即効性のある首イボ対策は限られている。今すぐなら医療がベスト
首元やデコルテ付近にできる首イボは、そこにあるだけで年齢を感じさせますし、アクセサリーが引っかかってしまうといった不都合も出てきます。
首イボ対策は様々なものがありますが、即効性があるものとなると限られてきます。
即効性がありわずか数日でケアが出来るものをご紹介します。また、数ある首イボ対策が、どうして即効性を期待できないのかという点も、合わせてご説明します。
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効果的といわれるヨクイニンも即効性は期待できない
首イボ対策というとヨクイニンを勧められることは多いですよね。
- ヨクイニンという成分が含まれたサプリメントを飲む
- ヨクイニンを塗る
- ヨクイニンの原材料であるハトムギを食べる
- お茶として飲む
など、ヨクイニンを使った首イボ対策は多様です。
皮膚科などでも、首イボ対策の内服薬としてヨクイニンを処方することもありますので、かなり即効性も期待できそうです。
ですが、皮膚科でヨクイニンを処方する場合、3ヵ月を目標に治療期間を設定するなど、ヨクイニンを飲めばすぐに効く。というわけではありません。
普通のイボ対策で即効性があるイボコロリは首イボには使えない
足の裏やつま先などにできてしまったイボをすぐに直したいという時に、イボコロリという市販薬を利用したことがあるかたも多いですよね。
絆創膏タイプのイボコロリなら、早い人であれば一日でイボがとれてしまう人もいます。
これなら首イボ対策にも即効性が期待できそうですが、イボコロリは残念ながら首イボ対策には使えません。
絆創膏タイプのイボコロリに含まれるのはサリチル酸という非常に強い成分で、角質を溶かす働きもあります。
皮膚が薄い首元につけてしまうと、お肌を弱めてしまい、別の意味で大きなダメージを与えてしまうことになります。
漢方でのケアは体質改善に時間がかかってしまう
漢方薬にもイボ取り効果があるなどイボ対策を行えるものがあります。ただ、漢方薬は基本的に体質改善を行うことを目的としており、即効性のある医薬品というわけではありません。
ヨクイニンも生薬なので漢方の仲間です。
漢方は体質に合う・合わないがあります。漢方によるケアで思ったよりも早い首イボ改善効果を見られた方もいるようですが、誰でも即効性が期待できるわけではありません。
クリームやジェルでのケアは時間がかかる
首イボのケアを行える市販品として、クリームやジェルなどが販売されています。これらには、ヨクイニンやキョウニンオイルなど、首イボ対策におすすめと言われる成分が含まれています。
あくまでもスキンケアアイテム!お薬ではなく、強い効果を得られるものではありません。今すぐ首イボをなくしたい!という希望を叶えることは、難しいです。
- 新陳代謝を促進させる
- 保湿で角質を柔らかくし、衣服やアクセサリーの摩擦を減らす
- 肌のバリア機能を向上させる
こういったことが、市販品のクリームやジェルで行える首イボ対策となります。
ハサミで切り取る方法は安全性・衛生面で避けた方が良い
首イボの中にはスキンタッグといって皮膚から飛び出しているイボや、軟性線維腫といってスキンタッグよりやや大きく飛び出しているイボがあります。
スキンタッグなら、ハサミで切り取ってしまえばすぐに取れるかも!と思うかもしれません。
病院でも治療としてスキンタッグははさみで切り取ることがありますが、これはあくまでも医療機関での治療です。自宅でハサミを使ってスキンタッグを切り取ることは、様々な意味で危険です。
- ウィルス性のイボだった場合は、ウィルスが広がりイボの数が増えてしまう
- 首イボだと思っていたものが実は悪性腫瘍だった
- ハサミの衛生管理が不適切で細菌感染などが起こり炎症により皮膚トラブルが起こる
このような危険性があるため、絶対にすぐに首イボがなくなるからといってハサミで切り取ることはやめましょう。
即効性を期待するなら、やっぱり医療機関での治療
自宅でできる首イボ対策の多くは、民間療法と呼ばれるものでその効果は残念ながら即効性は期待できません。
民間療法はその人の体質、合う・合わないによって、どのくらいで効果が出るかも個人差があります。
それに対して、医療機関での治療は、首イボをすぐに取り除くことができます。首イボの個数が少なければ、治療に行った日に首イボを取ってくれるケースもあります。
首イボの個数が多いとどうしても少しずつ処置を行う必要がある場合もありますが、処置をすればすぐに首イボは取れます。即効性が高い方法です。
一時的に隠しておくという方法も考えてみて
首イボ対策は、医療機関による治療が最も安全に早く行える即効性のある方法です。市販品や体質改善、新陳代謝を促進させる方法は、どうしても危険性がない分効果は緩やかになってしまいます。
今すぐ首イボをなくしたいと思っても、医療に頼りたくないという場合には、一時的に隠しておくという方法も考えてみるといいですね。
ストールやヘアスタイルなどで首元をオシャレに演出しながら、うまく首イボを隠しながら、あとはゆっくりと改善させる。という方法であれば、即効性が無くても医療に頼らずにケアができます。
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