トリートメントで女性の薄毛対策も!正しい使い方でリスクを減らそう

薄毛に対するトリートメントの画像

自分に見えない場所だから…と油断していたら、家族に薄毛を指摘された!

こんなときには、「まず自分にできるケアから始めよう!」と決意する女性も多いのではないでしょうか。日々のケアの中で、最初に見直したいのが「洗髪」に関する習慣です。

ネット上に「薄毛シャンプー」にまつわる情報は多いものの、よくわからないのがトリートメントについてです。使うべき?それとも避けるべき?薄毛が気になり始めた女性が、知っておきたい「トリートメントの選び方・扱い方」を紹介します。

薄毛女性にも必要!トリートメントは髪を守ってくれるもの

薄毛で悩んでいるときに、まず気になるのが「髪を守るために、トリートメントは使った方が良いのかどうか」という点です。

その答えは、ずばり「薄毛で悩んでいても、トリートメントは必要」です。トリートメントには、以下のような効果が期待できます。

  • 髪のキューティクルを整え、指通りを滑らかにする
  • 成分を髪の内部に浸透させ、ダメージを補修する
  • 表面をコーティングし、熱や紫外線などの外的刺激から保護する

トリートメントを使った髪はなめらかで、サラサラしっとりと非常に美しい仕上がりになります。しかしその効果は、「見た目」に関わるものだけではありません。

内部に浸透した成分が髪のダメージを補修し、さらに表面のコーティングで外的刺激から守ってくれますから、健康的で美しい髪をキープできるでしょう。

薄毛で悩んでいるときには、今ある髪の毛も細く元気がない状態であるケースが多いです。トリートメントで正しく保護することで、余計なダメージを防げます。

トリートメントは髪に良くない!というウワサもありますが、これは間違い。シャンプーだけでギシギシした状態の髪は、余計なダメージを蓄積してしまいます。

薄毛に悩んでいるときだからこそ、トリートメントは重要であるということを、まずは頭に入れておきましょう!

リンス・コンディショナーとの違いは曖昧

トリートメントを選ぶときには、「リンスやコンディショナーとの違いはどこにあるの?」という疑問を抱く方も多いはず。それぞれの違いは、以下のとおりです。

リンス 髪の表面を滑らかにするための製品の中で、最初に発売された種類
コンディショナー 髪の表面を滑らかに整え、さらに保湿効果を与える
トリートメント 髪の表面を滑らかにする他、成分を浸透させダメージを補修する

こちらがそれぞれの特徴となりますが、各メーカーがこぞって新商品を開発する中で、それぞれの「違い」が曖昧になってきている部分もあります。

特にコンディショナーとトリートメントは、こうした特徴で明確に区切ることができないアイテムも増えてきています。

薄毛で悩んでいるときには、「コンディショナー」や「トリートメント」という表記にこだわらず、配合されている成分や、商品の特徴を吟味して選択するのがオススメです。

使い方を誤ると薄毛の原因にも!正しい使い方を知ろう

髪を守ってくれるトリートメントですが、使い方を間違えると薄毛の原因になってしまうことがあります。

トリートメントが薄毛を進行させてしまう仕組みは、以下のとおりです。

  1. 頭皮にトリートメントがべったりとつく
  2. 油分が毛穴に詰まる
  3. 頭皮環境が悪化し、抜け毛が増える
  4. 毛穴が詰まっていることで、健康な髪が生えにくくなる
  5. 薄毛がどんどん進行していく

髪に使えば効果抜群なトリートメントですが、頭皮にとっては「良い物」とは言えません。誤った使い方のまま数十年も過ごしてしまうと、ダメージは非常に大きくなってしまうでしょう。

トリートメントは髪の中央から毛先につけよう!

薄毛トラブルの原因にしないために、大切なのは「トリートメントの正しい使用方法を知る」ということです。以下の手順を守って使うようにしましょう。

  1. シャンプーをして、しっかりと洗い流す
  2. 髪をやさしく絞り、水分量を少なくする
  3. トリートメントを必要量とり、髪の真ん中から毛先にかけて馴染ませる
  4. しっかりと流す

