病院でできるまつ毛の育毛!セルフケアだけで諦めないで
まつ毛の抜けが気になり始めたとき、「自分でなんとかしなくちゃ!」と焦る方も多いはずです。美容液やつけまつげにマツエクなど…様々な方法で改善を目指すことでしょう。
しかし残念ながら、あまり効果が出ないことも…。さらにそれだけではなく、どんどん抜け毛が進行してしまうこともあります。
こんなときでも、どうか諦めないでください。病院で受けられるまつ毛の育毛治療について、具体的な方法や受けられる病院など、女性を助ける情報をまとめます。
Contents
まつ毛が少ない…!「まつ毛貧毛症」かもしれません
まつ毛貧毛症とは、まつ毛のボリュームが少なかったり細かったり、抜け毛が多かったりする状態を示します。
先天的にまつ毛が短い人もいれば、年齢を重ねるごとにまつ毛の劣化が気になる方もいるでしょう。どちらの場合でも、「自分のまつ毛が不足している」と感じたら、まつ毛貧毛症の可能性があります。
まつ毛貧毛症は、医師の治療の対象となります。病院でまつ毛の育毛をスタートさせるときには、このまつ毛貧毛症に該当するかどうかが一つのポイント。
まずは自分のまつ毛の状態をチェックしてみてください。
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病院での育毛…カウンセリングと投薬治療がメイン!
もしもまつ毛貧毛症と診断されたら、病院で具体的にどのような治療を受けられるのか、気になるところです。病院で受けられる二つの育毛治療内容について、説明します。
生活習慣改善に向けたアドバイス
「まつ毛が抜ける」という症状の裏には、さまざまな原因が潜んでいます。単純に「老化」というケースもありますが、それだけとは限りません。
たとえば食生活の乱れや睡眠不足は、まつ毛が抜けやすく、育ちにくい環境を作り上げてしまいます。ストレスが原因で、まつ毛がなくなるケースも少なくありません。
また、間違ったクレンジング方法やマツエクが、まつ毛の劣化スピードを速めている可能性も。抜けるのを防ぐためには、まずこれらの原因を改善することが大切なのです。
毎日の生活の中で、どんな習慣がまつ毛にとって良くないのか、正確に把握している方は少ないでしょう。だからこそ、専門家である医師からアドバイスを受けることは重要なポイント!
まつ毛ダメージを防ぎ、健康で美しいまつ毛を育てるための土台作りにつながります。
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まつ毛を伸ばすための薬を処方
医療機関で育毛治療を受ける際の、もう一つの大きな柱となるのが「処方薬」です。まつ毛貧毛症には、まつ毛貧毛症を改善するための薬が開発されています。
グラッシュビスタは、医療用のまつ毛育毛剤で、まつ毛貧毛症の治療薬として広く利用されています。
もともとは緑内障の薬として使われていましたが、ビマトプロストという成分にまつ毛を濃く長くする効果があることがわかり、改めてまつ毛貧毛症用の薬として認可されました。
医師の処方箋がなければ入手できない医薬品だからこそ、効果は抜群!多くの患者さんが、この薬で悩みを解決しています。
医師のもとでまつ毛の育毛にチャレンジするなら、両方をバランスよく取り入れることを忘れないでください。
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まつ毛の相談ができる病院は皮膚科や内科がメイン
まつ毛貧毛症かもしれない…積極的な治療を検討したい!と思ったときに、「いったいどの病院の何科を受診すれば良いのだろう」と悩む方も多いはずです。
受診できる病院探しのコツを紹介します。
かゆみやアレルギーが気になる場合は皮膚科、アレルギー科
まつ毛貧毛症になってしまう原因の一つが、アレルギー体質です。アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を持っている場合には、皮膚科やアレルギー科で診察を受けると良いでしょう。
アレルギー症状の緩和や改善と共に、まつ毛の状態もチェックしてくれます。
まつ毛が少なくする原因にアプローチしながら育毛することで、より素早く効果を実感できます。
目に異常があるときは…眼科がおすすめ
コンタクトを使用していたり、目のかゆみが強かったり…。こうした場合には、眼科でまつ毛の相談をするのがオススメです。
なぜ目元のかゆみが強くなっているのか、目の異常をチェックした上で、まつ毛の状況を改善するためのアプローチができます。
原因不明…よくわからないけれどまつ毛が抜けるなら内科をチェック!
もしアレルギーや目に異常を感じないのであれば、内科で相談してみてください。
内科では、全身の状態や生活環境、さらにホルモンバランスの面から、まつ毛が抜ける原因を探ってくれます。
特にホルモンバランスの乱れは、自分自身で気付くことが難しいポイントでもあります。不安なことがあれば、まずは内科を頼ってみると良いでしょう。
なかなか効果を実感できないときは形成外科も
医師の指示のもとで治療を進めてもなかなか効果が現れない場合には、形成外科を受診するという方法もあります。
形成外科におけるアプローチは、まつ毛の毛根にアプローチするもの。自分の髪を移植してまつ毛を作ることも可能です。
決して簡単な治療ではありませんが、他に方法がないときにはまずは相談してみると良いでしょう。
気になる科を絞り込んだら、まつ毛に関する相談を積極的に受け入れてくれるかどうか、確認してみてください。
病院でのまつ毛育毛、気になるデメリット3つ
セルフケアに限界を感じてしまったとき、専門医のもとで育毛を進めていけることに、期待感を抱く方は多いはずです。
しかし残念ながら、病院でのまつ毛育毛にもデメリットは存在しています。実践前に知っておきたい3つのデメリットをまとめます。
コストがかかる!
病院でまつ毛貧毛症と診断されても、まつ毛貧毛症の治療は自由診療となります。保険は適用されません。
たとえば、グラッシュビスタを処方してもらう際の費用は、1本あたり約1万円です。2カ月分が入っています。
グラッシュビスタは、使用を中止すると徐々に元の状態に戻っていくと言われていますから、華やかな目元をキープするためには、使用を続けなければいけません。
育毛剤の副作用
医師の下で治療を受ける最大のメリットは、処方薬を使えること。しかし残念ながら、処方薬も万能ではありません。
効果が高い分副作用も報告されており、色素沈着やまぶたのくぼみ、黒目の色が濃くなることなどが挙げられます。
また、早産や流産のリスクも否定できないとされています。使用する際には、充分な注意が必要となります。
効果は100%ではありません
まつ毛貧毛症は、残念ながら医師の診察のもとで治療を続けても、100%効果が出るというわけではありません。
高い費用と手間や時間をかけても、効果が実感できない人がいるのも事実です。コストや通院の手間を考えると、これもデメリットと言えるでしょう。
どんどん抜けるまつ毛…放置する前に一度相談をしてみよう
まつ毛が抜けてしまう原因はさまざまですが、何が原因なのか、自分でもよくわからないこともあるでしょう。
原因が特定できないまま放置すると、どんどんまつ毛抜けが進行してしまう可能性も。原因がわからないこそ、まずは一度医療機関を受診してみるのもオススメです。
医師のアドバイスを元に生活習慣を改善し、処方薬で治療を続ければ状況が改善するかもしれません。
まずは自分に合うクリニック探しから、一歩踏み出してみてください。
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