黒い乳首を何とかしたい…黒ずみの原因と適切なケアの方法

妊娠出産を経験した後、なんとなく乳首が黒ずんできてしまったな…と悩んでいる女性は多いようです。

バストトップがきれいでないと温泉などに行った時、人の視線が気になってしまって楽しめないですよね。

実は、乳首の色と言うのは年齢によって変化していくものなのです。その原因と、黒ずんでしまった乳首のケアの仕方を紹介します。

乳首が黒いのはホルモンの乱れが原因

もともとの肌の色に個人差があるように、普段見えない乳首の色も個人差が大きく、明るい色をしている人も入れば濃い茶色の人もいます。

それが当たり前なのですが、もともとの乳首の色も加齢によって変化していきます。特に出産を経験した女性は以前より乳首が黒くなる傾向にあります。

それは、女性ホルモンの乱れによって色素沈着が起きているからです。色素沈着とは、様々な原因から肌の中でメラニン色素が増えて、肌が黒く見えてしまうものです。

色素沈着の原因の1つが、ホルモンの分泌の変化による肌のターンオーバーの停滞です。本来新しい細胞から順に入れ替わっていく肌代謝が滞ってしまうのですね。

そのため、できてしまったメラニンが皮膚の中に残ったまま排出されないので、黒ずみの原因になるのです。

ホルモンの乱れはイライラも引き起こします。解消できる部分は解消していきましょう。

女性ホルモンの量が少なくなると黒ずみも引きます

女性ホルモンの分泌量は、加齢とともに徐々に少なくなっていきます。すると、メラニンを生成するメラノサイトという機関が刺激されにくくなります。

そのため年齢を重ねていくと、黒ずんでいた乳首も徐々に色が薄くなります。乳首が黒くなりやすいのは、ホルモンの働きが活発な時期なのですね。

先に書いたように乳首の色はもともとの肌質によっても変わりますが、人の一生で見ていくと女性ホルモンが少ない若年齢時と中高年齢時には、色が少し薄くなるようです。

30代~40代にかけては多くの女性が複数回妊娠と出産を経験します。このときホルモンは大きく乱れるので、乳首の色もこの時期により黒ずみやすいのです。

授乳による乳首への刺激が色素沈着の原因になることも

肌への色素沈着はホルモンのバランスの乱れ以外でも起こります。それは、過剰な刺激が皮膚に加わり続けることです。

メラニンが増えると肌のバリア機能が高まるので、刺激が加わる箇所には色素が定着して黒ずんでしまうのです。

特に授乳中は、赤ちゃんがおっぱいを飲むことによって乳首に圧がかかっています。また搾乳を行っているママも同様に乳首にストレスがかかります。

もともと乳首などのデリケートゾーンは肌が敏感で、刺激に対する抵抗が弱い場所でもあります。

そのため、母乳育児をしている女性はその期間中に乳首が色素沈着を起こして黒くなりやすいのです。

特に40代になってくると、ホルモンバランスや体の変化が著しいです。こちらの記事で対処法を確認しておきましょう。

気になるバストトップのケアの方法

女性として胸は大切な場所です。きれいな色や形に保っていたいと言うのはどの年齢でも変わらない願いですよね。

そこで、乳首の黒ずみが気になる場合に、どのようなケアをすればいいのでしょうか。効果的な方法を紹介します。

乳首の黒ずみケアには美白クリームを使用

黒ずみ予防のためには、肌に適度な水分を保つための保湿クリームや、硬くなってしまっている角質を柔らかくするためのスクラブクリームなどが使われます。

ですが、バストトップは皮膚がデリケートなのでスクラブなどの刺激の強いクリームはあまり適していません。

また、既に沈着してしまったメラニンに働きかけるには、保湿クリームだけでは不十分です。

そのため、乳首の色素沈着に対処するには美白クリームを使うことがおすすめです。さらに医薬部外品と表記のあるものなら肌への刺激も少なく安心です。

美白とは、メラニンを作り出す組織であるメラノサイトに働きかけて、メラニンを作らせなくさせる成分を美容に利用することをいいます。

美白成分として有効なものの中でも、化粧品などへの使用頻度の高いものにトラネキサム酸があります。乳首美白のためにはこの成分が入っているものを選びましょう。

おすすめ美白クリーム シーオーメディカル ホスピピュア
通販サイトから購入できる人気の美白クリームです。トラネキサム酸配合なので、メラニンを作り出す原因因子を取り除いて、黒ずみを解消してくれます。

また保湿成分であるスクワランが肌の水分を適度に保ち、シアバター成分が水分の放出を防ぐバリアになります。

美容外科で薬用クリームを処方してもらう

しつこい黒ずみを自力でケアできない場合には、美容外科に行って相談してみるという方法もあります。

美容外科はデリケートゾーンの悩みにも答えてくれます。黒ずみにはレーザー治療が一般的ですが、肌へのダメージや費用が不安な人はクリームの処方をお願いしてみましょう。

美容外科で処方してくれる薬用クリームには、ハイドロキノンやトレチノンという成分が含まれています。

どちらもメラノサイトに働きかける力の強い成分ですが、そんのため副作用も強いというデメリットがあります。

さらに、美白クリームでは保険適用になりませんので、実費負担になってしまうこともあらかじめ考慮しておきましょう。

美白クリームについてはこちらの記事に詳しく書かれていますよ。

ホルモンの活動が盛んなときほど黒ずみやすい乳首

俗に、乳首の色が黒いのは年をとった証といわれていますが、そんなことはありません。個人差もありますし、加齢によって色が薄くなることもあるのです。

バストトップはもともとデリケートな場所であると同時に育児中の授乳や衣服の圧迫など、刺激を受けやすいパーツでもあります。

そこにホルモンの乱れが加わると、正常なターンオーバーが行われなくなって色素沈着が起きてしまうのですね。

出産や育児をしている年齢の人はどうしても黒ずみやすいものです。あまり気にしないのがいいですが、美白クリームを試してみるのも1つの方法ですね。

また乳首だけでなく、色々なところの黒ずみが気になる方はこちらの記事も参考に。

また、色だけでなくハリのあるきれいなバストを目指してくために、こちらもチェックしてみてくださいね。

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