化粧品で目の下のたるみを解消!アイクリームや美容液で目元にハリを
アイクリームや目元用美容液は、目の下のたるみに効果が期待できる化粧品です。目の周りの皮膚はとても薄いため、顔の他の部分よりも念入りにケアをする必要があります。
でも実は、意外と気軽に取り入れることができるアイテムなのです。エイジングケア初心者の方に知っていただきたい、目元ケア化粧品の使い方や選び方などについてまとめました。
Contents
目の下のたるみにはアイクリームや目元用美容液がおすすめ
目の下のたるみが気になる方は、通常のお手入れに目元専用の化粧品を取り入れてみましょう。
初めて使う方でも、ちょっとしたコツがわかれば気軽に取り入れることができます。ここでは、目元用化粧品の種類、使う順序、塗り方について説明していきます。
エイジングケアの一歩!目元用化粧品を取り入れる効果
一般的な朝晩のスキンケアは、クレンジング・洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリームという流れと言われます。
なぜなら、目元は顔の他の部分に比べて格段に皮膚が薄く、乾燥しやすい部分だからです。頬や額などと同じケアでは、保湿もバリア機能も不十分といえます。
目元専用に作られた美容液やクリームは、刺激に弱い目元のクマ・しわ・たるみなどのトラブルにケアができるよう、とても繊細な成分配合で作られています。
目のまわりの皮膚に弾力やハリがなくなると、目の下のたるみが目立ちやすくなります。ハリのある目元にするためにも、目元専用のケアを取り入れるようにしましょう。
目元専用化粧品の種類・・・パック、美容液、クリームの3タイプがある
たるみ、小じわ、くすみ、クマなど、目元はトラブルが出やすいもの。目元のトラブルは見た目年齢を大きく左右します。それだけに、ハリのある目元を求める女性は多いでしょう。
目元をピンポイントでケアできる化粧品には、「目元パック」「目元用美容液」「アイクリーム」などがあります。
- 目元パック
- 貼るタイプのケア用品。目元パックは化粧水や美容液の効果を上げるものです。多くの場合、保湿を目的として使われます。
- 目元用美容液
- 塗るタイプのケア用品。沢山の美容成分が含まれています。水性成分が多く、みずみずしい使い心地です。保湿力は高いのですが、蒸発を食い止めるバリア機能が弱いのが難点です。アイセラムとも呼ばれます。
- アイクリーム
- 塗るタイプのケア用品。たるみやシワなど、期待できる効果に合わせた成分配合がなされています。油性成分が多く、肌に密着して薄い膜を張り、保湿成分の蒸発を防ぎ、美容成分を浸透させることができます。
ただし、商品によってはアイクリームと同じような効果が期待できる目元用美容液もあります。
この記事では、目の下のたるみケアとして人気のある「塗るタイプ」のケアについて取り上げていきます。
目元用化粧品を使う順番・・・タイプによって使う順序が違う
慣れていない美容アイテムは、使い方が難しいとチャレンジするのに少し戸惑ってしまうものです。目元用化粧品は、朝晩のお肌のお手入れにプラスするだけと、とても簡単に使えます。
基礎化粧品は、油分の少ないものから順番に付けていくと効果が高くなります。アイクリームなら仕上げのクリームの前に、目元用美容液なら乳液の前に使うようにしましょう。
ただし、商品により使用順序が決められている場合があります。その際は、商品説明に沿った使い方をするようにしてください。
- 目元用化粧品の使用順序
- 【アイクリーム】
化粧水→美容液→乳液→アイクリーム→クリーム【目元用美容液】
化粧水→美容液→目元用美容液→乳液→クリーム
なお、商品に朝の使用を避けるように記載されている場合は、夜のみに使うようにしましょう。
アイクリーム・目元美容液の塗り方・・・たるみ対策なら目頭から目尻へ
アイクリームの塗り方には、2つの説があります。一つは「目頭から目尻にかけて塗った方がいい」という説、もう一つは「目尻から目頭に塗った方がいい」という説です。
ちなみに、目尻から目頭にかけてアイクリームを塗る方法は、小じわに成分を塗り込むことができるので、「シワ対策」の場合に効果がありそうです。
ここでは、ポーラのB.Aザ アイクリームが提唱しているアイクリームの塗り方をご紹介しましょう。
- 1.適量を出す
- 商品ごとに決められている適量を出しましょう。両目で真珠1~2個分が目安です。
- 2.目のまわり5点に置く
- クリームを上まぶた2点、下まぶた2点、目尻1点の合計5点に置く
【イラスト化画像 1-1】
- 3.目頭からこめかみに向かって、薬指で優しく塗る
- 人差し指で塗ると余分な力は入りやすく、摩擦が生じて色素沈着を起こす可能性があります。
薬指を使い、たるみを少し引き上げるようなイメージで、目頭からこめかみに向かって優しくなじませていきましょう。
- 4.温めた指先で目を覆い、クリームを密着させる
- 指先を温めてから、指先全体で目元を包むようにしてクリームを密着させましょう。
【イラスト化画像 1-2】
デリケートな目元のケアは、とにかく優しいタッチで行うことが大切です。薬指でそっと馴染ませる感覚を身につけましょう。
目元用化粧品の選び方・・・有効成分や購入時の確認事項
