厄介な顔イボは民間療法で解決できる?メリットデメリット
顔イボを民間療法で治したいと願う人もいるでしょう。民間療法は古くから人々が実践してきた知恵で、それは時に、最先端の科学よりも民間療法の方が優れていることもあります。
ハトムギ茶や柚子の効果を良く知っている人もいるはず。ただ、結果が証明されていないぶん未知数です。顔イボに効果が無いかもしれないし、逆に酷くなることも考えられます。
大事なことは、信じすぎないことでしょう。民間療法のすばらしさは確かにあるものの、頼り過ぎは危険です。「おかしいな」と感じたら、治療を中断して医者にみせることも必要ですよ。
Contents
民間療法って何?メリット3つから民間療法を知る
科学的な根拠があるわけではないけれど、昔からたくさんの人が実践してきた方法があります。
顔イボに関しても当然ながら、そういった民間療法が存在しています。正直なところ効き目については、何とも言い難いです。
中には、素材の持つ効果を利用した方法で、信憑性の高そうなものもあります。
長い間受け継がれてきた歴史がある
医学の世界では新しい薬品が次々と生まれては、また次の治療法へと進化しています。
一方の民間療法といえば、「おじいちゃんがやっていた。」「ひぃおばあちゃんが…」といったケースがほとんどではないでしょうか。
古くから代々受け継がれてきた知恵が、民間療法ということができます。
自然素材を使用した治療が多い
顔イボの民間療法といえば、例えば柚子やナスを使用する方法があります。
人々の暮らしの中で生まれたという、民間療法の性質上、簡単に手に入る自然素材を使用した方法が主流です。
比較的最近に登場した民間療法に関しては、自然素材に頼らないものもありますが一般的には雑草や木の実の類を利用しています。
薬の副作用を気にせず、安心して行える
自然派素材の注目度が高まっています。科学の力は偉大ですが、生態系を保つ自然の力もまた偉大ということでしょう。
顔イボ治療には様々な薬がありますが、効き目が良いほど副作用が心配です。民間療法は、自然素材を使っているので、効き目が弱くとも身体に害を与える心配が無用です。
強い薬はそれだけ身体に害を及ぼす可能性を持っているということ。ゆっくりでいいから、負担の少ない方法をと考えている人に民間療法がおすすめです。
信じすぎるのも危険…民間療法のデメリットも知っておこう
民間療法を実行するにあたり、一つ注意したいのは「信じすぎて盲目になること」です。全てにおいて言えることですが、妄信的な姿勢は視野が狭くなり、大きな判断を誤る危険が高まるからです。
「できる方法を試してみて、効果が無いようなら他の方法に切り替える」くらいに割り切った方が良い場合もあります。
民間療法は、効果が医学的に証明された方法ではない
厳しい基準をクリアした薬だけが、医療に使われています。国が医療に関する法律を定めているからです。私たちが安心して病院に治療を任せられるのは、そうした制度のお陰といえます。
一方の民間療法を管理する人は誰もいません。「こうしたら○○だったよ。」「○○使ったら良かったよ。」との口コミが形になったものが民間療法だからです。
管理されているから安心とか、管理されていないから信用できないと考えるのは早計かと思います。大事なのは、「医学的証明話されていない」という民間療法の性質を知っておくことです。
必ず効果が出るとは限らない
顔イボの種類は数多くあることが確認されています。世界に視野を広げれば、見たこともないような症状に苦しめられている人もいます。
多種多様な顔イボのすべてを完璧に治すのは医学の力をもってしても大変なこと。これをすれば必ず治るという薬は無いに等しいのです。
民間療法も同じです。顔イボの多様性やその人が持つ性質等が複雑に絡み合う場合、その糸を解く方法は合わせ技かもしれません。
民間療法をしていれば、必ず効果が出ると思ってしまうと効き目が無かった時の落胆が大きいでしょう。
信憑性の低い方法もある
民間療法は数が多いので全てを実践することはできません。肝心なことは、膨大な量から何をピックアップするかということです。
ネットを見れば、いくつもの民間療法を調べることができますが、よくよく見れば、首をかしげたくなる内容も含まれているはずです。
顔イボに関する民間療法は情報量が多いぶん、見極めが大事になってきます。
数ある民間療法のなかの、5つをピックアップ!
