目の下のたるみに効くツボ押し!8つのツボと効果を上げるためのコツ
東洋医学において、ツボ押しは血行を促進し、美容や健康に効果があると考えられています。目の下のたるみに効くツボを押すと、目元のくすみが消え、顔色がワントーン明るくなります。
ツボ押しは道具も不要でお金がかからず、自分の好きなタイミングで行うことができます。ぜひみなさんもチャレンジしてみてください!
Contents
目の下にきくツボを押すと得られる効果
美顔効果があるといわれる美容鍼も、ハリを使ってツボを刺激することで皮膚や筋肉に直接働きかけ、シワやたるみなどに効果をもたらす方法です。
目のたるみに効く8つのツボ!場所と押し方
ツボは全身に360あると言われ、顔だけでも60以上のツボが集まっています。目の下のたるみに効くツボには、どのようなものがあるのでしょうか。
また、ツボによって効果的な押し方も変わってきます。目の下のたるみに効くツボの位置と押し方についてまとめました。
眼精疲労・顔の血流改善・むくみ解消に効果があるツボ一覧
目の下のたるみが気になるときは、次のような効能のあるツボを押すと効果的です。
- 目のまわりの血行をよくするツボ
- まぶた全体のたるみを解消するツボ
- 眼精疲労に効果のあるツボ
眼精疲労や顔の血流改善、むくみ解消などに効果があるツボには、次のようなものが挙げられます。目のまわりに沢山のツボが集まっているのがわかりますね。
- 眼精疲労や顔の血流改善・むくみ解消などに効果があるツボ
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目のまわりにあるツボ 球後(きゅうご)、承泣(しょうきゅう)
四白(しはく)、太陽(たいよう)
攅竹(さんちく)、瞳子りょう(どうしりょう)
睛明(せいめい)、魚腰(ぎょよう)下唇のすぐ下にあるツボ 承漿(しょうしょう) 首の後ろにあるツボ 天柱(てんちゅう)、風池(ふうち) 耳たぶにあるツボ 眼点(がんてん) 手にあるツボ 合谷(ごうこく)
次の章からは、目の下のたるみに高い効果が期待できる「目のまわりにあるツボ」を8つご紹介しましょう。
1.球後(きゅうご)
血液やリンパの流れを整え、むくみを解消する効果があるツボです。腫れぼったく重いまぶたをスッキリとした印象にします。
- ツボの位置
- 目尻から骨にそって指1本分下がったところ。
- 押し方
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- 人差し指の腹を使います。
- 「球後」のツボに指をのせ、目尻に向かってやさしく小刻みに軽くはじくように押しましょう。
- 5回ほど繰り返します。
2.承泣(しょうきゅう)
目の下のうっ血を改善する効果のあるツボです。疲れ目に即効性があり、たるみやむくみ、クマを改善してハリのある目元に導きます。
また、たるみの原因の一つとなる胃腸の不調が改善でき、若返りにとても効果的とも言われています。
- ツボの位置
- 黒目から真下に下がり、骨とぶつかったところ。
- 押し方
- 指の腹を使い、「5秒押して離す」を3~5回繰り返します。押し方が強すぎたり、乱暴に押すと目を傷つける恐れがあります。薬指や人差し指を使ってそっと押しましょう。
3.四白(しはく)
承泣のすぐ下にあるツボ。目の下のたるみ、むくみ、クマ、疲れ目の改善に効果が期待できます。押したときに痛みを感じる場合は、顔がむくんでいるかもしれません。
また、顔全体の血行を良くすることができるので、小顔効果が期待できます。
- ツボの位置
- 黒目の真下のにある骨の縁から、指1~1.5本ほど下がったところにあるくぼみ。
- 【押し方】
- 人差し指の腹を使い、「5秒押して離す」を3~5回繰り返します。場所がわかりにくい場合は、骨の上を優しく上下に滑るように指でなぞるとわかりやすいです。
4.太陽(たいよう)
古くから中国では、このツボを押していれば様々な目の病気が予防できるとして「医者殺しのツボ」とも呼ばれていたそうです。
新陳代謝を促し、目のまわりのむくみや眼精疲労を解消します。また、頭痛にも効果のあるツボです。
- ツボの位置
- 目尻から約指2本分のところにあるくぼみの部分。奥歯を噛み合わせると動く部分です。
- 【押し方】
- 人差し指や中指の腹を使って、もみほぐすようにします。ついつい力が入りやすい部分ですので、力加減を調整しながら行ってください。
5.攅竹(さんちく)
目のまわりの血行を改善。眼精疲労の改善に効果があるので、パソコンやスマホ作業が長時間続いたときにおすすめ。
目のまわりのたるみ、クマ、顔のくすみ、目尻の小じわに効果が期待できます。
- ツボの位置
- 眉頭の内側のくぼみ。
- 【押し方】
- 親指の腹を使って、下から上に持ち上げるように押します。左右同時に「5秒押しては離す」を3回繰り返します。
6.瞳子りょう(どうしりょう)
