青汁でダイエットはできる?青汁の効果を最大限に活かす方法
「野菜を1日に350g摂りましょう」と言われますが、毎日欠かさず必要量を摂取するのはなかなか難しいものです。
食事だけで摂取するにはなかなか厳しい量のため、青汁を活用されている方もいることでしょう。青汁は効率よく野菜を摂取することができる手軽な方法の一つです。
手軽に豊富な栄養素を摂取することができるこの青汁で、ダイエットはできないものでしょうか。
一日に必要な栄養素をしっかりと摂りつつ、体重管理までできたら一石二鳥ですね。青汁でダイエットをする方法を詳しくみていきます。
Contents
青汁を飲むと便通が良くなるので一時的に体重が減る!
青汁を飲むことで体脂肪が減少したり、脂肪の燃焼効率が上がってダイエットになる、ということは残念ながらありません。
しかし、青汁の代表的な原料であるケールや大麦若葉などは、他の野菜とは比べものにならないほど多くの食物繊維が含まれています。
そのため、青汁を飲むことで食物繊維を上手に摂取することができ、腸の動きが活性化されます。それにより便秘が解消され、一時的に体重が減少するのです。
また便秘が解消することで、悩ましい肌荒れやむくみ、冷え性などの体の様々な不調が改善すると考えられます。
青汁をダイエットに活用する方法
ここからは青汁をダイエットに活用する方法を詳しくみていきます。
運動をする際に青汁を飲んで、効率よく脂肪を燃焼する
ダイエットを成功させるには、脂肪を燃焼させる必要があり、青汁を飲むだけでダイエットができるわけではありません。
しかし、青汁をダイエットに上手に活用する方法はあります。
そこで、運動によって脂肪燃焼をする際に青汁を飲むことで、脂肪の燃焼効率を上げることができるのです。
食事の前に青汁を飲むことで肥満を防ぐ
食事の前に食物繊維を豊富に含む青汁を飲むことで、満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぐことができます。
さらに、血糖値の急激な上昇を抑えることができ、肥満を防ぎます。
肥満を防ぐには食事の前に青汁を飲むのがオススメですが、便秘を解消して翌朝すっきりしたい方は、寝る前に青汁を飲んでおくといいでしょう。
青汁には様々なタイプがある。自分好みのものを見つけよう!
青汁は代表的な健康食品の一つで、大麦若葉、ケール、明日葉などの緑色野菜で作られています。
青汁には様々な種類があります。
- 冷凍タイプ
- 粉末タイプ(顆粒タイプ、フリーズドライタイプ)
- ゼリータイプ
- 液体タイプ
- タブレットタイプ
どのタイプを選べばより高い栄養を得ることができるのでしょうか。それぞれの特性をみていきましょう。
- 加工されていないので栄養素が壊れていない
- 水溶性食物繊維が特に多く含まれている
- 野菜そのものの味が濃く、苦手な人もいる
- 熱を加えて加工しているので、熱に弱いビタミンが壊れている
- 牛乳などの液体に溶かして飲みやすい
- 加工の際に熱処理がされていないのでビタミンが壊れていない
- 繊維質が残っており、喉ごしが少し悪い
- 個包装されており、そのまま食べられるので持ち運びしやすい
- 手軽に食べられる
- 他のタイプの青汁に比べ、食物繊維、ビタミン、ミネラルが少ない
- ペットボトルや紙パックに入っており、そのまますぐに飲める
- 味が良く飲みやすい反面、甘味料や保存料が入っている
- 粒になっているので味を感じず飲みやすい
- 吸収に時間がかかる
しかし、含まれている栄養価の高さは、形状だけで判断することはできません。
原料などによっても大きく変わってくるので、パッケージの栄養成分表示をしっかり見て判断してください。
自分が最も続けやすいタイプを選ぶことが一番大切です。
飲みやすいと評判!おすすめの青汁を紹介
市販されている青汁の中で、飲みやすい!おいしい!という口コミが寄せられているものを紹介します。
野菜が苦手な方にも!「えがおの青汁満菜」(株式会社えがお公式通販)
九州産の大麦若葉を使用した青汁で、コップ一杯で18種類もの健康グリーン素材を摂取できます。水にさっと溶けるので、牛乳に溶かして飲むのも簡単です。
