顔イボをどうにかしたい!クリニック治療から家でできるケアまで

顔イボを改善しようと思っている女性

顔イボは治せる時代です。イボ治療の技術は確実に進歩していて、痛みが少なく跡がほとんど残らない治療も夢ではありません。

イボ治療の特徴は方法が幾つかあるということ。様々な治療法の中から自分に合ったものを見つけて選択していく必要があります。

注目を集めるイボ治療について、家でできる手軽なものから病院での手術まで、メリット・デメリットを含めて見ていきましょう。

顔イボ治療方法は主に7つ!

イボ治療は日々進化していて、手軽にできる方法から病院で行う本格的な手術まであります。顔イボは最もデリケートな場所にできるイボです。

周囲の肌に与える影響と、本当に綺麗に治すことができるのかの2つを丁寧に検討してみる必要があります。

まずは、顔イボができる原因や、顔イボの種類について確認しておきましょう。

そして治すための方法の選択には当然ながら、治療にかけられる時間や費用も関係してきますね。

【内服薬】イボに効く…でも長期間の服用が必須

メリット デメリット
身体に優しい 即効性はない
肌全体が健康になる 全く効かないイボもある
手軽に治療できる

イボの内服薬として処方されるのは「ヨクイニン」です。聞いたことが無い人も、ハトムギといえば知っているでしょう。

ヨクイニンはハトムギの皮を取り除いたもので、成分にほとんど違いはありません。

たんぱく質、カルシウム、鉄分、ビタミンを豊富に含むハトムギは健康食品としてよく知られています。

ヨクイニンは漢方なので、即効性はありません。栄養豊富なハトムギの成分を長期間服用することによって、免疫力を高めるのが狙いです。

つまり、イボを集中的に撃退するのではなく、肌の健康を取り戻すことによって免疫力を高め、最終的にイボの菌に勝つという仕組みです。

イボの種類によってはヨクイニンで治療できないものもあります。内服薬は薬局でも手に入る手軽なものですが、自己流で判断するのは危険です。

まずは医療機関を受診して、イボの種類に合った薬を出してもらったり、市販薬ならこの成分ならOKかどうかの確認を取りましょう。

ハトムギで免疫力を高めることに興味がある方はこちらの記事を読んでみてくださいね。

【化粧品】徐々に治して肌もきれいになる

メリット デメリット
手軽に利用できる 長期間の使用が必要
肌全体が綺麗になる 効果があらわれないこともある
他と比べてコストがかからない

薬に頼りたくないという人には、化粧品をイボ専用に代えるという方法があります。自宅でケアできるうえに、肌も美しくなりコストもかからない点でメリットは大きいです。

ただし、合わない化粧品を使用してしまうと肌荒れを引き起こすことがあります。若い人の肌トラブルは、化粧品を変えたことがきっかけで起こることが多いです。

効果の面では長期スパンで見ていかなければいけません。数年使用しても変化がみられないこともあります。イボの種類によっては特別な治療が必要なこともあるからです。

イボ化粧品を使用していて、一向に良くならないと感じたり、周囲に広がる場合にはお医者さんに相談しましょう。

イボ改善のための化粧品についてはこちらの記事に載っています。

顔イボ専用の人気クリームについてはこちらを参考にしてみてくださいね。

【塗り薬】種類があるので、肌に合うものを見つけよう

メリット デメリット
自宅で治療できる 種類がたくさんある
簡単に手に入る 肌が弱い人は荒れることがある
長期間の使用

市販のイボ治療薬の種類はたくさんあります。すぐに手に入る点はとてもいいのですが、どれが自分のイボに効くのか判断するのは難しいです。

さらに、強い成分が入った薬の場合は周囲の肌に影響を及ぼしかねません。肌の弱い人は、病院でイボの種類を見極めてもらってから治療薬を選ぶ方が良いでしょう。

市販の治療薬の中にはイボの早期撃退を狙ったものもありますが、基本的には塗ればすぐに治るというものではありません。数か月スパンで経過を見るようにしましょう。

酷くなるようならすぐに使用を中止した後、皮膚科のある病院で相談してください。

【洗顔】即効性はないが、副作用の心配なしで手軽

メリット デメリット
手軽にできる 即効性なし
肌全体をケアできる イボの種類によっては全く効かない
コストかからない 手間はかかる

イボの治療に数えて良いのか疑問ですが、イボをきっかけに肌のケアを見直す方法です。イボが急激に良くなったりすることはありません。もしかしたら変化なしかもしれません。

