顔イボ除去の保険適用手術は2つ!費用と内容理解が満足の治療へつながる

顔イボ除去を手術で除去している女性

顔にできたイボを除去するのに、手術という方法があります。大抵の場合は美容皮膚科で行っていますが、美容皮膚科のない病院では皮膚科で行うこともあります。

イボの手術方法にはたくさんの種類があります。ここで紹介するのは保険適用の2つの手術についてです。

保険が適用されるか否かで、治療費は大きく変化します。イボ治療の方法を選ぶにあたって、大事なのは値段とその方法に満足できるかという点です。

保険適用のイボ治療は2つある

イボ治療を選ぶときに気になるのはお値段のこと。限られた予算の中で最良の治療を受けたいと願うのは自然なことですよね。

最良の治療の中身は、人それぞれですが「痛みが少ない」「傷跡が残らない」などが大きなポイントです。

  • 液体窒素
  • 電気メス

代表的なイボ治療のうち、保険適用の治療は上記の2つです。液体窒素と電気メスの2種類は、皮膚科でも施術出来て治療時間が短い治療法。

当然ながら、人気も高いですがデメリットもあることを知っておきましょう。

液体窒素にかかる費用

数個のイボなら1,500円程度(保険3割負担の場合)。60個以上のイボだと12000円程度(同じく保険3割負担の場合)

電気メスにかかる費用

数個のイボなら液体窒素と同じ1,500円程度(保険3割負担の場合)。60個以上になると12000円程度かかる(保険3割負担の場合)

保険が効いて手軽にできる液体窒素…デメリットもある

液体窒素によるイボ治療は、手軽で保険が効くという点でポイントが高いです。イボに悩む女性の多くが液体窒素による治療を選択しています。

液体窒素治療には、-196度の液体窒素を使用します。皮膚を凍結させることで、皮膚の細胞を破壊してしまうのです。

破壊された部分の皮膚はやがて固まって剥がれ落ちてゆきます。治療後のケアも特に必要ないのでとっても楽ちんです。

ウィルス性イボと老人性イボが混在していると治療法に悩む場合もありますが、どちらのタイプにも対応できる液体窒素をすすめるお医者様も多いようです。

知っておいてほしい液体窒素のデメリットは、色素沈殿です。

炎症後色素沈着と呼ばれていて、治療直後には問題がなくとも1か月後くらいから黒いシミがあらわれることがあります。

顔イボの液体窒素での治療については、詳しくはこちらの記事で確認ください。

液体窒素に似ている電気メスの治療法について

電気メスは治療の感覚としてレーザー治療によく似ています。患者さんの中には、電気メスを使用しているにもかかわらず「レーザー治療をした」と勘違いする方もいるとききます。

電気メスは保険が効くのでお手頃な費用でイボ治療ができる点がポイントです。ただし、電気レーザーでイボを焼き切る治療法のため、治療後のケアは必須です。

ケア方法は軟膏を塗ってテープを貼る作業を1週間ほど繰り返します。手術後の傷跡に関してですが、時にケロイドになってしまうことがあります。

担当医と電気レーザーによるリスクを相談しましょう。術後のケアも怠らないことが肝心です。

費用も大事なポイントだけど、満足できる方法を見つけることも大事

イボ治療を選択するにあたり、費用は大事なポイントだと思います。予算オーバーの治療法は、どんなに内容が良かったとしても論外になるからです。

とはいえ、費用だけに気をとられていると術後のケアを忘れて傷跡が残ってしまったり、ケアをしていてもシミができてしまったりすることもあります。

術後の傷跡については、その人の皮膚の性質も関係してくると思われます。手術の費用や当日の手順を確認することは当然として、術後のリスクまでもきちんと話し合っておくことが大事です。

カウンセリングを何度も行うことで、術後の失敗を回避しておきましょう。

また、手術に踏み切る前にできるこもあるはずです。こちらの記事でどういった方法が取れるのかについても事前にチェックをしておくといいかもしれません。

また、イボは「取る」だけでなく「隠す」ことでも対処できると思いますので、隠し方についても参考にしてみてくださいね。

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