レモン水は健康と美容の味方!本当の効果を知って美味しく楽しもう!

レモン水は、爽やかな風味が楽しめるお水です。口の中をさっぱりさせたいときや、気分をシャッキリさせたいときには、ピッタリの飲み物ですよね。

最近は、各種メディアで活躍するモデルや、海外セレブたちが愛飲していることでも知られ、ダイエットやアンチエイジングなど、女性にとって嬉しいさまざまな効果が期待できると言われています。

とはいえ「本当にただのレモン水でそんな効果が期待できるの?」と不思議に思う方も多いのではないでしょうか。レモン水の特徴と、積極的に飲みたい理由、オススメレシピを紹介します。

ビタミンC豊富なレモン水は、美容・健康の味方!

レモン水に使われている「レモン」は、さまざまな果物の中でも「ビタミンCが豊富な果物」として知られています。

ビタミンCには、以下のような効果があると言われています。

  • 抗酸化作用
  • 免疫力アップ
  • コラーゲンの生成
  • 日焼け予防

美容面で注目されているのは、コラーゲンの生成や日焼け予防などのポイントです。言うまでもなくコラーゲンは、肌の弾力や若々しさを保つために必要なもの。

アンチエイジングを意識して、ビタミンCやコラーゲンを積極的に摂取している方も多いことでしょう。

また健康面での作用も非常に大きく、体の免疫力をアップすることで風邪やストレスへの耐性を強めてくれることもわかっています。

抗酸化作用は、体内の若返りに深く関わっている作用で、体内の細胞や血管の老化を予防することが、がんや動脈硬化の予防につながると言われています。

たとえば一日にレモン1個分のレモン水を摂取すれば、それだけで1日に必要なビタミンC量の約30%を補える計算になります。レモン水を摂取することで、効率よくビタミンCを補えるでしょう。

体に良い作用をもたらしてくれるビタミンCは、積極的に摂取することが求められています。ただしビタミンCには、「余分量を体内に貯蔵しておけない」という特徴もあり、注意が必要です。

毎日手軽に飲めるレモン水であれば、ビタミンCの継続摂取を無理なく続けていけます。こちらも、レモン水を飲むメリットの一つと言えるでしょう。

レモン水ダイエットは「飲むタイミング」を見極めよう!

インターネットで「レモン水」について検索してみると、以下のようなフレーズを目にする機会も多いはずです。

  • ダイエット効果がある!
  • レモン水を飲み続けたら、痩せた!

もしもレモン水を飲むだけで本当に痩せるとしたら…スタイルが気になる方にとっては、非常に魅力的な飲み物となるでしょう。

しかしレモン水のダイエット効果は、きちんとした知識を持って、正しく取り入れなければ実感することはできません。無駄に終わる可能性も高いのです。

レモン水のダイエット効果に関する本当のところを、詳しくチェックしていきましょう。

レモン水に含まれるペクチン量はごくわずか

レモン水がダイエットに良いとされる理由の一つが、「ペクチン」という食物繊維です。レモンに含まれていて、満腹感をもたらす成分として知られています。

レモンを効果的に利用することで、食事量をコントロールできるというわけですね。

しかし残念ながら、レモンに含まれるペクチン量は豊富でも、絞ってしまうと話は別です。含まれるペクチン量は、激減してしまうと言われています。

レモンは体に良いものの、ペクチンによるレモン水のダイエット効果については、あまり期待し過ぎない方が良いでしょう。

積極的な水分摂取はダイエットの味方!

レモンの特性にはあまり期待できないものの、積極的に水分を摂取することは、ダイエット効果を高めてくれます。

「美味しく水を飲む」ための工夫として、「レモン水の美味しさ」を利用するのは、非常に効果的。特に「水をそのまま飲むのが苦手」という方にとっては、強い味方となってくれるはずです。

ダイエットに良い水分摂取のタイミングは、以下のとおりです。

  • 朝起きてすぐ
  • 入浴前後
  • 運動する前
  • 夜眠る前

一日の生活の中で積極的に水分を摂取すれば、代謝機能を活性化させ、体の中から余分なものを排出することにつながります。

特に便秘で悩む女性にとって、朝起きてすぐに飲む水は、非常に効果的です。腸を刺激して、スッキリ習慣につなげていくこともできるでしょう。

味も爽やかでビタミンCも摂取できるレモン水は、ダイエット中の水分補給にも最適です。美味しく楽しみながら、健康的にダイエットしていきましょう!

