そうめんでダイエットは出来る？太らない為の注意点など

暑いと食欲が無くなる…という人も多いのではないでしょうか。でも、冷たくて喉越しの良いそうめんなら食べられたりしませんか？

さっぱりしているからカロリーも低そう…ダイエットにも使えるのでは？と思ったあなた、実際に芸能人でそうめんを食べて痩せたという人も居るのですが、そうめんは特別ヘルシーな訳でも低カロリーな訳でもありません。逆に食べ方を間違えると太る元にもなり得ます。

でも、上手に食べればそうめんで痩せる「そうめんダイエット」は可能なんです。成功させる為の秘訣や、太ってしまわないよう気をつけたいことなど、今日は「そうめんで痩せる方法」についてお話したいと思います。

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太らない為に知っておこう、そうめんという食べ物について

いきなり身も蓋もない話をしますが、そうめんは主食の中でもカロリーが高いです。原料が小麦粉ですので炭水化物量・糖質量が多くGI値（血糖値上昇の勢いを表す数値）も高めです。おもな麺類とご飯のカロリー、炭水化物量を比較してみましょう。

１食あたりのカロリー

100gあたりの炭水化物量

しかもそうめんには細く伸ばす工程で油が使用されています。何も考えずにそうめんばかり食べていると太る可能性大です。GI値が低く、栄養素が豊富なそばの方がダイエットには適していると言えるでしょう。

それではダイエットにおけるそうめんの長所って何なんでしょう。ご飯（白米）はそれだけで食べる事はほとんどありませんよね？２、３品のおかずをつけて食べると思います。

うどんやそばは色々な食べ方がありますが、例えばトッピングに天ぷらや肉類を乗せたり、カレーうどんにするとカロリーが高くなります。

それに比べるとそうめんの食べ方はシンプル。薬味なども低カロリーのものが多いので、全て含めた１食あたりの総摂取カロリーをご飯やうどん、そばよりも抑えることが出来るんです。この、そうめんの食べ方がダイエットに有効なんですね。

そうめんでダイエットするには、１日１食をそうめんに置き換える方法がおすすめです。冷たいそうめんは美味しいけど、体を冷やすと代謝が悪くなり痩せにくくなりますので、温かい汁でにゅうめんにして食べるのがベター。

そうめんに含まれる糖質を体に溜め込んでしまわないよう、糖分を消化・燃焼させる栄養素をプラスしましょう。糖質の代謝に欠かせない成分・ビタミンB1は納豆に多く含まれています。納豆が好きな方はそうめんにトッピングしてみてはいかがでしょうか。

また、食物繊維は小腸で糖の吸収を抑制し血糖値の上昇を防ぎます。海藻類に豊富に含まれていますので、わかめや市販の海藻サラダを盛りつけるのも良いですね。低カロリーで満腹感が得やすいので、まさにそうめんダイエットにピッタリの食材です。

他にも、

などがトッピングにおすすめです。

くれぐれもカロリーの高いおかずは付けないこと！あくまでも低カロリーに抑えることが大切です。そうめん自体のカロリーは決して低くないことを忘れないで下さいね。

ご紹介した食材を日替わりでトッピングするだけでも飽きずにそうめんダイエットを続けられると思いますが、ここでおすすめのアレンジレシピを２つご紹介したいと思います。

トマトにゅうめん（1人分）

炒素麺（1人分）

ゴーヤ1/5本、玉ねぎ半分を食べやすいサイズにスライス。しょうがとにんにく（1片ずつ）をみじん切りに。ゴーヤは切ってから塩揉みしておくと苦みが和らぎます。
フライパンに油をひき、にんにく・しょうがを軽く炒め、香りが出て来たら水洗いして水気を切ったゴーヤと玉ねぎを加えて炒めます。（油はねに注意！）塩コショウで軽く味付けします。
ある程度火が通ったら、あらかじめ茹でて水洗いし水気を切っておいたそうめんを加えサッと炒めます。
粉末の鶏ガラスープで味付けし、仕上げに削り節を適量加えて出来上がり。

そうめんを炒めるときは焦げ付きやすいので、フライパンに油をひいたら煙が出るまでよく熱してから炒めると良いでしょう。フッ素樹脂加工のフライパンを使うと失敗しにくいですよ。