ポトフでダイエット。おいしく野菜をたっぷり食べられるダイエット法

ポトフの画像

ポトフとはフランスの家庭料理の一つで、ソーセージや牛肉、チキンなどの肉と、ニンジンやジャガイモなどの野菜がたくさん入った煮込み料理のことです。

野菜がたくさん入っているのでヘルシーでありながらビタミンなどをたくさん摂取でき、ダイエットにはもってこいの料理です。

野菜を食べるときは、生野菜より温野菜の方がたくさん食べられますし、野菜をしっかり煮込んだポトフは野菜不足の方にもピッタリです。

野菜に含まれるビタミンは水に溶けやすいものも少なくないので、野菜だけでなくスープまで頂くようにするのが効果的です。

ポトフダイエットはガマンいらずで比較的簡単に挑戦できる!

ポトフは「これを入れなくてはダメ!」という決まりはなく、冷蔵庫の中で余っている野菜や好きな野菜など、何でもお鍋に入れてOKです。

ポトフダイエットの場合、ある決まった食材のみを食べ続けなければならなかったり、食べてはいけない食材があるなどというガマンが必要なダイエットではありません。

その分、急激に体重を落とすことはできませんが、栄養バランスを考えながら美しく健康的に少しずつ体重を落とすことができるのです。

急激に体重を落としたり、過剰なガマンを強いたりしない分、リバウンドが少ないのもポトフダイエットの特徴です。

ポトフダイエットのメリットはたくさん

ポトフダイエットのメリットはそれだけではありません。

野菜たっぷりの温かい煮込み料理のポトフダイエットのメリット

  • 体が温まることで代謝が良くなり脂肪燃焼を促進する
  • 美肌効果が期待できる
  • 疲労を回復させる
  • 便通を改善する

ダイエットで最も注意が必要なのは、食事量が減ることや、低カロリーの同じものばかりを食べ続けてしまうことで、栄養やエネルギー不足に陥ることです。

たくさんの種類の野菜やお肉まで食べられるポトフは、栄養不足やエネルギー不足の心配はなく、安心して取り組むことができます。

またしっかり食べ応えがあることや食物繊維をたくさん摂取できることから、お腹が満たされ間食が減り、しっかりとダイエット効果を得ることができます。

ポトフに使われる代表的な野菜の栄養と効果

では具体的にポトフを食べることでどのような栄養や効果を得ることができるのでしょうか。ポトフに使われる代表的な野菜に含まれる栄養と効果をみていきます。

美容効果の高いにんじん

  • β-カロテン…がん予防、抗酸化作用、老化予防
  • ポリフェノール…動脈硬化などの生活習慣病を予防
  • カリウム…むくみ改善、高血圧の予防や改善
  • ビタミンA…肌荒れや口内炎の改善
  • 不溶性食物繊維…腸内環境を整え、便秘を改善。血糖値の上昇を抑え、腹持ちが良く、食べ過ぎを防ぐ

また、にんじんは皮や葉にビタミンやミネラルが豊富に含まれています。調理の際、皮を剥かない方が栄養を無駄なく摂取することができます。

ビタミンCが豊富なじゃがいも

  • ビタミンC…りんごの5倍のビタミンCを含み、またでんぷんに包まれているので加熱に強いという特徴がある。強い抗酸化作用、アンチエイジングや美肌、ストレス対策に効果を発揮する。
  • カリウム…むくみ改善、高血圧の予防や改善
  • 食物繊維…腸のぜんどう運動を促進、血糖値の急上昇を防止する
  • クロロゲン酸…皮に多く含まれるポリフェノールの一種。がん予防、老化防止、糖尿病の予防。

血液をサラサラにする玉ねぎ

  • 硫化アリル…ビタミンB1の吸収を高め、新陳代謝の向上、疲労回復効果がある。血液をさらさらにし、血管系の病気を防ぐ。ただし、水に溶けやすい栄養素のため長時間水にさらすのはNG
  • ケルセチン…ポリフェノールの一種で、血流を改善し、コレステロール値を下げる、血糖値の上昇を抑え、アレルギー症状を緩和させる

玉ねぎには他の野菜ほど豊富なビタミンなどは含まれていませんが、玉ねぎに含まれる硫化アリルやケルセチンは他の野菜にはあまり含まれていない栄養素です。

ダイエットにピッタリの白菜

  • カリウム…むくみ改善、高血圧の予防や改善
  • イソチオシアネート…血栓を予防し、動脈硬化やがんを予防する。消化を助ける働きを持ち、胃腸が弱っているときに食べると効果的。
  • ビタミンC…免疫作用を高め、美肌効果が期待できる
  • 食物繊維…水溶性食物繊維、不溶性食物繊維がバランスよく含まれており、腸内環境を整え、コレステロールの吸収を抑える

白菜は糖質が少なく低カロリーなので、ダイエット中にぴったりの食材です。

ポトフダイエットをするときは、夜に食べよう!

ポトフダイエットに挑戦する場合、朝食、昼食、夕食のうち、夕食に頂くのがおすすめです。その際、主食となる炭水化物は食べないようにしましょう。

炭水化物さえ抜けば、ポトフ以外のものも一緒に食べても大丈夫ですが、総カロリーが高くなり過ぎないように注意してください。

またポトフダイエット中に、朝食や昼食は極端にカロリーの高いものを食べ続けることがなければ、好きなものを食べて構いません。

夕食にポトフを食べるのをおすすめする理由は、夕食後は家でゆっくり過ごすことが多く、カロリー消費が期待できないからです。

そこで、夕食のカロリーを抑えるようにすることで、少しずつ体重を落としていきます。

また大幅に体重を落としたいわけではなく、今の体重を維持したいという方は、飲み会が続くなど食べ過ぎが気になるときだけ、取り入れてみてもいいですね。

ポトフダイエットの注意点。カロリーの高い食材は避けること!

ポトフの一般的なカロリーは、お皿一杯分で約350Kcalです。

具材にカロリーの高く脂肪分の多いお肉などを多く使用すると、その分どんどんカロリーが高くなっていまいます。

できるだけヘルシーなお肉を選ぶようにしましょう。

またポトフの代表的な具材であるじゃがいもなどのイモ類はダイエットの大敵のように思われるかもしれません。

しかし、じゃがいもは一度に大量に食べなければ過剰に避ける必要はありません。

ポトフを作るときは、好きなものを使って構いませんが、できるだけ低カロリーの具材を使うことが成功する秘訣です。

ポトフの作り方はとっても簡単!

ポトフの作り方はとっても簡単です。野菜やお肉を大きめに切り、鍋にお水とコンソメを入れて煮込むだけです。火が通ったらお好みで塩コショウで味を整え完成です。

このときコンソメキューブを使うとさらに簡単ですよ。

私が作るときは水の量まで測るのが面倒なので、お鍋に適当に水と野菜を入れ、コンソメキューブを1個ずつ味見をしながら入れています。

お肉は、ソーセージ、ベーコン、鶏の手羽元、鶏もも肉などお好みのものでOKです。もちろんお肉は入れなくても充分おいしくできますよ。

食べるときに黒コショウを振ると風味が良くなります。またトマト缶を加えるアレンジレシピもありますよ。

栄養満点で食べ応えがあり、ポトフダイエットはおいしく続けられる!

ポトフダイエットは他のダイエット法に比べてガマンをすることが少なく、特別厳しい食事制限はありません。

栄養もしっかり摂取することができるので、健康面、美容面で考えても理想的なダイエット法と言えます。

ポトフでおいしく健康的に、体重を少しずつ落としていきましょう。

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