発酵玄米はスーパーフード!栄養素の秘密と玄米嫌いにもオススメの理由
各種メディアで活躍する芸能人やモデルさんたちが、積極的に取り入れていることでも知られる発酵玄米。別名、酵素玄米とも呼ばれています。
なんとなく体に良さそうだけど…どのようなものなのかわからずに、不安!なんて感じている女性たちも多いのではないでしょうか。
発酵玄米(酵素玄米)とはどのようなもので、具体的にどのような栄養素を含んだ食品なのでしょうか。白米との違い、そして気になる玄米との違いについて、また自分で作るのが面倒な方にオススメの方法を紹介します。
玄米を発酵させて作るのが「発酵玄米」の特徴!
白米よりも体に良いとされているのが「玄米」です。精米される前の「もみを取っただけ」の状態の米で、お米に含まれている栄養が失われていないという特徴があります。
とはいえこの玄米にも、主に「食べやすさ」という点に関して問題はあるもの。この問題を解決し、さらにパワーアップさせるために生み出されたのが「発酵玄米」なのです。
発酵玄米は、その名前のとおり玄米を発酵させて作ります。材料は玄米と小豆、そして少量の塩のみ。
炊飯器や圧力鍋で炊き上げたあと、炊飯器の保温機能や保温機能のついたジャーで3日ほど保管することで発酵させて出来上がります。
関連記事:酵素玄米は美容・ダイエットの強い味方!炊飯器レシピと注意点も
玄米が苦手な人にこそオススメ!
発芽玄米をオススメしたいタイプとしては、「玄米が苦手な人」が挙げられます。玄米が苦手な理由は人それぞれですが、以下のような理由を挙げるケースが非常に多いです。
- ぼそぼそしていて食べにくい
- 消化吸収ができず、お腹を壊してしまう
玄米を発酵玄米にすることで、食感はぼそぼそから「モチモチ」へと変化します。また酵素の力を加えることで、消化吸収がしやすいという特徴もあるのです。
これまで玄米に対して抱いていたストレスを解消した上で、「玄米」と「酵素」それぞれのパワーを吸収できるでしょう。
白米、玄米との違いは栄養素と酵素!
発酵玄米を食べる際に、気になるのが白米や玄米との違いについてです。それぞれについて、わかりやすく解説していきます。
白米と玄米の違いは、ズバリ栄養素!
白米と玄米の違いは、ズバリ栄養素にあります。以下の表は、100グラム当たりの白米と玄米、それぞれに含まれる栄養素を比較したものです。
白米 | 玄米 | |
---|---|---|
エネルギー | 356kcal | 350kcal |
カリウム | 88mg | 230mg |
カルシウム | 5mg | 9mg |
マグネシウム | 23mg | 110mg |
鉄 | 0.8mg | 2.1mg |
ビタミンB1 | 0.08mg | 0.41mg |
ビタミンB2 | 0.02mg | 0.04mg |
ビタミンE | 0.1mg | 1.2mg |
食物繊維 | 0.5g | 3.0g |
白米と玄米では、エネルギー量にほとんど違いはありません。しかしミネラルやビタミン、食物繊維は、白米よりも玄米の方がはるかに多く含まれていることがわかります。
食物繊維は、便秘予防や解消に役立ってくれます。継続摂取することで、ダイエット効果や美肌効果へつなげていくこともできるでしょう。
また注目すべきは、「若返りのビタミン」とも言われるビタミンEの含有量です。玄米に含まれるビタミンEは、なんと白米の12倍にも及びます。
優れた抗酸化作用を持つビタミンEは、体の内側から、あらゆる細胞の若返りに役立ってくれます。アンチエイジングを意識する女性にとっても、嬉しい食材です。
玄米と発酵玄米の違いは酵素!
