フラフープダイエットは一日10分でOK。くびれ以外の効果も期待!
フラフープダイエットといえば、ウエストのくびれを作れるダイエットグッズとしても知られてきています。お子さんの遊び道具のフラフープでダイエットもできるなら手軽。と考えている方もいますよね。
ですが実際にフラフープを回してみると、思うように回らない。すぐに落っこちてしまう。このような経験を持つ方も多いと思います。
フラフープを上手に回すコツや、そもそも本当にフラフープでくびれができるのか。くびれ以外にもフラフープを回すことで得られる効果についてご紹介します。
Contents
フラフープ回しで得られる6つの効果!くびれを作るだけじゃない
フラフープといえば腰回りを使う運動なので、くびれができる運動として知られています。ですが、フラフープのダイエット効果は、くびれができる以外にも沢山あります。
- ウエストにくびれを作る
- 体幹が鍛えられ基礎代謝UP
- 脂肪燃焼効果
- 骨盤を整える
- 腸を刺激しお腹に溜まりにくい状態に!
- 腰痛改善
これらの効果が得られる理由付けなどを見ていきましょう。
腹斜筋を使いウエストにくびれを作ってくれる
フラフープを回すときには、腹斜筋という筋肉を使います。腹斜筋は腹筋の仲間ですが、身体の側面にある筋肉です。まるでコルセットのように横から体を支えています。
クランチと呼ばれるいわゆる腹筋運動ではなかなか鍛えられない腹斜筋ですが、フラフープを回すと横腹に刺激を与え、腹斜筋を刺激することになります。腹斜筋はくびれをつくる筋肉としても知られ、スタイルをよくするためには腹斜筋のトレーニングは必須です。
筋力トレーニングで腹斜筋を鍛える事は、男性でもかなり大変なトレーニングですが、フラフープなら普段トレーニングが難しい女性でもやりやすいですよね。
フラフープがウエストにくびれをつくると言われている理由は、腹斜筋を鍛えられるためです。
体幹を鍛えることで基礎代謝が上がる
先ほどご紹介した腹斜筋だけではなく、お腹周りや腰回りの筋肉も使う運動になります。いわゆる体幹と呼ばれる筋肉を鍛えられるため、基礎代謝が自然と上がります。
身体の表面にある筋肉よりも、普段自分で意識をしてい動かさないインナーマッスルと呼ばれる筋肉も動かすため、知らず知らずのうちに痩せやすい身体づくりができることになります。
くびれと共にシックスパックと呼ばれる割れた腹筋も手に入る可能性も秘めています。
有酸素運動で脂肪燃焼効果も期待できる
フラフープを回しているときには、息を止めて力を入れる必要がなく、、周りにいる人とも会話をすることも可能です。つまり、無酸素運動ではなく、有酸素運動であるとくことが言えます。
酸素をしっかりととり込むことで、体についた脂肪を燃やす効果を得られる運動になります。
お腹周りの皮下脂肪は、刺激を与えてあげることで燃えやすくなります。フラフープが回るときにお腹周りの皮下脂肪を刺激できますので、女性にとってはかなり嬉しい効果を得られるといえます。
骨盤を整えお腹周りをすっきりとさせる
腰を動かすフラフープを回すという動きは、歪んでしまった骨盤を整え、正常の状態に戻す効果を得られます。
また、お腹周りの筋肉や腰回りの筋肉など、体の上半身をコルセットのように支える筋肉が鍛えられるため、骨盤がゆがみにくくなるという効果もあります。
骨盤が正しい位置に戻り、回りの筋肉も鍛えられることで、内臓の下垂を予防することもできます。
腸を刺激し便秘改善や予防につながる
便秘がちな方は、お腹を外側から刺激してあげる事でもお腹をすっきりさせられるという方もいますよね。フラフープを回すときに外側からお腹が刺激されるため、便秘改善効果も期待できます。
便秘がちな方の中には、内臓下垂が原因で腸が圧迫され詰まりやすくなってしまう方や、骨盤のゆがみが原因で腸が歪み、便秘になってしまう方もいます。
腰の負担を減らし腰痛改善効果もある
お腹周りの筋肉や腰回りの筋肉を鍛えることで、上半身を支えることができるようになるため、腰にかかる負担も軽減されます。
また、骨盤のゆがみの改善により、背骨や首などの骨も正しい位置に整えられ、姿勢が正される効果もあります。重心がしっかりと整うため、この意味でも腰にかかる負担が減ることになります。
腰痛に悩む方の中には姿勢が悪い方、腰回りの筋力が低下している方は多くいますので、原因が改善されることで腰痛が改善したり、腰痛予防にもつながります。
より効果的にフラフープダイエットをするためのポイント
くびれ以外にもいろいろな効果が期待できるフラフープダイエットですが、なかなか上手に回せないという悩みを抱えてくる方もいますよね。また、フラフープダイエットをしているけど、効果がなかなか出てこないという方もいると思います。