ジュースの代わりにレモン水でカロリーダウン

レモン水でダイエット効果を期待したいときには、「ジュースの代わりにレモン水を飲む」というのもオススメの方法です。

市販されている清涼飲料水やジュースの中には、糖分がたっぷり含まれているものも少なくありません。意外と高いカロリーに、驚いた経験がある方も多いことでしょう。

レモン水は、基本的に低カロリーです。ジュースの代わりにレモン水を飲む習慣を身につければ、たったそれだけでも摂取カロリーをダウンさせられます。

レモン水は飲みすぎに注意!気になるデメリットも

ビタミンCが摂取できて、美味しいレモン水にハマる女性も少なくありませんが、大量摂取には注意が必要です。

レモン水の大量摂取によるリスクは、以下のとおりです。

  • 歯のエナメル質を溶かす
  • 胃に負担をかける

レモン水は酸性の飲み物で、継続的に大量摂取すると、歯のエナメル質を溶かしてしまう可能性があります。

エナメル質が溶けてしまった歯は、刺激に弱くなってしまったり、黄ばんで見えたり…。女性にとって嬉しいものではありません。

レモン水を大量に飲まないほか、飲んだ後には水で口をゆすぐのも効果的です。

またレモン水の酸性は、胃に負担をかけてしまうこともあり、注意が必要です。特に朝起きたすぐや空腹時には、レモン水がトラブルの原因になってしまうこともあります。

朝一番に飲むレモン水は少し濃度を薄めたり、胃が弱い方は食事の後に飲んだりと、上手に付き合っていくための工夫をすると良いでしょう。

安心・安全のレモン水を手作りするためのポイント3つ

レモン水は、なるべく新鮮なうちに飲み切るのがベストです。また余計なものが入っていない、安心・安全のレモン水を楽しむためには、手作りすると良いでしょう。

以下の3つのポイントを頭に入れ、レモン水づくりに取り組んでみてください。

レモンの選び方

まずはレモン水に使うレモンの選び方についてです。日本産・無農薬のレモンを選ぶようにしましょう。

外国産のレモンの表面には、防カビ剤が塗布されていることがあります。身体に悪影響を与えてしまう可能性もあり、注意が必要です。

国産・無農薬のレモンであれば、皮まで安全に食べられます。皮をほんの少し削ってレモン水に使うと、皮に含まれるポリフェノールも摂取でき、オススメですよ。

おいしいレモン水の作り方

おいしいレモン水を作るための基本の材料は、以下の二つです。

  • ミネラルウォーター 200ミリリットル
  • レモン 1/2個

作り方は以下のとおりです。

  1. テーブルの上にレモンを置き、少し体重をかけて転がす
  2. 縦に半分にカットする
  3. ミネラルウォーターにレモンを絞る

レモンを転がしたり、横ではなく縦にカットしたりするのは、絞る果汁の量を多くするためです。せっかくのレモン、無駄にしないように使い切りましょう!

レモン水を作り置きするなら、通常よりも濃く作って、製氷皿で冷凍しておきましょう。出来上がったレモン氷を、密閉できる袋に入れておけば、2~3週間保存可能です。

アレンジレシピも試してみて

レモン水が飲みにくい…と感じるときには、美味しく楽しめるよう、工夫するのもオススメです。レモン水をアレンジする方法を、3つ紹介します。

  • ミネラルウォーターを炭酸水にする
  • はちみつとオリゴ糖、それぞれ大さじ1ずつプラスする
  • 白湯で作って、ホットレモン水にする

シュワシュワと弾ける炭酸水で作れば、レモンの爽快感もより一層増すでしょう。近年はレモンフレーバーの炭酸水も人気ですが、自分でレモンを絞れば、レモンの風味を調整することも可能。好みのレベルを探してみましょう。

レモンの酸味が苦手な方には、はちみつとオリゴ糖で甘みをプラスするのがオススメです。どちらも腸内細菌のエサとなるもので、健康効果をプラスしてくれます。

冷えが気になるときには、レモン水をホットで楽しむのがオススメです。リラックス効果も高まり、寒い季節にもオススメです。

レモン水、美味しく飲んで健康的な生活を送ろう!

手軽に作れて美味しく飲めるレモン水は、女性を中心に人気のドリンクです。レモン水に関する知識を正しく身につけ、効果的に摂取することで、ダイエットや健康効果を実感することもできるでしょう。

美容と健康に良いドリンクを試してみたい!と思ったときには、ぜひレモン水もチェックしてみてくださいね。

爽やかな気分を楽しみながらも、体にとって良い習慣を身につけられることでしょう。

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