目元用化粧品には多くの商品があり、聞き慣れない成分表示に頭を悩ませてしまい、どのように選んだらよいかわからなくなりますよね。
ここでは、商品を選ぶ際の知識として役立つ、「目の下のたるみに効く成分」と「購入時に確認しておきたいこと」をまとめました。
目の下のたるみに効果が期待できる5つの成分
アイクリーム、目元用美容液として目の下のたるみに効果が期待できる成分は次の5つです。
- プラセンタ・・・動物由来のプラセンタに含まれる成長因子が、コラーゲンの生成を促進する。
- レチノール・・・真皮内の線維芽細胞を活性化させるほか、古い角質を取り除きターンオーバーを正常化させる。
- 機能性ペプチド・・・肌細胞を再生する作用があり、アンチエイジング成分として高い効果がある。
- セラミド・・・最強の保湿成分と呼ばれ、角質に浸透しバリア機能を高める。
- ビタミンC誘導体・・・アミノ酸からコラーゲンを作り出す働きをする。
中でも、プラセンタ、レチノール、機能性ペプチドは、真皮層の線維芽細胞を活性化させてコラーゲンの生成を促す、たるみ改善効果の高い成分です。
肌トラブルを防ごう!購入前に確認しておきたいこと
目元用の化粧品は、目のまわりの敏感な部分に使うものなので、いつも以上に商品選びは慎重に行いたいものです。
トラブルを避けるためにも、成分以外に次の点を確認しておきましょう。
- 低刺激・・・敏感肌でも使えるような成分構成になっているものがおすすめ。
- のびが良い・・・固すぎるテクスチャーだと、塗るときに皮膚をこすってしまい、トラブルの元になります。
- 肌馴染みがよい・・・べたついてしまうタイプは、上からメイクを重ねるときにヨレやすくなります。
- トライアルセットがある・・・お試しで使うことで肌との相性を確認できます。
目元用化粧品の値段!プチプラから大手メーカーまでピンキリ
現在販売されているアイクリームや美容液には、数万円もするものからプチプラと呼ばれるものまで沢山の商品があります。
それぞれの特徴をみていきましょう。
プチプラコスメ・・・ドラッグストアなどで購入できる低価格の目元化粧品
プチプラアイテムは、ドラッグストアなどで気軽に購入することができ、目元たるみケア初心者や、予防のために目元用の化粧品を使いたいと考えている方にオススメです。
値段は1000円前後と低価格ですが、プラセンタやレチノールなどエイジングケアに有効な成分が配合されているアイテムも沢山あります。
ただし、価格相応の成分配合量であり、目の下のたるみへの高い効果が期待できるとは言い切れません。
目元の保湿には効果が期待できるので、肌のハリや弾力アップには役立つでしょう。目元の乾燥が気になる方にとっての、エイジングケアの第一歩になります。
また、中身がたっぷり入ったものが多く、量を気にせずに毎日使うことができます。コスパ重視で選ぶ方も多いようです。
通販コスメ・・・ネット通販なら高品質商品をお値打ちに購入できる
目元専用の化粧品は、相当な研究がなされており、成分も慎重に選ばれているため、値段が高くなる傾向にあります。
ネットだけで販売している通販コスメは、2000円~3000円という手頃な値段で高品質な商品を購入できる、という点が人気の秘密です。
通販コスメは広告費用を抑えて高品質な商品を提供しています。各メーカーは使用者の口コミに頼っているため、品質は絶対に落とせないのです。
購入前に現物を確認できない点がデメリットとなりますが、返金保証をつけて使用後に効果を実感できなかった場合の対応をしっかりしているところが多いです。
通販コスメを選ぶ場合には、そのメーカーが研究所を持っているかを確認しましょう。研究所があれば、品質・安全性・効能などを厳しくチェックしています。
大手メーカーコスメ・・・店舗やネット通販で販売。価格は高めのものが多い。
大手化粧品メーカーのコスメは、広告費がかかっているので値段が高くなりますが、品質がしっかりとしているものが沢山あります。
これらの商品は価格の安いものに比べ、「目の下のたるみ」への効果を謳っているものが多いのが特徴です。
値段は3000円以上するものが多く、中には2万円を超えるものまであります。高額ですが、値段に見合った成分配合であり、研究が重ねられた商品ばかりです。
いずれも、リフトアップ成分や線維芽細胞に働きかける成分など、各メーカー独自の成分を配合することで、目の下のたるみに効果が期待できる商品となっています。
大手メーカーのコスメは、美容に詳しい方や最高品質のアイクリームを求めている方にオススメです。
眼輪筋トレーニングの前にも目元用化粧品で保湿!
目の下のたるみには、表情筋トレーニングやツボ押しなどが効果があるといわれます。しかし、乾燥してガサガサになってしまった目元には逆効果になってしまう場合があります。
どんな対策もまずは保湿をしてから行いましょう!特に、たるみに効く成分が入っている目元用化粧品なら保湿+αの効果が期待できます。
ただし、目元のたるみを短期間で完全に無くすことができるわけではありません。化粧品での表面ケア、眼輪筋トレーニングでの筋力アップを続けましょう。
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