野菜嫌いな方やお子さまでも無理なくおいしく飲むことができ、続けやすいという口コミが多く寄せられています。
お茶代わりにごくごく飲める「極みの青汁」(サントリー)
売上2億杯を突破し、お客さま満足度97%の青汁です。屋久島産の明日葉、阿蘇産の大麦若葉を使用し、甘みが強くお茶の代わりにも飲める味です。
飲料メーカーとして信用できるサントリーの商品というのも、安心できるポイントです。
はちみつ入りで飲みやすさ満点!「はちみつ青汁」(キューサイ)
比較的飲みにくいとされているケールの青汁ですが、はちみつが入っているのでとても飲みやすくなっています。
特に牛乳で割ると飲みやすくなり、毎日続けやすい青汁です。
手軽に食べられるジュレタイプ「黒糖 抹茶青汁 寒天ジュレ」(コーワ)
青汁に加え、寒天からも食物繊維をしっかり摂取できる青汁です。
北海道に自生したクマイザサ粉末を使用し、腸内環境を整える乳酸菌とイソマルトオリゴ糖も配合されています。
ジュレタイプなのでいつでもどこでも手軽にそのまま食べることができ、黒蜜がおいしさをプラスしています。
青汁で一食置き換えダイエットをするのは危険
たくさんのやり方があるダイエットの中でもポピュラーなものの一つに、一食置き換えダイエットがあります。
その理由は、青汁には豊富な栄養素が含まれているとはいえ、一食分のエネルギーや栄養のすべてが含まれているわけではないからです。
青汁だけではエネルギーや栄養不足に陥ってしまうので、あくまで食事だけで摂取することが難しい栄養を補助的に摂取するものとして活用してください。
ダイエットのために食事量や総カロリーを減らす場合もあると思いますが、健康的に美しくなるには、栄養不足に陥らないよう充分に注意してください。
青汁+αでダイエットを楽しくおいしくする方法4つ
いくら栄養価が高くダイエットにも活用できると言われても、野菜が苦手な方などは、青汁特有の匂いや味がどうしても好きになれない…ということもあるでしょう。
そこでここからは、青汁をおいしく飲むアレンジ法を紹介します。
牛乳と混ぜる
青汁に牛乳を加えることで、青臭さが軽減され、抹茶ミルクのように飲みやすくなります。また牛乳が持つカルシウムがプラスされ、より栄養価の高い飲み物になります。
豆乳と混ぜる
豆乳は牛乳よりも低カロリーのため、女性に人気です。
また豆乳には植物性タンパク質、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンK、葉酸、鉄分などの栄養素も含まれています。
豆乳だけでなく、さらに栄養が豊富な、きな粉やゴマを混ぜるレシピも女性に人気です。
野菜ジュース、果物のジュース、ヨーグルトドリンクと混ぜる
青臭さが緩和され、甘くすっきりとした口当たりになり、飲みやすくなります。野菜や果物に含まれる栄養も一緒に摂取することができます。
酵素が折角の野菜のビタミンを壊してしまうので、ニンジンジュースは避けてください。
ハチミツや黒蜜を加えるだけでも飲みやすくなる
青汁に甘みを加えるだけでもぐっと飲みやすくなります。砂糖より低カロリーで栄養価の高いハチミツや黒蜜を使うようにしてください。
味や匂いが苦手なのに無理して飲んでいては長続きしません。無理のないよう、おいしく青汁を飲むように工夫してください。
青汁と日頃の生活の見直しで理想の体を目指そう!
何度も言いますが、青汁を飲むだけで簡単に美しいプロポーションになることはありません。
食物繊維が豊富で手軽に高い栄養を摂取することができる青汁を上手に活用しつつ、これまでの自分の生活を見直してみてください。
日頃から小まめに体を動かしたり、お菓子の量を減らすなど、できることはたくさんあると思います。
忙しくてなかなか運動をする時間を取れない場合は、エレベーターを使うところを階段にする、一駅分歩いてみるだけでも変わってきます。
青汁はあくまでダイエットの補助をしてくれるものと考え、健康的な生活を送るよう心掛けてください。
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