ダイエット中のドレッシング、3つのポイントで正しく選び効率アップ!
ダイエット中の定番メニューと言えば、サラダです。お肉やお魚も楽しみつつ、カロリーダウンのために野菜中心で…なんて、気を使っている方も多いのではないでしょうか。
栄養豊富でカロリー低めのサラダ野菜は、確かにダイエットの味方です。
ダイエット中のドレッシング使用で気を付けたいポイントと、太りにくいドレッシング選びのコツ、市販品はちょっと…と思ったときの手作りレシピを紹介します。
Contents
ドレッシングのカロリーは意外と高い!かけ過ぎは厳禁
野菜を中心にしたサラダのカロリーは、微々たるもの。女性の美と健康を守るための強い味方と言えるでしょう。
とはいえ、野菜そのものの味が苦手だったり、味に飽きてしまったり…。ドレッシングをかけて変化を楽しみたい!と思うものですよね。
ダイエット中は、このドレッシング選びの方法にもコツがあります。
というのも、油分や糖質などがたっぷりと含まれているドレッシングは、意外と高カロリーな食品。「ほんの少しだけだから」という油断が、ダイエット中のあらゆる努力を無駄にしてしまう可能性も高いのです。
以下の表は、ドレッシングの中でもカロリーが高くダイエットには向いていないと言われるものの例です。
ごまドレッシング | 62キロカロリー |
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フレンチドレッシング | 61キロカロリー |
シーザーサラダドレッシング | 71キロカロリー |
マヨネーズ | 105キロカロリー |
上記の表は、全て大さじ1(約15グラム)のカロリーとなっています。
ほんの一口大のドレッシングでこれだけのカロリーを摂取してしまうわけですから、ドレッシングのかけ過ぎには注意が必要です。
ダイエット中のドレッシング、賢く選ぶためのポイント3つ
では、ダイエット中でも安心して使えるドレッシングを選ぶためには、どのようなポイントを意識するべきなのでしょうか。
賢く選ぶためのポイントは、以下の3つです。ぜひ普段使っているドレッシングと、比較検討してみてください。
カロリー重視なら「ノンオイルタイプ」
ダイエット目的で「とにかくカロリーが低い方が良い!」と考える方は、ノンオイルタイプのドレッシングを選ぶのがオススメです。
油分をカットしていますから、ごくあっさりとヘルシーに食べられます。糖質が低い物を選べば、糖質制限ダイエット中でも安心して口にすることができるでしょう。
あっさりとしたノンオイルタイプのドレッシングには「和風テイスト」が多く、和食との組み合わせも抜群です。普段の生活の中にも取り入れやすいでしょう。
- リケンのノンオイル 青じそ(理研)
- しょうゆと醸造酢をベースに、青じその豊かな風味をプラスした爽やかな人気ドレッシングです。サラダ以外にも、パスタや冷ややっこなど、あらゆる場面で活用できます。
- ノンオイル大根おろし(キューピー)
- 大根おろしをメインにしたドレッシングで、定番のサラダ以外にも、温野菜やお肉、お魚など、あらゆる料理に組み合わせることができます。食材に合わせてアレンジしやすいので、これ一本で飽きずに続けられます。
- ノンオイル4種のチーズ(キューピー)
- ノンオイルと言えばさっぱり系というイメージも強い中で、コクとまろやかさを楽しませてくれるのがこちらのドレッシングです。チーズを使いながらも、カロリーはダウン。大さじ1あたり15キロカロリーを実現しています。
バリエーションも豊かなので、いくつか用意して、料理や気分によって使い分けるのもオススメ。ダイエット中の気分転換にもなりますよ。
良質な油は女性の美を応援してくれる!
