顔にイボ…老けたオバサンに見えるから何とかしたい!老化との関連性

身体のいたるところにイボ。出来てしまった経験のある人は多いでしょう。

イボの種類はその原因によって、老人性イボとウィルス性イボの2つに分けられます。それぞれ、予防の仕方からできた後のケアの仕方まで違います。

特に、放っておけば増殖する危険が高いのがウィルス性のイボです。ウィルス性イボは早急な処置をとることをおすすめします。

【原因】加齢とウィルスでできるイボ

イボができる場所は顔だけではありません。手や足、指先など至る所にできる可能性があります。一度できてしまうと治療に時間がかかるのが難点です。

イボができる原因は大きく分けて2つ。加齢とウィルスです。加齢が原因のイボは老人性イボ、ウィルスが原因のイボはウィルス性イボといわれます。

老人性イボは年齢を重ねてもできる人とそうでない人がいます。理由は紫外線です。紫外線をたくさん浴びると皮膚の老化を早めてしまい、老人性イボができやすい肌になってしまいます。

一方、ウィルス性イボの場合はウィルスの侵入を防ぐことが一番の予防策です。普段から皮膚を清潔に保つことや免疫を高める食生活を心がけることが大事です。

顔イボを放っておくと増殖することもある

顔など目立つ場所に出来たイボは、とても気になりますね。

だからといって手で触ったり潰したりは逆効果です。例えばそれがウィルス性イボの場合、ウィルスを周囲に広げる事になります。老人性イボの場合には、肌にダメージを与えます。

治っても跡が残る事態になりかねません。いつの間にかイボが増えていたということにならぬよう、はやめに対処したいものです。

【種類】ウィルス性イボは若い人に多い…医者に相談しよう

イボの原因となるウィルスは100種類以上あります。ヒトパピローマウイルスが傷口から侵入してイボを作るのです。

なかでも青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)は、顔イボで最も一般的なもの。米粒より小さく、肌と同じ色をしています。このイボはウィルス性のイボで、若い人に多いのが特徴です。

ウィルス性イボは2週間くらいで自然と治る場合もありますが、増殖し続けるしつこいものもあります。素人目からはどちらとも判断がつきかねます。

イボを見つけたら勝手な判断を避けて、医者に見せるのが一番でしょう。増殖した後のイボを治すのは時間がかかります。治った後の傷も残りやすくなってしまいますよ。

【除去方法】老人性イボならとらなくても良いが、ケアは必要

ウィルス性と違い、老人性のイボは増殖の危険が少ないです。だからといって安心はできません。老人性イボができるということは紫外線や乾燥が進み、肌が痛んでいる証拠。

症状が進行すればさらに老人性イボが増えることも考えられます。スキンケアの見直しが必要です。紫外線対策を見据えた基礎化粧品の使用と徹底的な保湿にこだわりましょう。

一度老化した肌を蘇らせるのは至難の業。ならば、老化を遅らせるアンチエイジングをとり入れるべきでしょう。

【予防】イボができにくい生活を心がけよう!

近年のイボ治療は進んでいますが、良い治療を受けるにはお金が必要です。適切な病院を探す労力も相当なものです。

治療より予防に重点を置いてみませんか。普段の生活をちょっと見直すだけで、イボのできにくい健康な肌になれます。イボも治って、肌がきれいになるなら一石二鳥です。

妊娠中にはできやすい…ホルモンバランスを整える
肌荒れや免疫力の低下を狙ってウィルスは侵入してきます。妊娠中にできるイボならウィルス性の可能性が高いです。

妊娠中はもちろん、女性は普段からホルモンバランスに気を配ることがイボ予防になります。

具体的には…

  • ストレスを溜めない
  • 早寝早起き
  • 健康的な食生活
  • 冷え対策
  • 程よい運動

…の4つです。

特にストレスは美肌の大敵です。イボができてしまったら、頑張り過ぎと思いましょう。自分を休ませてあげることも大事ですよ。

一度できると再発しやすい…予防が大事
イボの不思議は、できる人は治療してもまたできるのに、できない人には全く縁がないことです。体質も多少関係していますが、日頃の生活スタイルの違いが大きな要因です。

アウトドアやマリンスポーツが趣味の人は注意が必要です。

事前と事後の紫外線対策は必須。日焼け止めと紫外線対応の基礎化粧品を上手に利用しましょう。

洗顔をしない等、スキンケアに手を抜いている人にはウィルス性イボの危機が迫っているかも…肌を生活に保つことはスキンケアの第一歩です。

紫外線少な目、保湿多めがイボの予防になる!

紫外線をなるべく避けて、保湿を意識したスキンケアで肌の健康を保つことがイボ予防の近道です。

ウィルス性イボの予防は感染を防ぐことのはずです。スキンケアとウィルス性イボは一見関係ないようにも思えますが、両者は表裏一体です。

スキンケアで肌の免疫力を高めることがウィルスの侵入を防ぐことにつながるからです。

忙しい生活でも日々のスキンケアはほんの数分。積み重ねがイボ予防、ひいては美肌に繋がると知りましょう。

【治療】ウィルス性は拡散に注意!老人性は直りが遅い

顔イボには老人性、ウィルス性の両方がありますが、治療の仕方は基本的に違います。

ウィルスならウィルスを死滅させることに力を注ぎ、老人性なら肌ケアの方に力を注ぐからです。

ウィルス性イボは広がらなければ、ウィルス対策をすれば良いだけなので比較的早く治ることもあります。

一方、老人性イボは転移の危険が少ないものの、治るのが遅いという特徴があります。とにかく早く治療したい場合は、レーザー治療や切除等を行うのが良いでしょう。

【薬】種類がたくさん…自分にあった薬を選ぶことが大事

塗り薬や飲み薬、化粧品タイプなど、顔イボ治療の薬はいくつかあります。化粧品タイプの治療薬は即効性がなく、肌ケアに重点を置いたものが多いです。

飲み薬や塗り薬の方がイボへの効き目としては期待できます。ただ、刺激の強い成分を配合している薬だと、周辺の肌にまで影響が及ぶこともあります。

医者に処方してもらう場合は問題ありませんが、市販の薬を使用する場合は成分を確認して使用しましょう。

異変を感じたら直ちに使用を中止して、はやめに病院へ行くことをおすすめします。

液体窒素やレーザー治療が人気…でもデメリットも知って

手術をして顔イボをとる方法は、すぐにイボがなくなる点が大きなメリットです。技術の発展が目覚ましい昨今では、痛みも少なく短期間で行うことも可能です。

問題は料金と技術です。治療方法によっては保険適用外で、高額になることもあります。医師の経験の差による技術格差も見逃せません。

手術でイボをとるなら、経験豊富で患者さんとのコミュニケーションを密にしてくれるところを選ぶと良いでしょう。

ウィルス性イボは感染、老人性イボは肌ケアで予防しよう

肌がきれいな女性の第1印象派とてもいいのだとか。肌が綺麗ということは、健康な生活をおくりながら、日々のスキンケアを丁寧に行っている証拠です。

もちろん、持って生まれた肌の性質もありますが、美肌=自己管理ができていると捉えることもできますね。肌を大事に思うことは生活を大事にすることなのかもしれません。

ウィルス性イボには清潔さ保ち、ウィルスの侵入を防ぎましょう。老人性イボは生活面の見直しをすることです。

まめな洗顔や紫外線対策、基礎化粧品のケア等、どれも日々の小さな行為です。小さなことも毎日するとしないとでは、5年後の差は歴然。早速今日から肌ケアをはじめましょう。

Topics顔のイボ

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