唇の老化は早めのケアが重要!くすみや縦ジワには要注意
30代から40代を迎えるころになると、体のさまざまな部位で「老化」が気になり始めるもの。特に見た目への影響が大きいのが「顔」ですが、実は顔の中でも「唇」も老化するということをご存知ですか?
「最近唇が薄くなるし、状態が悪くて…」なんてお悩みは、実は老化現象によるものなのかも!?唇が老化すると、具体的にどのような症状が現れ、そしてどうケアしていくべきなのでしょうか。
唇の変化が気になり始めたときに、知っておきたいポイントをまとめます。
唇だって老化する!気になる老化現象4つ
肌や髪の老化に対しては、非常に気を配っている女性であっても、「唇だけは特に何もしていない!」なんてケースは、決して少なくありません。「え!?唇も老化するの…?」なんて思う方もいるのではないでしょうか。
30代から40代にかけて、以下のような症状に悩まされるようになったら、老化による影響も考慮した方が良いでしょう。
- 唇が薄くなる、ボリュームが減少する
- すぐに乾燥して、ガサガサになる
- 唇の色がくすみ、透明感が失われる
- 縦ジワが気になる
これらのお悩みは、女性にとって身近なもの。「まさか加齢の影響なんて…!」と驚く方も多いのかもしれませんね。
しかし口元の筋力が衰え、全体的にたるみが生じると、ふっくらとした唇の厚みが失われてしまいます。「加齢と共に唇が薄くなる」と感じるのは、決して気のせいではないのです。
また年齢を重ねると共に、細胞の保水力が低下するのは唇も同じ。ガサガサ感や縦ジワが気になるのは、このためです。さらに血管内の細胞が減少することで、美しい自然な赤みが失われてしまいます。
唇が老化する原因3つ
普段あまり意識することがない「唇の老化」ですが、具体的な老化現象を聞くと、自身の老化を実感する方も多いことでしょう。
実は唇は、通常の皮膚よりもさらに老化しやすい場所。それには、以下の3つの事情が関連しています。
- 皮脂膜がない
- 角質層が薄く、唇内部の美容成分も少ない
- 紫外線の影響を受けやすい
唇以外には、皮膚の表面を守る「皮脂膜」が存在しています。皮脂腺から自然に分泌される皮脂が、あらゆる外的ダメージから、皮膚の細胞を守っています。
唇にはこの皮脂膜がないため、常に乾燥しやすくダメージを受けやすい仕組みになっています。
さらに唇の角質層は非常に薄く、美容成分が少ないことから、水分保持能力も低いという特徴があります。紫外線の影響も受けやすく、すぐに乾燥やシワなどのトラブルを引き起こしてしまうのですね。
唇が薄くなる原因と気になる対処法
加齢と共に唇が薄くなる原因は、主に口元の筋肉の衰えです。老化と共に筋肉が唇周辺を支えきれなくなることで、見た目の印象が変わってしまいます。
また皮膚内部のコラーゲンが減少することで、ハリが失われてしまうことも、原因の一つだと言われています。
老化と共に徐々に薄くなる唇は、エクササイズで内面からケアすることも可能です。上唇と下唇を積極的に動かしたり、唇の動きを意識した発声を行ったりするのがオススメです。
唇を意識して動かすことで、周辺の筋肉に刺激を与え、老化を予防する効果が期待できます。
またメイクでカバーしたり、美容整形で気になるポイントをケアしたりする方法も、検討してみてはいかがでしょうか。
唇はすぐに乾燥してガサガサに!原因とケア方法を知ろう!
唇はもともと乾燥しやすいパーツですが、加齢と共にその傾向はさらに強くなってしまいます。
もともと少ない美容成分はさらに失われてしまいますし、幼いころからのダメージの蓄積が、気になり始める時期でもあります。
また以下のような原因が、唇の状態に影響を与えてしまうこともあります。
- 食生活の乱れ
- 唇をなめる癖
- 口呼吸
- 内臓系トラブル
それぞれを改善した上で、適度に潤いを与えるケアを実践するのがオススメです。
リップクリームの使用方法に注意しよう!
唇の乾燥ケアとしては、「リップクリームを使う」方法が一般的です。とはいえその使い方によっては、余計乾燥させてしまうこともあるので、注意しましょう。
リップクリームを使う場合には、それぞれの特徴を知り、適切な使用方法を実践する必要があります。
また近年では、リップクリームと似たアイテムも多数登場しています。リップティントやリップバームなど。広い視野で自分に合うアイテムを選択してみるのも良いでしょう。
唇専用パックでプルプル
顔の中でも特に加齢が気になりやすいパーツだからこそ、定期的にスペシャルパックを取り入れるのもオススメです。
専用アイテムを用意するのも良いですし、「ハチミツ」など身近な品を使ってケアする方法も人気を集めています。自分の肌質に合う方法を見極めましょう!
唇の色がくすむのも老化!透明感を取り戻すコツ
若い時期には、透明感と赤みを感じられる魅力的なカラーだったはずなのに…加齢と共に、そんな色合いは失われやすくなってしまいます。
唇の色がくすむ原因としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- 血行不良
- 外的刺激によるダメージの蓄積
- ストレス
- 栄養バランスの乱れ
加齢と共に現れやすいポイントとしては「外的刺激によるダメージの蓄積」が挙げられます。紫外線はもちろんですが、「自分で唇の皮をむく癖がある!」という方も注意が必要です。
外的刺激から唇を守るためのケアを実践するほか、マッサージで血行を良くするのもオススメの方法です。
縦ジワ老化はリップメイクの完成度を下げる!原因と対処法
唇の現れやすい老化症状、最後の一つは「縦ジワ」です。メイクをしようとしたときに、縦ジワの中にリップが入り込んでしまい、うまく決まらない!と悩んだ経験はありませんか?
縦ジワの原因は、以下のとおりです。
- 加齢による潤いの減少
- ビタミン不足
- タバコなどによる悪影響
- 口元の筋力低下
さまざまな要因が複合的に組み合わさって引き起こされる縦ジワトラブルですが、一つ一つを丁寧に解消していくことで、ふっくらとした魅力的な唇を取り戻すことができるでしょう。
「年齢を重ねたから仕方がない」と諦めるのではなく、セルフメンテナンスやエクササイズを頑張るのがオススメです。
唇だって老化するからこそ、ケアは必須!
唇は、女性らしさを演出できるパーツの一つです。誰かと向かい合って会話をするときには、「つい口元に目が行ってしまう」なんてことも多いですよね。
知らない内に、唇に老化サインが現れてしまっているとしたら、全身の印象も変わってきてしまうでしょう。
年齢を重ねるごとに、唇に関する不満やトラブルを抱える方は増えていくもの。また中には、「普段どおりにメイクをしているはずなのに、なかなかうまくいかない」なんてこともあるのではないでしょうか。
実はそれ、「唇の老化現象」が原因なのかもしれません。アンチエイジングケアを意識して行うことで、状況を改善してみてくださいね。
Topics唇の老化
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