あずき水で簡単ダイエット!飲むだけで糖質の吸収を抑える効果
あずき水とは、豆の状態のあずきをお湯で煮出して作る飲み物です。簡単に作れますが、ダイエット効果が高いと今注目されています。
あずきは古くから日本の食に根付いている食べ物ですが、最近の研究で、脂肪をつきにくくさせる成分があることが分かりました。
食事の前に飲むだけの簡単なあずき水ダイエット。実践方法をあずき水の作り方を紹介します。
Contents
あずきに含まれる健康成分「ポリフェノール」
あずきは食物繊維やタンパク質、鉄分など美容と健康のために欠かせない成分を多く含んでいるスーパーフードです。
中でもダイエットに力を発揮する成分として着目されたのが、カテキンなどのポリフェノールです。
ポリフェノールとは、植物の皮などに含まれている苦味の元で、多くの種類がありますが、強い抗酸化作用を持っていることは共通しています。
そのため美肌維持の食材としても有名になりましたが、あずきのポリフェノールであるカテキンには、食事から取った糖質の吸収を抑える力があるのです。
さらに既に溜まってしまった脂肪を分解する作用も認められています。まさに万能のダイエット飲料なのです。
あずき水ダイエットの実践方法
あずきに含まれるカテキンを、毎日継続してとり続けることで痩せ体質に導こうというのがあずき水ダイエットの目的です。
そのためには、毎日の飲む量が重要です。あずき水の中にダイエット成分であるカテキンがしっかりと溶け出していなくてはいけません。
1日に飲むあずき水の目安はどのくらいなのでしょうか。また、あずき水の作り方も紹介します。
1日に150gのカテキンをとるとダイエットに繋がる
ダイエットのためには、あずきの中のカテキンポリフェノールを1日に150g~300g程度とることがよいとされています。
これだけの量のカテキンポリフェノールを摂取するには、あずきが50~100g必要になります。それをお湯で煮出して成分を抽出します。
1日分に掛かるコストは物にもよりますが、100円程度にしかなりません。リーズナブルなので継続しやすいのもあずき水のメリットです。
あずき水を飲むタイミングと量
あずき水は、食事からの糖質を吸収させにくくするためのものなので、必ず食前に飲みましょう。
また1度に飲む量は、コップ1杯が目安です。具体的には200cc~300ccですね。そしてなるべく食事の30分前までには飲むようにしましょう。
そうするとあずき水の成分が胃腸にしっかり届くので、ダイエット効果が得やすくなります。ご飯を食べる前にまず1杯飲む習慣をつけるといいですね。
あずき水の作り方
ポリフェノールは水に溶けやすい性質を持っているので、あずきはしっかり煮出す必要があります。
1日分の目安となるあずき水の作りかたです。保存の問題から一度に作るのではなく、その日の分を毎日作るほうが向いています。
- あずきと水を鍋に入れて強火にかけ、沸騰させる
- 弱火にして20~30分じっくり煮る
- 冷まして冷蔵庫に保存する
キッチンタイマーを使って時間の管理をするのがいいのですが、つい忘れそうになったり忙しいときは、保温水筒を使って煮出すと簡単です。
その場合は、大きめな水筒を用意して、8時間ほどかけてしっかりと成分を取り出しましょう。
あずき水を作った後のあずきの利用方法
あずき水を作った後で、あまってしまうあずきをどうしたらいいのかと悩む方も多いかもしれません。
その場合は、水煮豆の要領で料理に使うといいでしょう。あんこのイメージがあるので甘いものを連想しますが、あずきは本来淡白な味でアレンジがしやすいものです。
栄養を煮出した後でも繊維質やタンパク質などは残っているので、腸内環境改善も期待できます。出来れば捨てずに有効利用しましょう。
飲みすぎ厳禁!あずき水ダイエットの注意点
脂肪燃焼効果もありあずき水ダイエット。ダイエットを始めるときに陥りがちな失敗に、「いいものならたくさん取ったほうがいい」という誤解があります。
ですが、あずき水は1日の適量を守って取り組むことが重要です。それは、煮出し汁の中の食物繊維をとりすぎるとお腹がゆるくなってしまうからです。
中には飲みすぎてひどい下痢を経験した実践例もあるようです。これでは健康によくありません。
また、時間のたったあずき水は傷みやすいので、できれば飲まないほうが無難です。同じくお腹を壊す原因になってしまいますから。
手軽に実践できるあずき水ダイエット。容量をまもって取り組みましょう
スーパーフードのあずきには、積極的に取りたい健康成分が多く含まれて居ます。中でも皮にあるポリフェノールはダイエットに効果的でした。
あずき水は簡単に作ることが出来て、脂肪燃焼や糖質の吸収を穏やかにする効能があり、ダイエットの強い味方です。
保温容器で作る場合には、前日の夜仕込んで、翌日マイボトルで職場に持っていくなどすると続けやすいですね。
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