では、より効果的にフラフープダイエットをするために必要なポイントをチェックしていきましょう。
適切な重さと大きさのフラフープを使う
フラフープはさまざまな種類のものがありますが、ダイエットに使うためには適切なフラフープを使う必要があります。
フラフープといえば子どもが使うおもちゃというイメージもありますが、子どもの遊具用のフラフープは全体的に軽く細いものが多くなります。
細くて軽いフラフープは、長い時間回し続けるのにはあまり向きません。ある程度重さがある方が、回しやすくなっています。
だいたい500g以上の重量があるほうが、フラフープダイエットでは回しやすくなってきます。重すぎてもお腹に与えられる刺激が強すぎては困るため、1㎏くらいまでに抑えるようにしましょう。
身長が低い方なら、直径85~90㎝ほどのフラフープを選ぶようにします。
ウエストが大きめの方は表にまとめましたので、こちらを参考にしてみてください。
ウエストサイズ | フラフープの直径 | 平均との差 |
---|---|---|
85㎝くらい | 105㎝ | +10㎝ |
95㎝くらい | 110㎝ | +15㎝ |
100㎝ | 115㎝ | +20㎝ |
凹凸があるものの方がお腹周りへの刺激は強い
フラフープといえば、輪の形状でとくに凹凸がないものを思い浮かべる人が多いと思います。ですが、最近では組み立て式のものや、輪の内側の部分に凹凸があるものが売られていることも多くなっています。
凹凸があるフラフープは回すときに握りやすいというだけではなく、凹凸がお腹周りの刺激となり、ダイエット効果を高めるという特徴もあります。
ダイエット用として売られているフラフープの多くは内側に凹凸がある形状なのはこのためです。
ダイエット用に新しく購入するのであれば、凹凸があるものを選ぶようにすることがおすすめになります。
一日10分でOK。やりすぎは腰に負担がかかりやすいので注意
フラフープは10分間で、100kcalを消費する運動になります。これはダイエット効果が高いと言われているジョギングや水泳に匹敵する消費カロリーです。
腰回りを使うフラフープは、やり過ぎてしまうと腰にかえって負担をかけてしまうため、基本的には1日10分を守ることが大切です。右回しを4分行ったら、2分間休憩を入れて左回しを4分行うというように、左右バランスよく行うことが必要になります。
フラフープを回す時には得意な方向と不得意な方向が出てきますが、どちらも均等に行うことで、骨盤のバランスを調整することにつながります。
どちらか一方だけ長く行ってしまうとバランスがとれず歪みを起こしてしまうため、左右均等に行う事、目安として右4分、左4分を守るようにしましょう。
腰は回すのではなく前後に動かす。上手に回せる方法
実際にフラフープを回すときには、どうしても回すという言葉からのイメージで、腰を回そうとする人が多くいます。
ですが、フラフープを回すときには、腰を前後に動かすだけでOKです。
フラフープを上手に回せないという方は、次のようなことを試してみてください。
- 足を肩幅に広げて立ち、2~3回程度深呼吸をしてリラックスします。
- 右足を半歩前に出し、軽く膝を曲げます。
- フラフープを手で勢いをつけて回したら、腰を前後に動かします。
- 腰の動きはあまり激しいものではなく、軽く動かすくらいでOKです。
腰が痛い時には中止することも大切。注意点を守って行おう
フラフープは腰を前後に動かすという動作を行うことになるため、腰が痛い時にはどんなに続けている場合でも、その日は行わない。腰痛を感じる間は中止することも必要です。
普段なかなか使わないインナーマッスルなどを鍛える効果があるフラフープは、最初のうちは筋肉痛を感じることもあります。あまりに筋肉痛がひどい時には、筋肉が炎症を起こしている可能性もあるので、やはり中止することが必要です。
痛みがある場合で、休息を入れても痛みがひかないというときには、整形外科を受診するようにしましょう。
はじめはできなくてもコツさえ掴めば回せるようになります
子どものころには回せていた。という方でも、フラフープダイエットをしようと思って回してみると、意外に回せないという人は多くいます。コツを掴むまではなかなか上手に回せないため、イヤになってしまうことも多いですよね。
ですが、回すためのポイントを押さえ、少しずつでも回せるようになってくると、コツがしっかりとつかめてきます。
回せるようになれば楽しみながら行えるダイエットでもあるため、コツを掴めるまでは頑張ってみてください。
コメントする