30代のすっぴん風メイク。素肌そのものが美しい人に見えるメイク法
最近テレビなどでよく見る女優さんは、ばっちりメイクの方より、ナチュラルなメイクの方が増えていると思いませんか?
すっぴんをSNSなどで公開するモデルさんや女優さんも増え、また「すっぴんアイドル」や「すっぴんカフェ」ができるなど、世の中は空前のすっぴんブームが到来中とも言えます。
しかし、30代女性で「すっぴんに自信がある!」、「すっぴんを人に見せるのが恥ずかしくない!」と言い切れる方はなかなかいないのではないでしょうか。
すっぴんに見える女優さんでも、実はすっぴんに見えるナチュラルなメイクを施しています。30代の女性がすっぴん風メイクをするには、何に気を付ければよいのでしょうか。
Contents
30代女性がすっぴん風メイクを素敵に仕上げるには、普段のスキンケアが大切
素肌がキレイに見えるすっぴん風メイクは、まずは健やかな肌があってこそ。
水分をたっぷり含み、油分とのバランスのとれたすべすべの肌がなければ、いくら上からファンデーションを塗っても美しい肌には見えません。
もちろん化粧水だけでは時間の経過と共に潤いが蒸発してしまうので、潤いを閉じ込める乳液もしっかり馴染ませましょう。
ここでクリームを付けてマッサージをし、血行を良くしたりリフトアップさせる必要がある場合もありますね。
大人の肌は、メイク前のスキンケアが鍵。メイクの仕上がりを大きく左右しますよ。
すっぴん風メイクで最も重要なのはベースメイク
シミやシワが気になるからとファンデーションを厚塗りした肌は、逆に老けて見えてしまいます。
すっぴん風メイクで最も重要なのは、まるで何も塗っていないかのような透明感のある素肌。
肌を紫外線ダメージから守る日焼け止め、色ムラや毛穴の凹凸を隠す化粧下地、目の下のクマヤシミを隠すコンシーラーなど。
すっぴん風メイクはファンデーションを塗る前のケアが大切です。
しかし残念ながら、30代からのすっぴんメイクは、ささっと化粧下地を塗って、ファンデーションを塗ってはい終わり!というわけにはいきません。
次に、具体的に30代のすっぴんメイクのやり方を紹介します。
化粧下地は顔全体には塗らない
フェイスラインは極薄く軽くが鉄則。こうすることで、透明感と立体感を演出することができます。
- ブルーの化粧下地は透明感を高めてくれます。肌がテカりやすい方にオススメ
- ピンク色の化粧下地を選ぶと透明感を演出できます
- コーラルの化粧下地はくすみが気になる肌にピッタリ
- CCクリームを選ぶと下地とファンデーションの働きを1本で叶えます
- CCクリームとは?
- 肌色補正に優れ、高いスキンケア効果を持つ素肌を美しく見せるためのクリーム。肌を均一に整えることができる、すっぴん風メイクの強い味方です。
30代のすっぴん風メイク、目元、口元のくすみを消して若々しく!
20代の頃は、コンシーラーと聞くと目の下のクマやニキビ跡を消すものというイメージが強かったと思います。
目元や口元の黒いくすみは実年齢より老けて見せてしまうので、専用コンシーラーが欠かせません。
- 水分が多めのコンシーラー(ハイライトでも可)をまぶたに塗ってくすみを飛ばします
- 目の下にはスティックタイプのコンシーラーがシワに入り込みにくくオススメ
- 美容液が配合されたものを選ぶと乾燥対策、ウォータープルーフタイプを選ぶと汗や涙などで落ちにくくなります
- イエロー系かベージュ系の色のものを選ぶ
- 肌色かもしくは肌色よりワントーン明るいものを選ぶ
- 肌に密着してヨレにくいリキッドタイプやクリームタイプがオススメ
- 偏光パールが入っているものなど、光補正効果を持つものも効果的
口の周辺の皮膚は、顔の中でも特によく動かす部分なので、ヨレにくいコンシーラーを選ぶことが必須になります。色の選び方にも注意しましょう。
- 口角だけに塗るのではなく、口角の上下に「く」の字にコンシーラーを乗せる
- 口角を上げるつもりで下から上に向かって指などでしっかり馴染ませる(馴染ませ過ぎに注意))
さらにリップを塗るときに、リップペンシルでしっかり唇の輪郭を描くとより口角がキュッと上がり若々しく見せることができます。
唇全体をペンシルでくっきり描いてしまうとナチュラルメイクから遠ざかってしまうので、唇の端の部分だけの輪郭を取ることがポイントです。