カロリーダウンのためには「油分をカット」するのがもっとも効果的ですが、油分の全てがダイエットの敵!というわけではありません。
ドレッシングに使われている油が良質なものであれば、むしろ積極的に摂取した方が良いケースもあります。
ダイエット中にも積極的に摂取したい「良質の油」には、以下のようなものが当てはまります。
- オリーブオイル
- エゴマ油
- 亜麻仁油
オリーブオイルには抗酸化作用と悪玉コレステロール値を下げる効果が、エゴマ油にはアレルギー症状の緩和効果、そして亜麻仁油には美容に嬉しい効果があるとされています。
またこれらの良質なオイルを野菜と一緒に摂取することで、野菜に含まれるビタミンの吸収率もアップします。
野菜とセットで摂取するドレッシングに良質な油分が含まれていれば、両者の相乗効果で、ダイエットにも健康にも嬉しい効果が期待できると言えるでしょう。
- オリーブドレッシング たまねぎ(日清オイリオ)
- 良質のエキストラバージンオリーブオイルとタマネギをメインに作った風味豊かなドレッシングです。スーパーなどでは市販されておらず、ネット通販限定アイテムとなっています。製造から90日以内が賞味期限となっています。
- 亜麻仁油ドレッシング 柚子たまねぎ(亜麻の里)
- 北海道産の亜麻仁油を100%使った、良質なドレッシングです。柚子とたまねぎで風味をアップ!美味しい食生活の中から、ごく自然に健康とダイエットに取り組むことができるでしょう。
- えごま油100%和風ドレッシング(筑前たなか油屋)
- えごま油を100%使って作られたドレッシングで、ダイエットと共にアレルギー対策にも取り組みたい方にオススメです。タマネギや醤油、オリーブを使って和風に仕上げているため、日常の食卓で大活躍してくれます。
添加物にも注目してみて
ドレッシングの中には、食品添加物を多く配合しているものもあります。
- 風味をアップするため
- コクを出してうまみを伝えるため
- カロリーを効率よくダウンするため
健康志向が高まっている今、「ノンオイル」や「低カロリー」という言葉には、つい惹かれてしまいがちですよね。
しかし実際には、「カロリーを抑えた分、糖分をたっぷりと添加していてダイエット効果が薄い」なんて品物もあるので注意する必要があります。
ドレッシングの風味や食べ応えについては、「添加物」ではなく「自然にある食材」を使って工夫しているものを選ぶのがオススメ。
ドレッシングにどのようなものが含まれているのかは、ドレッシング裏のラベルを見ると記載されています。購入前にはぜひチェックしてみてください。
- 塩ぬき屋 食塩不使用ドレッシング(無塩ドットコム)
- 塩はもちろんのこと、各種添加物や化学調味料もゼロで仕上げたドレッシングです。トマトやレモンを使って風味付けされていますから、大人から子どもまで、安心・安全に食べられます。
- おふく楼 有機人参ドレッシング(味千汐路)
- 有機人参をメインにして、さまざまな野菜を採り入れたドレッシングです。野菜類との組み合わせバランスが良いのはもちろん、食べ応えもあるので、野菜をメインに楽しみたいときにもオススメです。
自家製ドレッシングは低カロリーで経済的!オススメレシピ
ダイエットに最適なドレッシングは、「市販品を購入する」だけではなく、「自分自身で作る」のもオススメです。
手作りドレッシングには、以下のようなメリットがあります。
- 何が入っているのか、目で見て確認できる
- 好みに合わせてアレンジできる
- 市販品と比較して、経済的である
いくつかの材料を組み合わせて、ささっと混ぜるだけで出来上がる点も、手作りドレッシングの魅力です。オススメレシピを紹介します。
オニオンドレッシング
- タマネギ 1/2個
- 酒 大さじ1/2
- みりん 大さじ1/2
- しょうゆ 大さじ2弱
- 米酢 大さじ2弱
- ショウガ 少々
- タマネギをみじん切りにして、そのほかの材料と混ぜ合わせる
- 電子レンジで3分加熱する
酒やしょうゆ、ショウガの量は、好みに合わせて調節してもOKです。
余った分は、冷まして密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。7日~10日ぐらいは、味の変化を楽しみながらおいしく食べられます。
ヨーグルトドレッシング
- ヨーグルト 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- 酢 大さじ1
- 白ゴマ お好みで
全ての材料を、小さめのボウルで混ぜ合わせるだけで出来上がり。最後に加えるゴマが、豊かな風味をプラスしてくれます。
ヨーグルトならではのさっぱり感が楽しめると共に、腸内環境を整える効果も期待できます。便秘改善と共に、ダイエット成功を目指していきましょう!
豆乳ゴマドレッシング
- 豆乳 大さじ1.5
- 味噌 大さじ1/2
- 酢 大さじ1/2
- 白ゴマ 適量
豆乳と味噌、酢を入れて混ぜ、最後に白ゴマを加えて完成です。味噌がダマにならないよう注意しましょう。
ダイエット中でも、「少しはこってりとした風味のものが食べたい!」なんてときもありますよね。こんなときにも、豆乳と味噌のコクが満足感を与えてくれます。
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ドレッシングを味方につけて、ダイエットを楽しもう!
少量だからいいや!なんて気を抜きがちなドレッシングですが、実は意外と高カロリーな食品です。意識して選ぶことで、ダイエット効果も高まるでしょう。
気に入ったものが見つからないときには、ヘルシーで安心な「手作りドレッシング」も検討してみてくださいね。
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