皮脂に負けない、脂性肌メイクのコツ!にじみやヨレを徹底ブロック

気合を入れてメイク!…したのに、皮脂のせいでメイクがドロドロになってしまうこと、ありますよね。

時間経過とともに化粧が崩れるならまだしも、玄関先ですでにメイクがにじんだり、よれたりしてしまったら、そればかり気になって自分に自信を持てませんよね。

仕方ない…と諦めるのはまだ早い!やっかいな皮脂をブロックし、ぐっと抑えるメイクの方法があるんです。

毎日のメイクを見直して、皮脂に負けないメイクを身につけましょう。

まずは基礎から皮脂を抑える。ベースメイク

皮脂を抑えてヨレを防ぐベースメイクを意識しましょう。

この時、目元や小鼻など、ヨレにくい場所ほどしっかり塗っていくのがポイントです。

特に、皮脂でにじみやすい目元は目立ちやすいため、丁寧にベースを作ってください。

小鼻周りも忘れずに。

アイメイクはフィルムタイプをチョイス!

Tゾーンに近く位置している眉や目は、皮脂によるにじみ・よれが気になりやすい部分。

せっかくのお出かけ気分にパンダ目になったり眉毛が消えていないか気になっていては、一日楽しめませんよね。

以下のコツを押さえて、魅力的なアイメイクを持続させましょう。

アイメイクに入る前に、簡単にできるにじみ予防策①

まず、アイメイクが崩れやすい原因として、意外と多いのがベースメイクの塗り忘れ。

頬や鼻、額などと同様、

  • まぶたの上~まつ毛の根本
  • 涙袋の部分

などの際まで、しっかりをベースメイクをのせましょう。

ルースパウダーを使うと、皮脂を抑える効果と、のせた色をしっかりだす効果で、よりアイメイクがしやすくなります。

特に、ファンデーション+コンシーラーのW塗りをしている部分はヨレやすいので、皮脂を抑えるルースパウダーで皮脂量をコントロールしましょう。

それでもにじみやヨレが気になる場合は、アイシャドウベースも検討してみましょう。動きやすい目元専用なので、密着度と発色の良さには定評があります。

アイシャドウベースの使い方は簡単。ファンデーションの代わりに手に取り、まぶたにやさしく塗っていくだけです。仕上げにはルースパウダーをはたきましょう。

アイシャドウベースはプチプラのものも多く、例えデパコスであっても、化粧直しにかかる手間や時間を考えれば、コスパは悪くはありません。

アイメイクに入る前に、簡単にできるにじみ予防策②

他のパーツのメイクをしてから、いざ目元に取りかかろうとしたら、すでにうっすら皮脂でファンデーションがよれていること、ありませんか?

皮脂でよれてしまっているファンデーションにアイラインやアイシャドウを重ねても、にじんでしまう上に思ったようには発色してくれなくなります。

そこで必ず、アイメイクに取りかかる前には綿棒で皮脂をとるようにしましょう。

こすってはいけません。こすった刺激で皮脂が分泌されやすくなります。

綿棒で余分な皮脂をぬぐってからアイメイクをするという、たったひと手間で化粧もちが大きく違ってきますよ。

ウォータープルーフマスカラに注意!水には強くても油には弱い

皮脂でパンダ目にならないように、とマスカラをウォータープルーフタイプにしてはいませんか?

実は、ウォータープルーフタイプこそ、パンダ目を作る原因です。

ウォータープルーフマスカラは、成分の中に油分を含んでいるため、水をはじきます。これにより海やプールなどで落ちることがないようにできています。

その反面、同質の油分には弱く、マスカラと皮脂がまざることで、オイルクレンジングの要領で溶け合い、にじんでいってしまいます。

もちろん、海やプールではその効果を発揮しますが、普段使いの使用は避けていくのが吉です。

脂性肌さんがマスカラをつけるなら、フィルムタイプがおすすめ。

フィルムタイプなら耐水性の成分が配合されているため水にも皮脂にも強く、更ににじみにくくできています。

フィルムタイプは、お湯でクレンジングできるという特性があり、熱に弱い面があります。夏場の汗にはにじんでしまうこともあるので、注意が必要です。

アイライナーもフィルムタイプを。ケーキタイプにも挑戦してみて

マスカラ同様、アイライナーもフィルムタイプを選びましょう。やはり皮脂に強いため、にじみ防止になります。

また、普段ペンシルタイプを使っている方は、ぜひケーキタイプのアイライナーに挑戦してみてください。

固形のパレットを水を含ませた筆で溶かしながら使うケーキタイプは、ペンシルタイプよりもにじみにくく落ちにくいのが特徴です。

リキッドアイライナーと同じ様な使い心地のケーキタイプ。少々コツはいりますが、選べる筆の太さが多彩で、マットな仕上がりのため、しっかりメイクや、ナチュラルメイクの隠れラインにはぴったりです。

眉毛は最後にアイブロウコート!

