おばさん体型はスタイルの老化が原因!セルフチェックで特徴を知ろう

いつまでもキラキラと輝く魅力的な女性でいるために、できれば避けたいのが「おばさん体型」です。どんな場面においても、一瞬で「おばさん感」を醸し出してしまうのが、「おばさん体型」の特徴ですよね。

とはいえ具体的に、どのようなポイントに当てはまると「おばさん体型」だと思われてしまうのか、明確に理解している方は少ないのではないでしょうか。

「おばさん体型」から卒業するためには、まずはその特徴や原因について正しく理解することが大切!わかりやすく解説します。

おばさん体型の特徴を知り、セルフチェックしてみよう!

おばさん体型の恐ろしいところは、「気付かないうちに確実に何かが変わり、ある日突然その事実を突きつけられる!」という点です。

つまりは「現状ですでにおばさん体型であるにも関わらず、自分だけがそれに気づいていない」ということも充分にあり得るのです。

こんな女性がおばさん体型を克服するためには、まずは辛くても、自身の状況を冷静に把握する必要があります。

以下の5つの項目は、いわゆる「おばさん体型の特徴」となります。当てはまるものがないかどうか、まずはセルフチェックを実践してみましょう。

  • ウエストがなく、若い頃よりもズドンとした印象になった
  • 下腹からお尻、太もものボリュームがあり、隠したくなる
  • ブラジャーを身につけたときに、脇や上下から贅肉がはみ出る
  • バストの下垂が気になる
  • 二の腕がタプタプしている
  • お尻や太ももにセルライトがある

これらの項目に、当てはまる点が多ければ多いほど、おばさん体型化が進行していると言えます。

また一つでも当てはまる方は、注意が必要。おばさん体型化がスタートしている証拠ですから、原因について正しい知識を身につけ、対処しましょう。

背中は「おばさん体型化」が見えやすい場所!

自身の体型の変化を実感し始めたとき、上のチェックポイントではよくわからない…と感じることもあるかもしれません。

このような場合には、ぜひ自身の「背中」に注目してみてください。おばさん体型になってしまったとき、もっとも変化を実感しやすいのが「背中」なのです。

おばさん体型になると、背中全体の厚みが増したような印象になります。若い頃のようなスッキリとした印象ではなく、中年らしいふくよかさが増してくるのです。

普段自分ではチェックしづらいパーツだからこそ、「以前の自分」との比較をしやすい場所でもあります。目をそらさずに、じっくり観察してみてはいかがでしょうか。

おばさん体型になる原因はホルモン・代謝・歪みの三つ!

若い頃にはすらっとしていたスタイルが、いつしかおばさん体型に…。このような現象の裏には、以下の三つの要因が関わっていると言われています。

  • 女性ホルモンの減少
  • 代謝の低下による皮下脂肪の蓄積
  • 骨盤を中心とする体の歪み

女性ホルモンは、女性らしさを形作るためのホルモンですが、その中の一つであるエストロゲンには、脂肪燃焼効果があることでも知られています。

しかしそんな女性ホルモンは、30代に入ると徐々に分泌量が低下してしまいます。年齢を重ねるごとに脂肪燃焼力はダウンし、体に贅肉がつきやすくなってしまいます。

また加齢と共に運動量が低下すれば、全身の筋肉量も低下してしまいます。筋肉が減れば代謝が悪くなりますから、こちらでも脂肪燃焼力が弱くなってしまうでしょう。

最後のポイントは、骨盤を中心とする体の歪みです。

日常生活の中の癖や、全身に負荷を与える姿勢を継続することで、体全体のバランスが崩れ、どことなくだらしない印象のおばさん体型になってしまいます。

おばさん体型化を促進させる5つの生活習慣を知ろう!

できるだけ長く「若々しいスタイル」を維持していくためには、まず自分自身が「おばさん体型化を促進する生活習慣」から遠ざかる必要があります。

おばさん体型化を進めてしまう生活習慣には、以下のようなものが挙げられます。

  • 猫背で座り仕事をする時間が長い
  • 「ほんの少しだから」と、つい間食をしてしまう
  • 自分を魅力的に見せる服装や下着に、関心がない
  • 運動が嫌いで、普段はほとんどしない
  • 全身を鏡でチェックする習慣がない

それぞれを詳しく解説していきます。

姿勢の悪さはスタイルにも悪影響を及ぼす!

女性たちの中には、一日中デスクワークを行う方も少なくありません。運動量が少なくなれば、その分太りやすくなるのは当然のこと。

そこにプラスして危険なのが「姿勢の悪さ」です。

猫背のままでデスクワークを行っていると、徐々に体に歪みが生じてしまいます。特に骨や筋肉への影響は大きく、大胸筋や背筋は自然と衰えてしまいます。

筋肉が衰えれば、バストは垂れ下がり、そして背中にも贅肉がつきやすく、どっしりとした印象になってしまいます。

無意識の間食はカロリーオーバーのサイン

家事や仕事をしている最中に、「小腹が空いたから」「なんとなく口さみしいから」という理由で、間食をしている方はいませんか?