イボには老人性イボとウィルス性イボがありますが、どちらも健康な肌にはできにくいです。

免疫がしっかりしているのでウィルスは撃退され、ターンオーバーにより古い角質は生まれ変わっているからです。

イボができるということは、それまでの肌ケアに何らかの問題があったということを示唆しているのかもしれません。

洗顔の基本は汚れを落とすことでも、肌にダメージを与えては逆効果。汚れを浮かして洗い流すイメージです。

    上手な洗顔のポイント3つ

  • 蒸気やお湯で肌を柔らかくしてから洗顔する
  • 洗顔料は泡をたくさん立ててから使用
  • すすぎはしっかりでも、ぬるま湯でこすらない

【イボ切除】切除範囲を狭くするよう技術が発達している

メリット デメリット
すぐにイボがなくなる 痛みがある
治療の跡もほとんどわからない 保険適用
複数イボ対応可 場所によってはできないこともある
電気焼灼法といわれ、電気メスを使用する手術方法です。とはいえ、イボをサッと焼き切るだけなのであっという間に終わってしまうような、簡単な手術です。

局所麻酔を使用するので手術中の痛みはありません。麻酔が切れた後は多少の痛みを感じます。痛みの感じ方は人それぞれで、なかには全く痛くないという人もいます。

電気焼灼法の良いところは、保険がきく手術であること。気になるイボをとりたいと願う人は多いですが、高額な費用を払ってまで行うには勇気がいります。

すぐに終わって、痛みが少なく、費用も手ごろなら試してみる価値がありそうです。ただ、足裏など皮膚が厚い部分のイボには向かない方法です。

【液体窒素】施術中は痛みもあるが即効性あり

メリット デメリット
保険適用 痛みがある
複数イボでも価格に変更なし 何度も行う
様々な箇所に対応できる イボの種類によっては完治まで長期間かかることがある
イボを凍らせてとる方法です。マイナス200度の液体窒素を数週間にわたり、複数回イボにあてます。

低温の液体窒素を肌にあてるので、強い痛みがあります。大きいイボや小さくても根っこが深いものだと、長期間にわたり痛みと戦わなければなりません。

費用に関しては保険がきくので非常に良心的です。また一度に複数のイボを手術しても、値段が変わらないのがありがたいですね。

【レーザー】今はやりの治療法!すぐ消えて痛みも少ない

メリット デメリット
すぐに終わる手術 保険適用外
痛み少ない 基本は大きなイボや難治性イボ
再発少ない 病院により差が出る
大きめのイボや治りにくいイボに施されることの多いレーザー治療。手術時間が少なく、再発しにくいとあって希望する人が増えています。

レーザー治療の問題は費用です。他手術と違い、保険適用外のため1カ所の治療で5000円~数万円というところまであります。

費用にばらつきがあるのも気になるところですね。安いに越したことはありませんが、あまりに安すぎては技術面が心配です。実績のある病院を探すのが大事でしょう。

レーザー治療は炭酸ガスレーザーを使用するのが一般的ですが、YAGレーザーという固体レーザーを使用する場合もあります。

イボ治療はたくさんある…自分に合った方法を探そう!

イボができる年代は幅広く20代前半から80代、90代までです。

若年層のイボには比較的ウィルス性が多く、年を重ねるにつれて老人性イボが増加する傾向にあります。老人性イボは30代後半くらいから徐々に増えていきます。

イボの原因はウィルスや老化なので、誰にでもできる可能性があります。実際、イボに悩まされている人は少なくありません。ただ、イボ治療が発達してきているのも事実です。

手術を行う病院により差はありますが、ほとんど跡がのこらない治療が可能です。市販の治療薬でも薬選びが的確なら非常に有効です。

大事なのは正しい治療法を選択するということです。例えば最新のレーザー治療を希望しても、自身のイボには合わない治療法かも知れません。

メリット・デメリットを理解したうえで専門家の医者と納得のいくまで話し合いましょう。

民間療法で治したいという場合もあると思いますが、まずは自身のイボの種類やそれに対しての有効成分を知っておく必要があります。

顔イボと民間療法についてはこちらをチェックしてみましょう。

また顔のイボを目立たせなくする工夫や隠すための工夫についても知っておくといいですよ!

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