乳首のしわは年齢が原因?しっかり保湿できれいな状態を保とう!

30~40代の女性の多くが妊娠や出産を経験しましね。子育てが一段落したころから、ふと「あれ、乳首がしわしわになっている…」と気付く方も多いのでは。

女性にとって胸の形や状態はデリケートな問題です。アンチエイジングのためにも、いつまでも張りのあるきれいなバストでいたいものですから。

実は、乳首やバスト全体のしわには、年齢が大きく関係しています。何故年齢を重ねるとバストにしわがよってしまうのか、原因を見ていきましょう。

出産、育児…ライフイベントに伴って乳首も老化します

ごく一般的に、出産を経験した女性はその後乳首が以前よりしわしわになりやすいと言われています。

それは、妊娠中から出産、授乳期間に掛けて、赤ちゃんにおっぱいをあげるために女性ホルモンであるエストロゲンの働きで、女の人は胸が大きくなるからです。

人によってはカップ数が2~3も変わってしまうこともあるようです。それは、ホルモンの働きによって乳腺が発達し、母乳が作られ始めるからです。

それ以外にも、妊娠中は赤ちゃんに栄養を与えるためにママの体を通常よりエネルギーを貯めやすくなります。そのため脂肪がついて胸もふっくらしてくるのです。

そして、授乳を終えて乳腺が元に戻ろうとするころになると、一度膨らんでしまった皮膚は伸びたまま元に戻らないため、乳首周辺にしわが残ってしまうのです。

バスト周辺のしわは、女性のライフイベントと切り離せない問題なのですね。特に完全母乳育児を経験した人は、その後おっぱいがしぼんでしまうのは仕方ないのです。

老化による乳首の状態の変化

近年では一生の間で妊娠を経験しない女性も増えていますね。そんな場合でも、加齢によって乳首にしわがよってしまったりすることがあります。

普段は服で見えないと思って油断しがちですが、見えないところこそしっかりケアしておかないと、夏薄着になったときなど老けて見られがちです。

では、年齢を重ねることによって胸にしわが寄りやすくなってしまう原因を見ていきましょう。知らないうちに胸が年を取っているということもあるかもしれません。

肌が乾燥することによって張りや弾力性が失われる

胸に限らず、肌にしわがよってしまうのは乾燥が大きな原因です。人の体は年齢を重ねるにしたがって、体内に水分を蓄えておく力が弱くなります。

そのため、肌表面も失われた水分をこれ以上減らさないようにと、組織を収縮させること寄って表面積を少なくして、水分の放出を防ぐのです。

このメカニズムによって、小じわなどが作られます。こうした小じわを特に乾燥小じわと言います。

乾燥しわはまず肌表面表皮層からでき始め、徐々に進行するとその奥の真皮まで広がってしまいます。

真皮層まで届いてしまった小じわはなかなかケアが難しくなるので、30代以降、乾燥には十分注意することが大切です。

繊維芽細胞の衰えで肌の張りが失われていきます

胸の張りや弾力を作っているのは、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分です。これらの成分は本来人の体の中でも生成されています。

それを司っているのが、繊維芽細胞と呼ばれている組織です。繊維芽細胞は全身に存在していますが、肌にあるものが表皮の水分補給などをコントロールするのです。

そのため、繊維芽細胞が衰えると体内でコラーゲンが作られなくなり、必然的に皮膚の水分が保たれなくなって、しわやたるみの原因になるのです。

繊維芽細胞は加齢によって徐々に働きが衰えていくものです。その大きな原因は、ストレスや生活環境の変化だと言われています。

肌のターンオーバーが乱れることからしわが目立つようになる

コラーゲンが失われ、肌が適度な水分を保持できなくなると、細胞の生まれ変わりも阻害されるようになります。

全身の細胞は、健康な状態ならば常に新しいものが作られて古くなった細胞は対外に排出されていきます。

そしてそのためには全身にきちんと水分が補給されていることが不可欠なのです。先にあげたように加齢によってコラーゲンの生成が阻害されると、体から水が減っていきます。

そんな状態では正常なターンオーバーは行われず、新しく健康な皮膚の細胞が作られないため、古い細胞が乳首周辺にも残ってしまうので、硬くしわしわな質感になるのです。

きれいなバストを保つには保湿が重要!

乳首が年を取ってしまうのは、自分が年齢を重ねたこととライフイベントのせい…。とあきらめてしまわずに、今からでもできるケアを心がけましょう。

エイジングケアは早くから取り組んだほうがより効果が出やすい物です。お風呂上りに自分の体をチェックして、気になるところのケアを開始しましょう。

水分不足は老化を加速します!しっかり保湿を

肌の張りを回復するためには、水分補給が重要です。そのため、乳首の形に自信がなくなってきたな、最近しわしわだな、と思ったらまず保湿です。

保湿のためには食べ物に気をつけることも重要です。乾燥の大きな原因は紫外線の浴びすぎなので、紫外線対策に効果的なビタミン郡を多くとることが効果的です。

加えて保湿クリームによるケアも行いましょう。お風呂上りなどの肌が潤っている間に、乳首を中心にしっかりと塗りこむことがポイントです。

そうすると胸周辺の肌の水分が供給されるので、ターンオーバーが回復し、もとのきれいな状態にもどすことができるのです。

胸におすすめ保湿クリーム プエラリア ハーバルジェル
しわだけでなくしみや黒ずみの原因にも対処してくれる保湿クリームです。植物性エストロゲンを含み女性ホルモンの働きを助けます。

また、様々な生薬エキスが含まれていて、肌荒れを防いだり、男性ホルモンの働きを抑えて女性らしい胸の形を導いてくれる理想的なクリームなのです。

年齢を重ねれば仕方がない…じゃない!乳首のケアは保湿に注目

女性はどうしても出産を経験しやすいので、乳首の老化が進んでしまうのはある程度仕方がありません。

ですが、そのまま放置しておくとどんどん張りが失われて、形が悪くなり、乳首のしわも硬くなって老け見え肌になってしまいます。

それを防ぐためにも、乳首の年齢が気になってきたら、積極的な保湿が重要です。乳首専門の保湿クリームなどもあるので、利用してみてください。

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