ロングヘアの人は、毛先を挟み込むようにしてつけると効果的です。ショートの人は、根本につかないよう注意しながら、指でつまむようになじませましょう。

ダメージが気になるときには、蒸しタオルで髪を包み、3分から5分待ってパックする方法もオススメです。成分を浸透させやすくなります。

最後の仕上げは、しっかりとしたすすぎです。特に頭皮にトリートメント成分が残らないよう、洗い流してください。

頭皮の汚れを洗浄する目的でつかうシャンプーとは、全く違う使い方となります。使用前にそれぞれの特徴や目的をしっかりと理解しておきましょう。

「トリートメントは薄毛に良くない!」と言われるウワサは、誤った使い方がもととなり、広がったものだと考えられます。

使い方さえ誤らなければ、トリートメントで薄毛が進行する危険性はありませんから安心してください。

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薄毛で悩む女性にオススメのトリートメント6つ

薄毛で悩んでいる女性に、オススメのトリートメントを5つ紹介していきます。どれを選べば良いのか悩んだときには、ぜひ参考にしてみてください。

チャップアップオーガニックトリートメント
育毛シャンプーで人気の高い、チャップアップのトリートメントです。シャンプーと一緒に購入可能。頭皮への刺激にこだわったボタニカル処方で、髪にうるおいを与えてくれます。10種のオーガニックエキスが、じっくり浸透していきます。価格:6,990円(チャップアップオーガニックノンシリコンシャンプーとセットでの販売)
マイナチュレ スカルプ&ヘアコンディショナー
薄毛トラブルにも強い、マイナチュレシリーズのコンディショナーです。こだわりの無添加仕様で、髪の状態を整えてくれます。シャンプーとの相性にもこだわって開発された商品だからこそ、セットで利用するのもオススメです。価格:3,628円(185グラム)
クリア 美容浸透スカルプ&ヘアマスク
髪だけではなく、頭皮の保湿ケアもできるトリートメントです。 ビタミンE誘導体、ビタミンB6、コラーゲンなどを配合し、地肌に保湿成分をじっくりと浸透させられます。ヘアケアとスカルプケアが同時にできるので、地肌についても薄毛の原因になることはありません。参考価格:1,281円(170グラム)
ビオーブ スキャルプリラックス トリートメント
髪の滑らかさをキープし、内部から補修すると共に、グリチルリチン酸ジカリウム・酢酸DL-α-トコフェロールが地肌にも働きかけます。フケやかゆみを抑えて潤いを浸透させてくれるので、薄毛予防にもつながります。価格:3,456円(240グラム)
トリートメントを使うときには、その特徴を頭に入れた上で活用しましょう。頭皮ケアとヘアケアの両方を同時にできるタイプなら、地肌へのダメージを気にする必要はありません。頭皮環境改善にも、一役買ってくれることでしょう。

洗い流さないトリートメントでのケアもオススメ!

トリートメントの中には、お風呂を上がった後に使う「洗い流さないトリートメント」も存在しています。薄毛に悩む女性には、こちらもオススメ。理由は以下のとおりです。

  • 洗い流さないため、コーティングや補修の効果が高い
  • お風呂から出て使うことで、頭皮に付着するリスクを低減できる

髪のダメージが気になるときには、洗い流さないトリートメントは強い味方となってくれます。ドライヤーの前に使えば、熱ダメージを防ぐ効果も期待できます。

またトリートメントを洗い流そうとすれば、その過程で頭皮に付着してしまう可能性も。きれいに落としたつもりでも、実は落とせていないというケースも少なくありません。

洗い流さないトリートメントであれば、確実に「髪の中央から毛先のみ」を狙ってケアすることができます。

洗い流さないトリートメントは、アウトバストリートメントという名前で販売されるケースもあります。両方とも同じ意味ですから、名前ではなく成分や使い心地、口コミなどをチェックして選んでください。

洗い流さないトリートメント、オススメアイテム2つ

洗い流さないトリートメントの中でも、薄毛で悩む女性に特にオススメしたいアイテムを2つ紹介していきます。

リシリッチ 利尻ヘアクリーム
50種類の美容成分を配合したアウトバストリートメントで、特に40代以上の女性に人気です。ボリュームが少なくなってきた髪も、潤いを与え、ふんわりしっとり仕上げてくれます。ドライヤーの熱に反応し、髪の傷みを補修してくれます。価格:1,458円(60ミリリットル)
資生堂 アデノバイタル スカルプトリートメント
洗い流さないタイプで、さらにヘアケアとスカルプケアの両方ができるトリートメントです。女性の肌にこだわる資生堂だからこその技術で、頭皮に潤いを与え細胞を守ります。髪の根本から使えるので、しっかりケアできるでしょう。価格:3,780円(130グラム×2本)

トリートメントを正しく使って、髪と頭皮を健康に!

トリートメントは、さまざまなダメージから髪を守るために必要なアイテムです。薄毛で悩む女性にとっては、欠かせないものだと言えるでしょう。

正しく使えば、トリートメントが薄毛進行の原因になることはありません。心配なときには、頭皮のケアも同時にできるようなアイテムを取り入れてみてください。

今ある髪を美しく保ちながら、新たに生えてくる髪を守る仕組みが出来上がります。

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