顔イボに外用薬イボコロリはNGで内服薬イボコロリならOK!クリアポロンもおすすめ

「イボがポロリととれた!」「イボコロリを使い続ければきれいに治る」など、魅力的な口コミを見るとイボコロリを使ってみたくなります。

とはいえ、市販の薬を使用する際に本当に自身のイボに効くものかどうかを検討する必要があります。自宅治療のお医者さんは自分自身だからです。

早速、話題のイボコロリが顔イボに使用できるかどうかを検討してみましょう。

即効性があると話題のイボコロリはサルチル酸使用

まずは、自分の顔にできているイボの「種類」を知ることが大切です。

イボコロリはサルチル酸の力を利用しながらイボの治療を行います。サルチル酸には角質軟化溶解作用薬剤成分が含まれており、硬くなった皮膚を柔らかくする働きがあるのです。

例えば、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)のような手足にできるウィルス性イボの場合、硬くなったイボ部分をサルチル酸で腐食させます。

腐食して柔らかくなったイボの下では、細胞分裂が盛んに行われるのです。新しい皮膚が形成される過程で、イボがとれるという仕組みです。

強い薬剤のサルチル酸…顔使用はNG

イボコロリを使用する際に、知っておいてもらいたいのはサルチル酸が非常に強い薬だという点です。

硬くなったイボを腐食させるほどの力を持つサルチル酸は、普通の健康な皮膚さえも傷つけてしまう可能性があります。顔や首筋など皮膚の薄い場所への使用は避けましょう。

サルチル酸は、硬くなった皮膚を柔らかくする薬なので、老人性イボのように元々柔らかいイボへの治療にも不向きです。

ただし…イボコロリ内服薬なら使用できます

イボコロリが全く顔イボに使用できないかといえば、そうでもありません。

角質軟化溶解作用薬剤成分のサルチル酸を含む、塗るタイプや貼るタイプの使用を避ければ大丈夫だからです。

同じイボコロリでも内服薬タイプは、身体に優しいヨクイニンで出来ています。ヨクイニンには即効性はありませんが、肌の新陳代謝を高めてくれる漢方薬の一種です。

顔イボの治療にイボコロリを選ぶなら、ヨクイニンが含まれている内服薬タイプを選びましょう。

顔や首筋など皮膚の薄い箇所に塗るなら、クリアポロンがおすすめ

顔や首筋など皮膚が薄い箇所にできたイボを塗り薬で治したい場合は、ヨクイニンや杏エキスなど皮膚に優しい成分で作られたものを選ぶ必要があります。

肌荒れを引き起こして、イボを悪化させないためにも顔イボに強い薬を使用することは避けたいです。

杏仁オイルの効果や使い方については、こちらの「首イボ」の記事を参照してみてくださいね。

クリアポロンはヨクイニンと杏エキスを配合した、肌に優しいクリームです。

顔や首筋など皮膚の薄いデリケートな場所にできた老人性イボには、クリアポロンのような化粧品タイプの塗り薬が良いでしょう。

他にも、シルキースワンやアプリアージュといった商品があります。どれも、杏仁オイルとヨクイニンを使用したイボケア化粧品です。

それぞれの違いは、値段と使い心地。アプリアージュは南フランス産の希少価値の高い杏仁オイルを使用しているため値段が高めです。オイルタイプで肌にしっとり潤いを与えます。

シルキースワンやクリアポロンはクリーム・ジェルタイプなのでさらりとした使い心地です。値段も手ごろでずっと使い続けられるイボケア商品です。

あとは「いぼとり」の異名を持つハトムギを上手く活用していくこともおすすめします。

顔イボ対策にイボコロリを使うなら内服薬、塗り薬なら杏仁オイルなど他のものを選ぼう!

即効性があるという点で高い評価を得ているイボコロリですが、安易な顔イボ使用は厳禁です。

即効性があるということは、それだけ強い薬を使用しているということ。サルチル酸はデリケートな箇所への使用はできません。

イボコロリを使用するのであれば、顔イボにはヨクイニンでつくられる内服薬タイプを選ぶのが賢明です。

手軽な塗り薬が良いということなら、先に紹介したクリアポロンやシルキースワンなどの化粧品タイプのイボケア商品が肌に優しいから安心。長く使い続けられておすすめですよ。

また自然素材から作られている漢方もおすすめです。(ただし即効性はあまり期待できず飲む時も苦い…)

あとは上手く隠す方法を身に付けることも必要かなと思います。

お肌を清潔に保つなどの「洗顔」を見直すことも大切です。

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