ハトムギ茶に含まれるヨクイニンには首イボ解消効果があるのか？

ノンカフェインのお茶としても親しまれているハトムギ茶と首イボにどのような関係性があるのかという疑問を持つ方も多いかもしれません。

ハトムギ茶そのものが首イボと関係性があるわけではなく、正確にはハトムギ茶の原料となるハトムギに含まれている成分ヨクイニンに首イボ改善効果があると言われています。

ハトムギにはヨクイニン以外にも首イボ改善に期待が持てる効果もあるため、首イボ改善効果が期待できるクリームやジェルには含まれることが多い成分です。ハトムギの首イボ海前効果についてご説明します。

ハトムギにはアンチエイジングに嬉しい効果が沢山ある

ハトムギはイネ科の穀類で、非常に栄養価が高いことで知られています。穀類はもともと栄養価が高いとされていますが、中でもハトムギにはアミノ酸のバランスがとれているたんぱく質をはじめ、ビタミンB2、葉酸、食物繊維、植物性脂肪などが豊富です。

中国の南部や東南アジアが原産国であるハトムギは、古くから漢方としても利用されてきました。ハトムギの外皮をむいたものは生薬として用いられてきたという歴史があります。

• 新陳代謝を活発にする
• 利尿作用がある
• 腸を整える効果がある

このような効果がハトムギにはあります。どれもお肌の生まれ変わりを活性化させたり、むくみ改善、老廃物排出、便秘予防や改善といった、アンチエイジングに欠かせない効果となります。

脂肪代謝も高めるという効果もあるため、ダイエットにもおすすめと言えますね。

ヨクイニンは皮膚科で処方される内服薬にも含まれる成分

ハトムギが首イボに効果的と言われている理由が、ヨクイニンという成分が含まれるためです。先ほどふれたハトムギの外皮をむいた生薬の名前が、ヨクイニンといいます。

ヨクイニンは皮膚科でもイボの改善のための内服薬として処方されることもありますし、ドラックストアなどでも購入できる市販薬にも、ヨクイニンを含む漢方薬は数多く販売されています。

生薬としてのヨクイニンは、もともとお肌を整える効果があることで知られています。

利尿作用があるために身体の中の老廃物を排出させ、お肌にしっかりと水分や栄養を送れること、腸を整え栄養を吸収しやすくすることなどが、お肌の新陳代謝に欠かせないためです。

首イボはお肌の新陳代謝の衰えなども原因の一つとなっているため、ヨクイニンのお肌を整える効果が首イボ予防、改善に効果的と言われている理由です。

特別成分コイクセラノイドにイボ改善効果が

首イボには加齢による新陳代謝の衰えなどが原因でできる老人性疣贅や脂漏性角化症以外にも、さまざまな原因によってできることがあります。

ウィルス性や良性腫瘍の場合には、ヨクイニンがもつ新陳代謝を活性化させるという効果では、首イボの改善・予防は難しくなります。ですが、ハトムギは良性腫瘍のイボにも効果があるとも言われています。

良性腫瘍のイボにも効果があると言われている理由が、コイクセラノイドという成分です。コイクセラノイドには腫瘍抑制効果があるためです。

注意！首イボ解消のためでもハトムギを避けるべき人

イネ科の穀類であるハトムギは、栄養価も高く生薬としても使われてきたと聞けば、首イボに悩む方なら誰にでもおすすめできると思いがちですが、首イボ解消のためであっても、ハトムギを避けた方がいい人もいます。

• 妊娠中の方
• 極度の冷え性の方
• 小麦に対するアレルギーがある方

このような方はハトムギの摂取を避けるか注意することが必要です。

子宮収縮作用があるため妊娠中の方は避けるべき

ハトムギには子宮を収縮させる作用があるため、妊娠中の女性は極力ハトムギの摂取は避ける方が良いとされています。多少の摂取では特に大きな問題となることはないとされていますが、お腹の赤ちゃんに影響を与えてしまう危険性を考えれば、摂取は避けるべきです。

ハトムギの過剰摂取は胎児にも影響が出るとも言われていますので、妊娠中は首イボのケアよりも、おなかの赤ちゃんの事を考えてハトムギは避けるようにしましょう。

ハトムギの過剰摂取は冷えをもたらす

ハトムギを炒ったものを煮だしたハトムギ茶は、夏などに飲むと身体に溜まった熱を排出してくれるため、熱中症予防に効果的と言われています。さらに、汗などで失われやすいミネラルやビタミンも豊富なので、夏におすすめの飲み物です。

熱中症予防によいということは、同時に身体を冷やす効果があるということになります。普段から冷えに悩んでいるという方にとっては、さらなる冷えを起こしてしまう危険があります。

