保険は適用なの？老け顔のクマに効果的な皮膚科治療の内容と費用

目元のクマを治療する際には、専門の医療機関として美容皮膚科で診療を受けることが出来ます。

クマ解消を美容皮膚科で行う場合はどのような治療法が行われるのでしょうか。

目の下のクマの治療内容と保険適用の有無、費用の目安やメリット、デメリットについて詳しく見ていきましょう。

美容皮膚科の治療は基本的に保険適用外

クマの治療で美容皮膚科に行く前に注意しておくこととして、クマは病気ではないためクマのみの治療であれば保険適用外となる点に留意しましょう。

保険適用外の治療はクリニックごとに自由に料金を設定できるので、医療機関によって費用にばらつきがあります。

予算との兼ね合いや、実際に病院で説明を受ける際に気になる点を相談できるかどうか、安心して治療してもらえる病院かどうかなどを総合的に判断してクリニックを決めましょう。

体調不良によるクマについてはこちらでも確認できますよ。

クマに対して行われる美容皮膚科の治療

クマに対しての治療方法は、治療したいクマの種類や原因をカウンセリングや問診などで特定して希望を聞きながら決められていきます。

美容皮膚科では、メスを使わずに注射による成分注入や高周波治療、レーザー治療などによってクマを治療していきます。

また、塗り薬の処方や血行不良が原因の青クマに対しては内服薬やサプリメントを出してくれる場合もあります。

美容皮膚科での治療は医療機関によって取り扱い内容に差がありますが、ここでは代表的な治療方法について、費用の目安とメリット、デメリット、リスクを合わせて見ていきましょう。

眼窩脂肪溶解注射

黒くまの主な原因となっている眼窩脂肪による膨らみを解消するため、脂肪溶剤を直接脂肪層に注射することによって脂肪を除去する治療方法です。

ヒアルロン酸注入

目の下がくぼんだりたるみが生じたりすることでクマが出来てしまっている場合に有効な治療法で、目の下のくぼみにヒアルロン酸を注射して肌表面を持ち上げ、肌のハリを復活させてクマを目立たなくします。

美容皮膚科だけでなく美容外科でも取り扱いのある場合もあります。

レーザーピーリング（ジェネシス）

皮膚にレーザーを当てる刺激でコラーゲンの生成を促し、血行不良の改善や肌のハリの改善を期待する治療法で、主に黒クマ、青クマに効果があります。

高周波治療（テノール）

美肌治療やアンチエイジング治療でも用いられる高周波機器を使って肌の深部を温め、代謝を上げて血流やリンパの流れを促進し、血行不良が原因となる青くまを解消する方法です。

クマの治療と同時にコラーゲン生成促進効果やターンオーバーの促進効果など、クマ以外にも様々な美容のアプローチが期待できます。

PRP（自己多血小板血漿）療法

自分自身の血液から血小板のみを抽出した物を注射し、細胞の成長因子に働きかけて皮膚そのものをを再生する治療法で、クマのタイプにかかわらず効果が期待できます。

美容皮膚科だけでなく美容外科でも取り扱いのある場合もあります。

美容皮膚科の治療は信頼できる場所で行おう

美容医療は比較できる情報が少ないため、トラブルにならないためにも必ず出来る限りのリサーチを行って知識を身に着け、病院を選ぶようにしましょう。

美容皮膚科でのクマの治療は、医療行為である分効果も絶大ですが、その分リスクがあることもしっかり理解した上で、自分の肌の健康は自分で守る意識でカウンセリングに臨むのが理想的です。

まずはホームケアで色々と試してみることをおすすめします。まずは自分のクマの種類を知ること、そして色々なアイテムで試してみることです。

それでも効果が見られず何とかしたいと悩んでしまう…そんな時はホームケアに比べて敷居が高い美容皮膚科ですが、自分自身の若さを取り戻し、これからの生活の糧になるのであれば、選択肢に加えてみても良いのではないでしょうか。

そして、治療を受ける際には信頼のおけるクリニックの医師に、納得のいくまで説明を受けてから施術を受けることをお勧めします。

美容外科の治療法についてはこちらの記事に詳しく載っています。