顔のイボにヨクイニンを使用するなら効果4つを知っておこう

ヨクイニンを内服している様子

イボ治療に効果的な薬として有名なヨクイニン。漢方薬の一種で副作用が少ないことから、多くの人に選ばれています。

副作用が無く安心とはいっても、効果や成分を知らずに使用するのはおすすめできません。もしかしたら、ヨクイニンが効かない種類のイボかもしれませんよ?

ヨクイニン使用にあたり、効果や成分をきちんと理解すればより有効な使い方ができます。

イボ治療に使用されるヨクイニンの正体を知ろう

まずは顔イボができる原因や種類について知っておくことから。

漢方として古くから愛用されてきたヨクイニン。ハトムギの名称を知っている人も多いでしょう。実は、2つはほとんど同じものです。

ハトムギの皮を取り除いて、中身だけを粉にしたものがヨクイニン。“世界3大美女”の1人に数えられる楊貴妃もヨクイニンを愛用していたようです。

日本では江戸時代から民間療法としてヨクイニンが登場します。貝原益軒という人がイボや肌荒れに効くと紹介したことが始まりです。

ヨクイニンがイボに効くといわれる所以はターンオーバーにあります。古い角質が溜まった状態の肌はトラブルを起こしやすいです。

ヨクイニンは肌の新陳代謝を促して、新しい細胞が生まれやすくする環境を整える効果があります。

それ以外にも、白米の約8倍もの食物繊維と良質なアミノ酸などを含み、健康食品としても利用されています。

ハトムギchaについては下記記事でも詳しく載せていますよ。

市販品と病院の処方による違いは2つ!「質」と「値段」です

ヨクイニンは市販のものもありますが、病院でのイボ治療で処方されることもあります。いずれもヨクイニンなのですが、違いはあるのでしょうか。

大きな違いは質です。病院で処方してもらう方が、ヨクイニンの含まれる量が多い傾向にあります。

ただ、最近は市販のヨクイニンでも含有量の多いものがあります。例えばイボコロリ内服薬は比較的多くヨクイニンを含んでいます。

もう一つの違いは値段です。病院での処方薬には2つの料金が加算されます。病院で処方してもらう料金と薬局での技術料です。結果、病院からもらう薬の方が高くなりがちです。

イボコロリについてはこちらもチェックおくといいですよ!

また、市販薬を使うなら知っておきたいもこちらに載せておきますe。

ヨクイニンの代表的な効果4つ

美肌の味方であるヨクイニン。その効果を詳しく見ていきましょう。

【抗腫瘍効果】腫瘍が増えるのを防ぐ
イボは肌の細胞が異常化している状態で、腫瘍の一種です。ヨクイニンにはそうした腫瘍に対抗する力があります。

ヨクイニンがウィルス性イボの治療に使用されるのは、ヨクイニンが抗腫瘍効果を持っているからです。

【抗酸化能】有害な物質から守る
抗酸化の言葉をよく聞くようになりました。私たちが吸っている酸素も実は有害になることがわかってきたからです。

特に注意が必要なのは活性酸素です。活性酸素はがんのもとともなり得る成分。もちろん、イボはがんとは違いますが、一種の腫瘍という点で共通しています。

ヨクイニンは、身体に有害な物質に対抗できる力を持っています。

【抗高脂血症作用】血液をさらさらにしてくれる
食生活やストレス過多の影響で、血中コレステロール等の濃度が高くなることがあります。

ドロドロの血液が原因で起きる病気といえば高血圧症や心疾患など。いずれも7大成人病の一つです。

肌健康にも血液は関係します。肌に栄養を送るのは血液やリンパ液だからです。

【抗炎症作用】炎症を抑えてウィルスに対抗
ウィルス性イボは小さな傷口から侵入したウィルスの仕業。ウィルスにより肌に炎症が起きている状態ならば、治療には炎症を抑えることが必要です。

ヨクイニンはウィルスによる肌の炎症を抑える働きをも持っているのです。

ヨクイニンを「服用」と「塗る」の効果…違いは?

イボ治療と美肌のために効果的なヨクイニンですが、服用タイプと塗るタイプの2つに分けられます。

服用タイプは、サプリメントや医者から処方された薬です。塗るタイプとしては、クリーム・オイル等の化粧品や市販の薬がありますね。

せっかくヨクイニンを摂るなら、効果的な方法を選択したいものです。

顔イボに効果が期待できるサプリを着けておきました。

ヨクイニンでイボがとれるのは免疫力がつくからです

ヨクイニンは漢方の一種なので、服用にしろ塗布にしろ、急激に治るものではありません。治療には長期間にわたり使用し続けるのが大前提です。

ヨクイニンの肌に及ぼす様々な効果が徐々にあらわれるのは、ある程度の期間をおいてから。肌の美しさと共に、肌本来の免疫力を取り戻していきます。

免疫力を持った肌は、あらたなイボを寄せ付けず、すでにできたイボを撃退する力を持ちます。ヨクイニンによるイボ治療の秘訣は、免疫力をつけることなのです。

塗ることによる効果もあるが…服用がおすすめ

免疫力を付けてイボを体外に排出するためには、身体の中から整える必要があります。そういった意味で、ヨクイニンを選ぶなら塗布より服用をおすすめします。

塗布に効果がないわけではありませんが、塗るタイプのヨクイニンなら、服用タイプと併用する方がより大きな効果が期待できます。

ヨクイニンの効果は偉大ですが、食事や生活スタイルを見直すことも大事。

バランスの取れた食事と適度な運動、禁煙といったことは小さなようでイボ治療に大きな影響を及ぼします。

ヨクイニンが効くのはウィルス性イボ…でも老人性イボにも

ヨクイニンの4つの効果を見てわかるように、基本的にはヨクイニンはウィルス性イボのための薬です。

ただし、ウィルス性イボの原因となるヒトパピローマウイルスの種類は多く、ヨクイニンでもさほど効果の出ないイボもあります。

そもそも、ヨクイニンは強い薬ではないので治療期間を長期のスパンで考えておきましょう。

ヨクイニンは肌の免疫力を高める効果があるので、老人性イボに使用したからといって有害なわけではありません。老人性イボの大きな原因とされるのは、古い角質です。

ターンオーバーを効率よく促すヨクイニンの効果は、老人性イボにも良い効果を及ぼすことでしょう。

顔イボをこれ以上増やさないための予防法についてチェックしておいてくださいね。

顔イボの対処法についてはこちらもご参考までに。

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