玄米と発酵玄米の違いは、ズバリ酵素です。発酵させることで、玄米パワーだけではなく、酵素パワーも積極的に取り入れることができます。
酵素そのものを体内に取り入れることができるほか、酵素の働きにより、GABAの量が増加します。GABAはストレスを緩和させたり集中力をアップさせたりする効果で知られています。
また栄養豊富な玄米も、消化吸収がうまくいかなければ意味がありません。酵素玄米であれば、酵素のパワーで消化吸収しやすくなっていますから、玄米に含まれる栄養を無駄なく摂取できるでしょう。
自分で作るのが面倒な方はレトルトで手軽に!
栄養豊富な玄米を、より消化吸収に適した形で摂取できる、発酵玄米。実は炊飯器や圧力鍋、保温ジャーなどの道具を使って、自宅で作ることも可能です。
とはいえ、炊き上げた玄米を発酵させるための時間は約3日。毎日一度はかき混ぜるなど、手間もかかってしまいます。
また「発酵」の段階で失敗すれば、「腐敗」が進んでしまうリスクも決して少なくありません。自作の発酵玄米を食べて、食中毒になる危険性もあるのです。
- 忙しい毎日の中、手間はできるだけ省きたい
- 本当においしくできるか、不安がある
- 食中毒のリスクが怖い
- 発酵玄米とはどのようなものなのか、まずは一度食べてみたい
- 好きなときに、好きな分だけ食べたい
このような方にオススメなのが、レトルトタイプの発酵玄米です。好きなときに、好きな分だけ温めることで、発酵玄米を手軽に食べることができます。
レトルトタイプの発酵玄米、オススメ商品3つ
レトルトタイプの発酵玄米にも、さまざまな種類が発売されています。オススメ商品の中から、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
- メリハリ寝かせ玄米生活 2日間トライアルセット/結わえる
- 寝かせ玄米(発酵玄米)を数多く扱うショップの人気お試しセットです。温めて手軽に食べられる「寝かせ玄米」2個のほか、酵素を手軽に摂取できる「醗酵5」が6包セットになっています。「まずは発酵玄米の味を試して、大丈夫かどうか試してみたい!」という方に人気の商品です。【900円(税込み)】
- さっちゃんの酵素玄米ごはん お試しセット/さっちゃんの玄米工房
- 炊き立ての玄米を3日間発酵させたのちに、冷凍保存したパックです。150グラム入りのパックが3つで手軽に楽しむことができます。俵型に成形されているので、朝ご飯やランチにもオススメ。発酵玄米習慣を身につけられます。【1,447円(税込み)】
- 冷凍酵素玄米『お試しセット』/和日庵
- 冬期湛水・不耕起栽培で作られた、完全無農薬玄米を発酵させて作られています。こだわりの素材で作られており、美味しさにも定評があります。人気商品5点の詰め合わせで、和日庵の発酵玄米商品をお得にお試しできます。【980円(税込み)】
レトルトごはん、気になる温め方について
レトルトの発酵玄米を購入した場合、食べる際には「温める」ことになります。実は発酵玄米に含まれる酵素は、「電子レンジが発生する電磁波に弱い」という特徴があります。
ここで気になるのが、「レトルトごはんはどう温めるべきなの?」という点です。
発酵玄米のレトルトパックメーカーによって、推奨方法はさまざまですが、電子レンジ、もしくは湯煎をオススメされているケースが多いよう。
酵素にダメージを与える可能性もある電子レンジですが、温め方としては圧倒的に手軽です。
「毎日湯煎をするのは無理!」という場合には、割り切って電子レンジを使うのも一つの方法です。湯煎よりも少し効果は落ちるかもしれませんが、「毎日継続する」という強みには代えられません。
もちろん、時間に余裕があるときは湯煎、そうではないときは電子レンジと使い分けるのもオススメです。
発酵玄米はダイエットや美容の強い味方!上手に取り入れよう
玄米パワーと酵素パワーを同時に摂取できる発酵玄米は、女性にとって強い味方です。
- ダイエット効果
- 美肌効果
- 便秘改善効果
- リラックス効果
これらの多くの効果を実感しやすくなるでしょう。
玄米や白米との違いをチェックしてみると、発酵玄米に多くのメリットがあるということを、お分かりいただけるはず。ぜひ自分にとって続けやすい方法で、摂取してみてくださいね。
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