疲れ目、かすみ目に効果が期待できる。目のまわりのたるみのほか、目の充血、クマ、肌の乾燥、肌荒れ、目尻の小じわに効果的。
- ツボの位置
- 目尻の少し外側、骨のくぼみにある部分。太陽のツボよりも目尻に近いところにあります。
- 【押し方】
- 中指の腹で左右同時に押しましょう。「5秒押して離す」を3回ほど繰り返します。
7.睛明(せいめい)
「長時間のデスクワークのあとにメガネを外して目頭を押さえる」というシーン、ドラマなどでもよく見かけますよね。そのときに押さえるツボです。
目の下のたるみ、充血、むくみの解消に効果があります。眼精疲労に効果があるので、パソコン作業を長時間したときにもおすすめです。
また、涙点の詰まりを解消する効果があり、役目を終えた涙の排出を促します。
- ツボの位置
- 目頭のやや上にあるツボ。涙の排泄口である「涙点」の近くにあります。
- 【押し方】
- 片手の親指と人差し指、もしくは両手の人差し指や小指を使って、ジワーっとはさむように押します。
このとき、眼球がある方に力をかけないようにしましょう。鼻筋に向かって押すのがポイントです。
8.魚腰(ぎょよう)
外眼筋の血の巡りをよくし、目のまわりのたるみやむくみを解消します。また、肌のハリと弾力を高めて、若々しいふっくらとした目元に導きます。
- ツボの位置
- 眉毛の中心にあるツボで、鏡で見ると黒目の真上にあります。別名「眉中」と呼ばれ、触ると少しヘコんでいます。
- 【押し方】
- 親指を使い、眉の真上からまっすぐに押すようにします。骨の奥には指を入れないようにしましょう。
この部分を押すと、眼球や脳に響くような感覚があります。目が疲れていると、痛みを感じるかもしれません。痛みを感じない程度に押さえるようにしましょう。
有名化粧品メーカーが紹介しているツボの効能を取り入れた美容法
目のまわりのツボ押しをするときは、一ヶ所ずつ押していくよりも、連続でいくつかのツボを刺激していくとやりやすいものです。
ここでは、化粧品のPOLAが紹介している美容法と、DHCが目もとのたるみに役立つ方法として紹介しているツボ押し方法をご案内します。
【POLAで紹介】目元のハリが高まるケア方法
- 親指で眉頭の下と目頭の下にある骨のくぼみを、優しく押さえます。〔攅竹、晴明のツボ〕
- 人差し指、中指、薬指の3本の指の腹を使い、眉の上をクルクルと優しくほぐします。〔魚腰のツボ〕
- 目尻を引き上げるように、こめかみを軽く押さえる。〔太陽、瞳子りょうのツボ〕
美容成分の効果とツボへの刺激が相乗効果を生みだし、リフトアップ感が高まります。
【DHCで紹介】目もとのたるみに役立つツボ押し法
- 目の下の「目頭」「中央」「目尻」の3ヶ所を優しく押す〔承泣、四白、球後のツボ〕
- 眉頭のすぐ下~中央~眉尻の3ヶ所を押し上げるように押す〔攅竹のツボ〕
- 両手を握って眉にあて、ほぐすように動かします。〔魚腰のツボ〕
ホットタオルで目元をリラックスさせてから行うのもオススメです。パソコン作業の後、就寝前などに取り入れてみてくださいね。
ツボ押しを行う際の注意点4つ
ツボ押しは適切に行わないと逆効果になってしまいます。ここでは、ツボ押しの4つの注意点をご紹介します。
- 1.自分のツボの位置を知ろう
- ツボの場所は人によって微妙に違います。まずは、自分のツボの場所を見つけて覚えましょう。ツボは骨のくぼみにあることが多いです。
- 2.ツボ押し前にまず保湿!
- 目のまわりのツボ押しは、アイクリームなどで十分に保湿をしてから行いましましょう。
- 3.ゆっくりと適度な強さで押しましょう
- ツボを押すときは、そのツボに合った指を使い、適度な強さでゆっくりと垂直に押してください。押す時間は3秒程度が目安です。5秒以上押さないようにしましょう。
少しずつ息を吐きながら力を加え、離すときは息を吸いながら徐々に力を抜くのがコツです。
特に目のまわりはデリケートな部位ですから、乱暴に行うのは危険です。皮膚を引っ張るように力をかけるとたるみが悪化する恐れがありますので気をつけましょう。
- 4.体調と相談して行いましょう
- ツボ押しは、体調によって感じ方が違うといいます。体に刺激を与えてしまうため、熱があるとき、ケガ・病気をしているとき、お酒に酔っているときはやめましょう。
また、ツボ押しを行って気分が悪くなったときや痛みが発生した場合、妊娠中の場合には、お医者様に相談するようにしましょう。
ツボ押しはスグに始められる美容法
ツボは押すと気持ち良く感じるものです。スマホやパソコンの普及により、私達の目は想像以上に疲れています。
画面をじっと見つめている間は瞬きが減少し、目元の血流が悪くなりますので、クマやたるみの原因となってしまいます。
ぜひ目のまわりの8つのツボ押しを取り入れて、毎日の目の疲れを溜めないようにしましょう。
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