また口角の上の部分にハイライトを入れると、より口角が上がって見えますよ。
どうしてもファンデーションは肌に悪い気がする…そんな方には美容液ファンデーションがオススメ
必要だとわかってはいても、どうしてもファンデーションが苦手という方もいますね。
しかし、30代ともなるとさすがにノーファンデではちょっと…という場合、美容液ファンデーションを選ぶという方法があります。
コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸などの美容液成分を配合し、肌への負担を最小限に抑えたファンデーションのこと。
保湿力が高く、乾燥しにくいのが特徴で、厚塗りになりにくく、軽い付け心地なのが魅力です。
様々なメーカーから販売されているので、使用感や価格など、好みに応じて選んでみてくださいね。
すっぴん肌を美しくする方法は意外と簡単
すっぴん肌を美しく保つには、もちろん日常生活や習慣なども大きく影響します。すっぴん肌を美しくする習慣をみていきましょう。
洗いすぎを防ぐ
顔の洗い過ぎや洗浄力の強すぎるクレンジングを使い、本来肌にあるべき潤いや皮脂まで洗い流してしまわないように注意しましょう。
肌の摩擦を防ぐ
洗顔後にタオルでごしごしと顔を拭いたり、拭き取り化粧水を使用するときにコットンを滑らせる手に力を入れるなど、肌の摩擦が多い人は要注意です。
肌の摩擦はそのまま肌ダメージとなります。乾燥、色素沈着などの原因となる場合も。肌にはやさしく触れるようにしましょう。
過剰に栄養を与えない
「30代になったからエイジングケアが必須!」と焦って過剰に栄養の高い基礎化粧品を使っていませんか?
肌本来の美しくなろうとする力を妨げる、過剰な栄養補給は必要ありません。
何を選べば良いのかよくわからないときは、美容カウンターで自分の現在の肌診断をしてもらうと化粧品選びの参考になりますよ。
紫外線ダメージを軽視しない
紫外線による肌ダメージを甘く見ていては、美しい肌からは遠ざかってしまいます。
ちょっとベランダに出るだけ、ちょっとコンビニに行くだけ、といったときでも日焼け止めは必ず塗りましょう。
化粧水をケチらない
高い化粧水を買ってちびちび使おうという考えは捨てましょう。化粧水は絶対にケチってはいけません。化粧水は続けられる価格のものをたっぷりと、が鉄則です。
帰宅したらメイクはすぐに落とす
いくら美容液配合などの肌にやさしいファンデーションを選んでも、肌にとって異物であることには変わりません。
一日分の汚れを浴びた肌は、一秒でも早くきれいにしたいものです。
帰宅後すぐにメイクを落とす場合と、帰宅してしばらく家事をしたりゆっくりしてからメイクを落とすのとでは数時間の差が出ます。
肌に汚れが付いている状態は少しでも短縮しましょう。
たまには肌の休息日を作る
お酒好きの方がたまには休肝日を作りましょうと言われるように、メイクもたまにはお休みの日を作って肌をお休みさせましょう。もちろん紫外線対策は忘れずに。
本当にすっぴんで外に出るのは危険
紫外線による日焼けや乾燥などの肌老化に加え、花粉や黄砂の季節は肌が痒くなる方も。
また大気汚染による肌ダメージも無視できません。しかも、紫外線は昔に比べてどんどん強くなっているとも言われています。
いくらすっぴんで過ごしたいからと言って、外出時には最低限日焼け止めだけは塗るようにしてください。
もちろん外出しなくても、日当たりの良い窓の近くで過ごしたり、ベランダに洗濯物を干しに出るときなども注意が必要です。
「少しくらいは平気なはず」と思っていても、肌ダメージは少しずつ蓄積されていますよ。
大人のすっぴん風メイクは基本を疎かにしないことが重要
少々の睡眠不足や日焼け、疲れてメイクをしたまま寝てしまった翌日でも大きなダメージを受けなかった20代は過ぎ去り、肌に悪いことをするとてきめん肌に現れてしまう30代。
大人のすっぴん風メイクには、普段の小さな努力の積み重ねが欠かせません。
またメイクも決してただの手抜きメイクではなく、ベースメイクにこだわりが必要であることがわかりました。
大人のナチュラルなすっぴん風メイクには、基本を疎かにしないことが重要です。
規則正しい生活、適切なスキンケア、こだわりのメイク道具で美しいすっぴん風メイクを演出しましょう。
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