どの民間療法を選べばよいか迷っている人のために、5つの民間療法を紹介します。比較的簡単に実行できて、効果がありそうなものを選んでみました!
- ひまし油+重曹をイボに塗る
- ひまし油は植物油の一種で、トウゴマという植物の種子から抽出します。トウゴマは、葉の色や形が独特であることから観葉植物として栽培されます。
トウゴマの種子から採取した油と重曹を混ぜて、イボに塗ればそのうちイボがポロリと落ちるといいます。
油で皮膚を柔らかくして、さらに重曹の洗浄効果に着目した方法と考えられます。いずれにせよ、重曹とひまし油は身体に優しい成分です。
- 杏仁オイルをイボに塗る
- 杏仁オイルが顔イボに良いという話は、広く知られており、杏仁エキスの化粧品等が商品化されています。
杏仁には、肌の新陳代謝を高めて皮膚を柔らかく保つ効果があるといわれています。顔イボを治すには肌のターンオーバーが鍵です。
古い角質を捨てて、新しい肌へと生まれ変わることがイボをなくすことに繋がるからです。自然由来成分の杏仁はターンオーバーの活性化に役立ちます。
顔イボの改善が期待できる化粧品についてはこちらの記事でチェックしてみてくださいね。
- ハトムギ茶を飲む
- 顔イボ治療にハトムギを使用するのは一般的になっています。
医者から処方される薬としてヨクイニンがありますが、あれはハトムギの皮をとって中身を粉にしたものです。つまり、ハトムギとヨクイニンはほとんど同じものといえます。
ハトムギには綺麗な肌に欠かせない栄養素がふんだんに含まれているうえに、肌の新陳代謝を促す働きも持っています。
ハトムギ茶を飲めばすぐにイボが良くなるわけではありませんが、続けることでイボや肌全体に良い効果が期待できます。
- 木酢液を塗る
- 酢には除菌効果があります。木酢液をイボに塗ることで徐々にイボの菌を除去していく方法です。木酢液の他にもリンゴ酢を同じように使用する民間療法があります。
イボができる原因は菌だけでなく、老化の場合もあります。さらにイボの原因となる菌の種類はたくさんあり過ぎて、必ずしも酢が効果的とは限りません。
ただ、木酢液やリンゴ酢は簡単に手に入る材料で、酢の除菌効果も認められているので、試してみても良いかもしれませんね。
- イチジクの実や葉の汁をイボに塗る
- イチジクは古代ローマでは「不老不死の果実」と呼ばれていたそうで、女性は特に食べた方が良い果実の一つです。
というのも、鉄分が豊富でアンチエイジングやホルモンバランスを整えるのに効果的といわれているからです。
イチジクに含まれる「ザクロエラグ酸」や「アントシアニン」といった成分は、老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。
イボに直接塗って効果があるかといえば、正直、疑問が残りますが、果物として食するには栄養豊富でおすすめです。
5つ以外にも、民間療法はあります…色々試すのもありかも
イボが28日間でとれたとの声がありました。ただし、ダクトテープで周囲の肌が荒れてしまうのは避けられません。
茄子には植物性アルカロイドが含まれています。抗がん剤にも使用されている成分で、腫瘍に効果があるとされています。
植物性アルカロイドは茄子の汁に含まれているので、新鮮でみずみずしい茄子を使用しましょう。1日1回、貼り換えを行う程度で大丈夫です。
2週間から1か月弱でイボがとれたという声があります。ただ、この方法も肌を荒らしてしまうリスクがりますね。
「治らない」「酷くなった」場合は、医者にみせる決断を下すとき!
民間療法はたくさんあっても、正しい根拠があるわけでもないし、その効果が証明されているわけでもありません。
民間療法を否定するわけではありませんが、人によってアレルギーを持っていたり肌に合わなかったりすることもあると知ってください。
病院が空いていなかったり、忙しくて行く時間が無い時に民間療法に頼るというのも一つの手かなと思います。
顔イボを隠す方法についても知っておいて損はないですよ!
洗顔も毎日のことなので、見直してみてもいいかもしれませんね!
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