Tゾーンのそばにある眉毛も、皮脂がにじみやすく、気づいたら薄くなっていることが。最悪、せっかく描いた眉毛が消えてしまうことも…。

Tゾーンからの皮脂にをブロックするには、最後の仕上げとしてアイブロウコートを使用すると効果的です。

アイブロウコートは、眉メイクが全てが終わったあとで、眉メイクの上から塗り乾かして使います。

水や汗からも守ってくれるので、普段使いにはもちろん、海やプールでも大活躍してくれますよ。

100円均一にも売っているので、気軽に試せるところが魅力です。

中には仕上がりが少しテカテカしてしまうものがあるので、試したり口コミをチェックしてから購入しましょう。

眉毛もまぶた同様、綿棒で皮脂をさっとぬぐってからメイクを始めるようにしましょう。アイブロウの色のりが違ってきます。

メイクの仕上げも崩れ防止を意識して

各メイクによって、皮脂をしっかりガードしたら。メイクの総仕上げとして、化粧崩れ防止スプレーを使いましょう。

商品によって使い方はまちまちですが、均一につけるのであれば、次のように使うのがオススメです。

  1. 目をつぶり、顔を少し斜め上に向ける
  2. スプレーを目の前の空間に1~2吹きする
  3. 顔をスプレーにくぐらせる

【挿入:2画像1】

直接吹きかけるとつけすぎたりムラができたりすることもあるため、この方法だと安心です。

化粧崩れ防止スプレーは数種類ありますが、皮脂タイプのもので、毛穴を引き締める成分が入っているものを使うと、より長持ちして効果的です。

ドロドロになった化粧をリセットする!脂性肌の化粧直し

脂性肌さんの化粧直しは、いきなり粉をはたいたり色をのせたりするのはNG。

大きく分けて3段階の手順を踏んで直しましょう。

①ティッシュ・またはあぶらとり紙で皮脂をオフ

まずは浮いた皮脂を取り除きましょう。

ティッシュとあぶらとり紙でどちらがいいか、と迷われる人も少なくないようですが、それぞれに特徴があるので、好みで選ぶといいですよ。

テイッシュなら

  • 安価
  • 手に入りやすい
  • 取れる皮脂量はあまり多くない
  • 皮脂と一緒にメイクも取れる

という特徴があり、あぶらとり紙なら

  • ティッシュに比べ高価
  • 皮脂のみが取れる
  • (メイクは取れないため)そのまま直すとむらができやすい

という特徴があります。

どちらを使うかはそこまで神経質にならなくても良いですが、どちらを使うにも、必ずこすらず、軽く押し当てるようにして皮脂を取り除きましょう。

②保湿して皮脂ブロック

皮脂をオフした状態のままでいると、肌は、水分が逃げないように、さらに皮脂を出すはたらきをしてしまいます。

せっかく直したメイクが皮脂で台無しにならないよう、必ず保湿をしましょう。

市販の化粧直しミストでもOKですし、コスパが気になるならオールインワンタイプの化粧水を霧吹きボトルに入れて吹きかけても保湿できます。

化粧水のみでは水分を与えるのみ。フタ(乳液)がなければ、徐々に水分量は減り、結果的に皮脂の分泌を促進することになります。化粧水のみの使用は避けましょう。

最後にハンドプレスをすれば、保湿は完成です。

③さらさらの肌でメイクを直す

余分な皮脂を取り除き、保湿まで出来たら、最後にメイクを直します。

まずはプレストパウダーを顔全体にはたき、ベースを整えましょう。パンダ目になってしまっている場合は、乳液+綿棒でオフしてからプレストパウダーで整えます。

乳液は、小さいケースにいれてポーチにいれておくと大活躍しますよ。

プレストパウダーでさらさらになった上から、アイメイクやチーク、リップなどで化粧を直し、最後に忘れやすい小鼻もチェックしてください。

メイク直しで避けたいのは、「皮脂の上から重ねづけしたせいでメイクが浮いてしまうこと」。

メイク浮きが気になる部分は、指で軽くなじませると目立たなくなりますよ。

プレストパウダーの代わりにベビーパウダー!?
近頃、メイク直しで使うプレストパウダーの代用として、ベビーパウダーの使用が流行っています。
実は、ベビーパウダーは皮脂を吸着する成分がはいっているため、脂性肌さんの化粧直しにはぴったり。
肌に優しいうえにいい匂いもするので、デートでも使えます。
「白くならないの?」と気になるところですが、つけすぎなければ大丈夫。ハンドプレスで仕上げるとより自然になります。
化粧直しに使うのであれば、付属のパフではなく、フェイスブラシではたいたほうがキレイにつきますよ。
プレストパウダーでのメイク直しに不満があるかたは、ぜひ試してみてくださいね。

全ての工程に皮脂抑制を意識して。刺激を与えない、を第一に!

いかがでしたか?

脂性肌のメイクで必要なのは、

  • 全工程で皮脂抑制を意識すること
  • こすって刺激を与えない

この2点です。

特に皮脂量の多いTゾーンはくずれやすいので、対策は必須。

ですが、カバーしようとするあまり厚塗りにすると、肌に負担がかかる上に崩れやすくなってしまいます。

厚塗りをするよりも、メイク全体で皮脂を抑えるように工夫しましょう。

皮脂をブロックして、毎日のメイクをより快適に、楽しんでくださいね。

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