飴や一口チョコレートなど…手軽に食べられて、しかも美味しいおやつはたくさんあります。ほんの少し糖分を補給することで、脳が元気になるような気もしますよね。

しかしこうしたオヤツも、積み重ねることで、カロリーオーバーにつながってしまいます。「一つだけのつもりが、ついつい手が伸びてしまう!」なんて方は、特に注意した方が良いでしょう。

ファッションや下着について、無関心

毎日の仕事や家事、育児に追われている中で、「自分自身のオシャレは後回しになっている」という女性も決して少なくありません。また中には、「もういい年だから」なんて、積極的なオシャレを自ら諦めてしまう女性もいますよね。

しかしこの「無関心」こそが、おばさん体型化を推し進めてしまう原因の一つなのです。

おばさん体型をすっぽりと隠せるコーディネートは、確かに魅力的。しかしそれに頼り過ぎれば、「隠れるからいいや」と甘えにつながってしまう可能性も。

また下着についてはさらに深刻で、自分のスタイルに合わないものを身につけていると、それがたるみや下垂を引き起こす原因になってしまうのです。

運動が苦手で、すぐに乗り物に頼ってしまう

30代後半から40代に入ると、自分で意識しない限り、運動する機会はほとんどなくなってしまいます。すると当然、消費カロリー、筋肉量共に減少してしまいます。

消費カロリーが減少すれば、「これまでと同じ食事をとっているだけなのに…太る!」という現象にも、説明がつきます。

駅やスーパーなどで階段を使わない人や、ちょっとしたお出かけにもすぐに車を使ってしまう人は要注意です。想像以上に運動量が低下している可能性もあります。

鏡に映る自分…都合の良いところしか見ない!

おばさん体型化を促進してしまう生活習慣の一つに、「鏡を見ない」というものが挙げられます。

「私は毎日きちんとチェックしているから大丈夫」という方の中にも、リスクが高い方はいます。「自分の見たい部位しか見ない」というのが、この例に当たります。

たとえば、出かける前のファッションチェックを全身鏡で行っている場合も、「前から見ると痩せて見えるからOK」と判断するのは危険です。

横から、もしくは背中から見ると、おばさん体型であることがすぐにわかってしまう可能性もあるためです。

「鏡に映った自分、都合の良い場所しか見ない」という習慣は、「都合の悪い場所に関して、見て見ぬふりをしてしまう」という習慣にもつながるもの。

単純に「鏡を見れば良い」というのではなく、「冷静な目線で、自分の体をチェックする」という視点が重要となります。

これら5つの生活習慣から、意識して遠ざかることは、おばさん体型化ストップの秘訣にもなります。30代に入ったら、ぜひ魅力的な自分をキープするために意識してみてくださいね。効果的に予防できることでしょう。

多角的なアプローチでおばさん体型から卒業しよう!

おばさん体型から卒業するためには、まずは生活習慣の中に潜んでいる「原因
」を取り除く必要があります。ぜひ意識してみてください。

またそれと共に、自身が抱える問題に対して、ダイレクトにアプローチする対処法を取り入れることが必要です。具体的には、以下の対処法を検討してみてください。

  • 贅肉を取り除くためのダイエット
  • 適度な運動
  • ストレッチや筋トレ

「おばさん体型」と一言で言っても、女性たちが抱える問題は実にさまざまです。中年太りに悩んでいる人もいれば、たるんだ二の腕やお腹に悩む方もいるはず。

中年太りであれば、まずは摂取カロリーと消費カロリーのバランスを見直した上で、適度な運動をして、ダイエットに励むのが良いでしょう。

「体重が多いわけではないけれど、なんとなくたるんだ印象で悩んでいる」という場合には、ストレッチや筋トレなどの対処法を試してみるのがオススメです。

こうした筋トレの効果は、スタートしてすぐに実感できるわけではありません。気になる外見を改善できるまでのつなぎとして、ぜひおばさん体型をカバーするコーディネートについても、研究してみてください。

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おばさん体型はスタイルの老化…原因を見極めて素早い対処を

若い頃にはすらっとしたスタイルをしていた女性も、加齢と共に、徐々におばさん体型に近付いていく…。こんな流れは、決して珍しいものではありません。

誰の身にも起こり得るトラブルだからこそ、その特徴を正しく知り、まずは「自分のスタイルが老化していないかどうか」を確かめてみてください。

自分が抱くイメージとの間にギャップを感じてしまったら…おばさん体型化を進めてしまう原因についても、ぜひ目を向けてみてくださいね。

当てはまる点を改善するだけでも、さらなる悪化は防げるはずです。

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