーで毛を挟みます。
- 優しく毛を撫でるようにほぐしていきます。
- 毛がばらけてきたら完了。
糊の白い粉を取り除く
キッチンペーパーで毛をほぐしていくと、糊が散って白い粉が出てきます。この白い粉を取り除く工程が重要。
- 綺麗に白い粉を取り除く方法
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- 背景が黒っぽいところで行いましょう。
- 毛についている白い粉を爪で弾いていきます。
- 取りきれない時は、キッチンペーパーを使って擦り付けて落とします。
ネイルブラシにクリアジェルを馴染ませよう
綺麗に白い粉を落としたら、毛にクリアジェルを馴染ませていきます。しっかり馴染ませることがポイント。
- クリアジェルの馴染ませ方
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- 小さめのアルミホイルを準備しておきます。
- ブラシにクリアジェルを含ませます。
- アルミホイルの上で、毛をクルクルさせて馴染ませましょう。
- 馴染んだら、キッチンペーパーで拭き取ります。
- 再び、クリアジェルをブラシに含ませ、同様に2~3度繰り返します。
- 毛先を綺麗に整えたら完了。
ネイルブラシを保管するときは、ごく少量のクリアジェルをブラシに馴染ませてからキャップをしましょう。
ネイルブラシは大切に!正しいお手入れ方法
ネイルブラシは、使用後の扱い方が大切。雑に扱うと、施術の際にキレイにジェルを掃くことができなかったりなど、仕上がりにも大きく影響します。
そこで、ネイルブラシの正しいお手入れ方法をご紹介します。大切なネイルブラシを長持ちさせるコツもぜひ参考にしてくださいね。
カラージェルがブラシに残っている状態はNG
薄いカラージェルなら、ブラシクリーナーをキッチンペーパーに含ませてふき取るだけでキレイにすることができます。
でも、濃いカラージェルだと、ブラシに残ってしまいますよね。カラーが取れないからと放置するのはNGです。
また、クリアジェルをブラシに含ませ、アルミホイルの上でコネコネしても◎。少しずつ、カラーが落ちてきて汚れを取ることができますよ。
どちらのやり方も、最後は少量のクリアジェルを再度含ませて、キャップをして保管します。
ブラシが固まってしまった時の対処法
ブラシについたジェルが、微量の紫外線などで固まってしまう場合があります。ブラシが使い物にならなくなってしまう前に、正しくお手入れしましょう。
- 固まったブラシをきれいにする方法
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- ブラシクリーナーウィブラシにたっぷり含ませます。
- ブラシにアルミホイルを巻き、しばらく放置して馴染ませましょう。
- 毛の中に塊が残っているようなら、ウッドスティックで削ぐように落とします。
- キッチンペーパーで拭き取ります。
ネイルブラシを長持ちさせるコツ
ネイルブラシはとても大切なアイテムです。毛がダメになったら買い換えればOK!という人もいるかもしれませんが、なるべく長持ちさせたいですよね。
そのためにも、お手入れは重要。しかし、お手入れの頻度がポイントなのです。それでは、ネイルブラシを長持ちさせるコツを つ見ていきましょう。
- 用途によってブラシをきちんと使い分ける。
- 使用後はブラシについたジェルをしっかり拭き取る。
- ジェルネイルブラシ専用のクリーナーを使う
- お手入れ後は毛並みを整えてからキャップをする
- 保管場所に注意する
普段のお手入れは、使用後のブラシをキッチンペーパーで挟んでジェルを拭き取り、毛並みを揃えて保管する方法で十分長持ちさせることができます。
セルフネイラー必見!ネイルブラシは代用アイテムで節約も◎
プロのネイリストさんは、代用アイテムでお客様に施術するわけにいきませんが、セルフなら代用アイテムで十分ジェルネイルを楽しむことができます。
ネイルブラシは、用途に合わせて使い分けるため、全部揃えるとそれなりの値段になってしまいますよね。そこで、おすすめの代用アイテムをご紹介!
口紅用の筆が使える!
口紅用のブラシって、ほとんどがもともとキャップ付きですよね。キャップ付きというのもポイントが高くて、ネイルブラシの代用として使えるんです。
実際のネイルブラシに比べたら質は落ちますが、セルフで行うなら十分代用可能。口紅用のブラシは100均のものでも◎。
例えば、ラメの入ったジェルを塗る場合、ネイルブラシにラメが入り込んでクリーナーではなかなか綺麗に落とせませんよね。
ラメジェルを使うときに、口紅用のブラシで代用するというのも手です。ぜひ試してみてくださいね。
ドット柄は爪楊枝やアメピンでも代用できる
ジェルネイルのデザインでドット柄を描くときに便利なのが、専用のドットペン。このドットペンは、家にあるもので代用できちゃいます。
- 爪楊枝
- 竹串
- アメリカピン
爪楊枝や竹串は、尖った先ではなくお尻の方を使うと、均一な大きさでドット柄を描くことができます。
アメリカピンの場合は、先端が丸くなっているところを使ってドットペンの代用にしてくださいね。
お気に入りのブラシを見つけよう!おすすめのネイルブラシ10選
ネイル好きには必須のネイルブラシ。ブラシは、値の張るものから安価なものまでさまざまです。
種類も豊富でたくさんのメーカーから登場しているため、選ぶときの参考にしてみてくださいね。
- フルーリアジェル ワイドグラデーションブラシ:参考価格¥2,397
- フルーリアジェル ミドルアンギュラーブラシ:参考価格¥2,516
- ベトロ フレンチブラシ:参考価格¥1,980
- モアクチュール ショートフレンチブラシ:参考価格¥1,799
- フルーリアジェル オーバルブラシ:参考価格¥1,922
- プリジェル オーバルブラシ:参考価格¥2,700
- シャイニージェル オーバルブラシ:参考価格¥1,728
- ベトロ フラット:参考価格¥2,268
- BORN PRETTY ネイルアートブラシセット:参考価格¥1,399
- Cadrim ネイルアートブラシセット:参考価格¥1,189
ネイルブラシを丁寧に扱ってジェルネイルを楽しもう!
ジェルネイルは、施術する側とされる側どちらにとっても素敵な時間を過ごすことができますよね。
どんどん手元が美しくなっていくと、気分も高まります。セルフで行う場合も同じですよね。デザインを考えながら、理想通りのネイルに仕上がると嬉しい!
そのためには、ネイルブラシはなくてはならないもの。大切なアイテムだからこそ、扱い方には十分気を配りたいですね。
代用のブラシを使ったり、とっておきのネイルブラシを見つけて、ジェルネイルを楽しんでくださいね!
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