みかんはダイエット効果が豊富!忘年会やお正月の肥満対策に!
冬が旬のみかん。このみかん、毎食前に1個食べるだけでダイエットにつながることをご存知でしょうか?
その他の食事制限や、運動の強制はありません。本当に痩せるのでしょうか?
Contents
みかんは痩せにつながる成分の宝庫!
みかんのにはダイエットを助ける以下の成分が含まれています。
- ペクチン
- セルロース
- シネフィリン
- βークリプトキサンチン
- カリウム
順に見ていきましょう!
血糖値を下げ、腸を整える「ペクチン」
みかんの内皮には「ペクチン」という成分が含まれています。このペクチンは食物繊維の一種で、腸内環境を整える働きがあります。
- 血糖値を下げる
- 腸内の善玉菌を増やし便秘を改善
- 体内で水分を含むと膨らむため、満腹感を得られやすい
私たちの体は、血糖値が上がるとインスリンというホルモンがうまれ、糖をエネルギーに変えます。しかし糖が多すぎると全てエネルギーに変えきれず、脂肪になってしまいます。
整腸作用がある「セルロース」
セルロースは、ペクチンと同様に食物繊維の一種です。整腸作用の効果があるため、便秘解消の効果があります。
ペクチンと同様にデトックス効果が優れており、健康的なダイエットに欠かせない成分です。
脂肪を燃焼させる「シネフィリン」
シネフィリンは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの交感神経を刺激するホルモンの働きを活性化させます。
ホルモンの働きを活性化することで、脂肪の分解や燃焼、代謝を高めます。
基礎代謝を上げる「βークリプトキサンチン」
βカロテンの一種である「βークリプトキサンチン」は、みかんのオレンジ色を作り出しています。
βークリプトキサンチンには、活性酸素を除去する働きがあります。活性酸素は基礎代謝を下げる原因になり、除去することで基礎代謝を上げ太りにくい体質をつくります。
むくみを緩和させる「カリウム」
「カリウム」にはむくみの防止効果があり、体をスッキリさせられます。
私たちの体はナトリウムの濃度が上がると、身体に水分を溜め込んで緩和させようとします。これがむくみの原因です。
また、カリウムが不足すると、臓器の働きが鈍くなって便秘を引き起こしがちになります。老廃物を溜め込まないために、ぜひ摂りたい成分ですね!
食べ方を工夫すれば、更にダイエット効果が上がる
みかんは食後や間食として食べる方が多いですよね。
- 生のみかんを食べる
- 食前に食べる
- 白い筋と薄皮も食べる
- 水を飲むようにする
- 焼くと更に効果的
順にご説明いたします!
必ず生のみかんを!缶詰は代用できません
みかんダイエットの秘訣は、必ず生のみかんを食べる事!夏季の入手しづらい時期に、缶詰で代用するのは止めましょう。
缶詰のみかんは内皮がむかれているため、「ペクチン」などダイエット成分が不十分です。また、糖分も多く含まれています。
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食べるタイミングは食前!
上記の通り、みかんは水と混ざると膨張し、満腹感を得られ食べ過ぎを抑えられます。食前にみかんを食べれば、食事の量を無理なく減らすことが出来るのです。
また、ペクチンは糖やコレステロールの吸収を抑えるため、食事の吸収も理想的になりダイエットの効果に繋がります。
白い筋と薄皮も、水と一緒に食べよう
ダイエットに効くペクチンは、みかんの内皮と白い筋にたくさん含まれています。上述の通り、水分と摂ると膨らんで満腹感を得られやすいため、水も一緒に飲みましょう。
筋や薄皮が苦手な方は、ジュースにすると摂りやすいですよ。ジューサーやミキサーで丸ごと絞ってみましょう!
焼きみかんは、更にダイエット効果を上げる!
上述の脂肪の分解や燃焼を助ける「シネフィリン」は、みかんの外皮に含まれています。みかんは、外皮まで食べるのが理想なのです。
みかんを焼けば、外皮も丸ごと食べやすくなりますよ。
【焼きみかんの作り方】
- 40℃のお湯で湯通し農薬などの付着物を除去します。
- コンロで焼き、表面が少し焦げてきたら完成
また、アルミホイルで包み、オーブンで10分程焼いても作れます。
みかんに多く含まれるビタミンCは、熱に弱い事で有名ですね。しかし、皮ごと焼けば果肉内のビタミンCまでは失われないため、安心して加熱してください。
ダイエット以外の効果!心身ともに嬉しい力があります
みかんには、痩せ以外にも嬉しい効果がたくさんあります。
- しわやシミの予防(ビタミンC)
- 便秘改善による美肌効果(ペクチン・シネフィリン)
- 冷え性の改善(へスペリジン・リモネン)
- 腸がんの予防(ペクチン・セルロース)
- 強い発がん抑制効果(βークリプトキサンチン)
- 骨粗鬆症の予防(βークリプトキサンチン)
- 高血圧の予防(カリウム)
- 香りによるリラックス効果
食べすぎには注意!別の症状を起こす可能性も
みかんは自然で美味しい食べ物ですから、安心し何個も食べてしまいますよね。しかし、みかんを食べ過ぎると、以下の症状が出る可能性があります。
- 肌が黄色くなる
- 下痢・軟便
- 体を冷やす
- みかん内の糖分による肥満
食べ過ぎた冬にぜひ!みかんダイエットを始めよう!
摂取カロリーが多くなりやすい冬季が旬のみかん。食事前にそのまま食べるだけでOKですから、職場でも実践しやすく挫折しにくいですね。
みかんだけを食べる置き換えダイエットは、からだの健康状態を崩す原因になりかねないのでやめましょう。
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