過剰摂取は身体を冷やしてしまいますので、過度な摂取を避ける事が必要です。極度の冷え性の方はより注意しましょう。

アレルギー物質は少なくても小麦アレルギーの方は注意

ハトムギはイネ科の植物です。同じイネ科の植物である小麦と生物的にはとてもよく似ている植物になっています。小麦だけではなく、イネ科全般にアレルギーがある方も、ハトムギの摂取は避ける必要があります。

ハトムギは長く取り入れることで首イボ予防効果や改善効果が期待できますが、小麦アレルギーやイネ科アレルギーのある方が、取り入れてみた時には問題がないと思った場合でも、使い続けることでアレルギー症状を発症させる危険性があります。

ハトムギの効果についてや取り入れ方の注意点はこちらの記事でチェックできますよ。

食べる！おすすめのハトムギ食品3選

ハトムギは食品として食べることで体の内側から首イボの予防や改善効果を期待できます。そこで、まずはハトムギを使った食品の中からおすすめのものを３つご紹介します。

DHCハトムギエキスは続けやすいサプリメント

ハトムギエキスを13倍に濃縮配合したソフトカプセルタイプのサプリメントになっています。1日1粒で170㎎のハトムギエキスを取り入れることが可能です。

価格もとてもリーズナブルで、続けやすいサプリメントとなっています。トータルライフプロデューサーの叶美香さんも愛用しているサプリメントになっています。

発酵ハトムギと薬膳食品でお肌を整える

島根県産のハトムギを梅花酵母で発酵させたものをベースとして、薬膳料理で使われる8種類の素材を組み合わせて作られている個包装タイプのゼリーです。

就寝前に食べることで、寝ている間にお肌を整える効果を期待できます。蜂蜜のあまみで食べやすい味わいになっています。

毎日の習慣にハトムギシリアルを朝食にプラス

もともと穀類の中では栄養価が非常に優れているハトムギを、シリアルとしてサクサクと食べられるようポップコーン状に仕上げられています。一箱で約15日分、150g入っています。

そのままサクサクと食べてもよいですし、お茶漬けやおかゆにプラスをしてもおいしく食べられます。お茶を入れる時に急須に一つまみプラスすることで、風味の良いハトムギブレンド茶にすることもできます。

塗る！ハトムギの成分が含まれるおすすめのスキンケアアイテム3選

毎日のスキンケアにハトムギエキスが含まれているアイテムを使うことで、首イボ予防にもつながってきます。使いやすく、コスパの面でもおすすめできるアイテムを3つご紹介します。

定番のハトムギ化粧水で首イボが出来る前にケアをはじめよう

500mlで1,000円以下のプチプラ化粧水として非常に人気が高いハトムギ化粧水は、たっぷりと使える化粧水としても人気です。

ハトムギエキスが保湿成分として含まれ、使用感もべたつきがなくさっぱりとしています。処方自体もとてもシンプルで、余分なものをできるだけ使っていない点もいいですね。

オールインワンタイプのジェルでスキンケアもできるクリアポロン

脂溶性ハトムギ油と水溶性ハトムギ種子エキスという二つのタイプのヨクイニンを含んだオールインワンタイプのジェルで、首いぼケアにヨクイニン共に効果的といわれている杏仁オイルも含まれています。

乾燥肌ケアとしてダーマヴェールも含まれ、ビタミンC誘導体やプラセンタといったアンチエイジング世代にうれしい美容成分もたっぷりと含まれています。

杏仁オイルとのW効果が期待できるアプリアージュオイルS

ヨクイニンプラス杏仁オイル配合の医薬部外品の薬用美容スキンオイルです。40ml入りで、約1か月半毎日使えます。

天然由来成分100%で作られているオイルで、スキンケアの仕上げに気になるところになじませるようにマッサージしていきます。ケアが目立つ方や乾燥肌が気になる方のケアにも使える美容オイルです。

ハトムギ化粧水の効果についてはこちらを参照くださいね。

また、イボに効果が見込められる杏仁オイルなどのオイルについては、こちらをチェック！

予防効果に期待したいヨクイニン。即効性はない

ハトムギはヨクイニンという生薬として古くからイボの改善に使われてきた植物です。食べることや塗ることで首イボの予防効果や改善効果を期待できますが、即効性を期待することは難しくなります。

すでにできてしまっている首イボがある場合には、これ以上増やさないため、さらに少しずつ改善させていくために利用してみることはおすすめです。まだ首イボがほとんどないという時には、予防効果に期待をして使ってみてください。

ハトムギでの首イボ予防、改善は使い続けることも必要になってくるため、負担を感じないものを選ぶことも大切です。

ヨクイニンの効果についてはこちらが参考になりますよ！