おでんダイエットの効果は?きれいに痩せるための上手な具材選び

冬の家庭料理の定番として、そしてコンビニで買える手軽なファストフードとしても定着しているおでん。

そのおでんが、ダイエットにも効果的だとして注目され始めています。中にはおでんをダイエットに取り入れて10キロ以上の減量に成功した例もあるようです。

おでんダイエットのやり方はどのようなものなのでしょうか?効果を出すために注意しなければならないことなどをまとめました。

おでんダイエットのやり方

おでんには低カロリーな具材が多く使われています。そして食物繊維を多く含んでいるものもあります。

おでんダイエットは、低カロリーなおでんの具を選んで1食に置き換えることによるカロリーカットダイエットの方法です。

では具体的にどのような具材を選んで食べればいいのでしょうか。結果を出すために守るポイントを紹介していきます。

1食をおでんに置き換えることで摂取カロリーを減らす

おでんは野菜やタンパク質などをバランスよく使っており、しかも自分で食べたいものを選べるので、上手に取り入れればダイエットの効果が期待できます。

ポイントとして、痩せるためにはカロリーがより低いものを選んで食べるということです。ダイエット中にとっていいカロリーは1日1500キロカロリーとされています。

この中の1食をおでんに置き換えることで、100~200カロリー程度に押さえると、他の2食が500キロカロリーだった場合400キロのカロリーダウンにつながります。

おでんのカロリーの比較です(※参考ローソン)

  • 昆布 3キロカロリー
  • こんにゃく 6キロカロリー
  • しらたき 7キロカロリー
  • 大根 10キロカロリー
  • 牛筋 37キロカロリー
  • ロールキャベツ 50キロカロリー

これらがおでんのなかでもカロリーの低い具です。この中から好みをものを選んで1食分にしたとします。

1食分の例
昆布(3キロカロリー)+こんにゃく2枚(12キロカロリー)+大根2個(20キロカロリー)+牛筋2本(74キロカロリー)+ロールキャベツ(50キロカロリー)=159キロカロリー

ご飯お茶碗一杯のカロリーが269キロカロリーなことを考えると、食事を1回おでんに変えることがどれだけローカロリー食になるかが分かります。

おでんダイエットをすることのメリット

カロリーカットが大きな目的ですが、おでんダイエットにはそれ以外のメリットもたくさんあります。

食物繊維を多く取れる

ローカロリーなだけでなく、食物繊維が豊富なことがおでんの具の特徴でもあります。食物繊維は腸をきれいにしてくれるので、ダイエットには欠かせません。

特にこんにゃくや昆布には多くの食物繊維が含まれているので、おでんを食べ始めるときには先ずこうした具を選ぶといいでしょう。

食物繊維をとることのメリットです

  • お腹が膨らんで少量でも満足できる
  • 血糖値の上昇を穏やかにする
血糖値が急に上昇することは肥満につながります。そのため低GI食品を食べることが重要なのですが、おでんには低GI食品多く使われているのですね。

また暖かいおでんを食べることで体の芯を暖めることが出来ます。そのため血液やリンパの流れをよくして、代謝を上げてくれるのです。

飲み会ではおでんでカロリーオーバーを防止

仕事をしていると、夕食が急に外食や飲み会になってしまうということもありますよね。あるいは職場で予定が決まっていることも。

そんなときでも、お店でおでんを注文するようにしたり、おでんやさんに行くにすれば食事のカロリーオーバーを防ぐことが出来ます。

また、外食の予定があるときなどは、あらかじめ昼か夜をおでんにすることに決めておけば、少し食べ過ぎても大丈夫です。

特にコンビニでおでんを買う場合には、お品書きにカロリー表示がしてあるので、より低カロリーなものを選べるメリットがあります。

おでんダイエット失敗?体重が増えてしまう理由

おでんは種類が多いことからも栄養バランスに優れ、ダイエット向きな食品であることがわかりました。

ですが、おでんダイエットをしてもなかなかやせない、あるいは逆に太ってしまったという例もあるようです。理由を調べました。

カロリーの高い具では意味がない!

先ほどローカロリーなおでんの具について紹介しましたが、反対におでんにはカロリーが高いものもあります。上手に選ばないと太る原因になってしまうのです。

カロリーの高いおでんの具の例です(※参考ローソン)

  • さつまあげ 59キロカロリー
  • がんも 60キロカロリー
  • ウインナー巻き 75キロカロリー
  • 餅入り巾着 105キロカロリー
  • あらびきウインナー 103キロカロリー
  • ぼんじり串 123キロカロリー

このような具ばかりを選んで食べていると、置き換えダイエットどころか逆に太る原因にもなってしまいます。

また、おでんと一緒にビールなどのアルコールをとることもよくありません。おでんははっきりした味付けな上、お酒は食欲を刺激するので、つい食べ過ぎてしまうのです。

おでんの具ならば何でもいいというわけではありません。また、ローカロリーなものでも食べ過ぎたら意味がありません。

おでんダイエットのときは野菜を中心に、油を使ってあげてあるものは避けましょう。またおかずとして食べる場合にはご飯の量に気をつけましょう。

要注意!おでんダイエットでは汁を飲み干すのはやめましょう

おでんというと、いろいろな出汁が効いたお汁を最後に飲むのが楽しみ、という方も多いかもしれません。

ですがこれはおでんダイエットにNGなのです。おでんの汁は塩分が多めになっていて、飲みすぎるとむくみの原因になります。

うどんやラーメンでも、スープを全部飲み干すのはカロリーオーバーになってよくないとされています。

おでんの出汁にも酒やみりんが使われていることがあり、糖質が高めになっています。ダイエットをするときは、汁は飲み過ぎないようにしましょう。

カロリーカットで上手にダイエットを成功させましょう

おでんのよいところは体を温めたり野菜やタンパク質をバランスよく取れることです。そのためおでんダイエットが成功する方は多いようです。

ですが、それは食べる具をよく考えてローカロリーなものを食べた場合です。さつま揚げや餅巾着などはカロリーが高いので注意しましょう。

コンビニでおでんを買うときは、カロリー表示を見ながら買うといいですね。その際お出汁はあまり入れないのがコツです。

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