豆乳を飲んでダイエットする方法。失敗しないレシピを紹介
大豆から作られる豆乳には、さまざまな美容成分が含まれています。特に、女性ホルモンと同じ働きをするイソフラボンはアンチエイジングには欠かせません。
しかし、それだけでなく豆乳には高いダイエット効果もあるのです。そのため、豆乳を使ったダイエットが話題になっています。
豆乳ダイエットのやり方とは?豆乳を飲むことでダイエットにつながる理由とあわせて紹介していきます。
Contents
豆乳ダイエットのやり方と効果
豆乳ダイエットの方法は簡単です。食事の30分ほど前にコップ一杯の豆乳を飲むだけ。そのほかに食制限や運動の必要は特にありません。
とは言っても、安心してどか食いしてしまうとせっかくのダイエットも効果がなくなります。あくまで豆乳を飲みながらバランスのよい食事を心がけましょう。
豆乳を飲むことで満腹中枢を刺激
食事の前に水分を取っておくことで、空腹時よりもお腹が膨れ、満腹中枢を刺激することが出来ます。
そのため、お腹がすいたな、という意識が薄れるので食べる量が少なくなり、自然とカロリーカットにつながるのです。
そのためインスリンの働きが追いつかず脂肪が付きやすくなってしまうのです。食前一杯の豆乳で、その危険を防ぐことが出来ます。
豆乳には脂肪の吸収を妨げる効果があります
豆乳ダイエットのもう1つの効果が、食事に含まれる脂質の吸収を邪魔してくれるというものです。そのため脂肪の蓄積を防げます。
豆乳には大豆サポニンという成分が含まれています。この大豆サポニンが脂肪と結びついて体に外に出るように働きかけてくれます。
また、サポニンにはアディポネクチンという成分を活性化させる働きもあります。アディポネクチンとは、脂肪細胞から分泌される成分です。
アディポネクチンには脂肪を燃焼させる作用があります。この成分の働きが活発になると、体に蓄積された脂肪が燃えやすくなってダイエット効果が高まるのです。
特に40代が近くなると、何もしなくてもお腹周りに脂肪が付きやすくなります。豆乳の作用で脂肪が燃焼すると、ぽっこりおなか対策にもなります。
善玉菌を活性化させて便秘を解消
太ってしまう原因の1つに、腸内環境の悪化があります。すると善玉菌の働きが鈍くなり、蠕動運動が弱くなって便秘を招きます。
便秘を放置しておくと、腸に溜まった便から老廃物が再び体に吸収されてしまい、肥満の原因になってしまいます。
そのため、ウェストあたりに溜まってしまった脂肪が燃焼され、くびれのあるほっそりした体型が取り戻せるのです。
豆乳にプラスすることでダイエット効果がアップする食材
豆乳には様々なダイエット効果がありますね。でも独特の風味や青臭さがあってちょっと苦手…という方もあるようです。
そんなときのために、豆乳にプラスすることで飲みやすく、またダイエット効果もある食材を紹介します。
臭みを消し、甘みをプラスするフルーツ
豆乳を飲みやすくするには、フルーツを組み合わせる方法がおすすめです。甘みが加わるので香りもよくなり、口当たりもやさしくなります。
とくにおすすめなのがキウイ、パイナップル、バナナなどです。キウイやパイナップルにはペプチドが含まれているので、脂肪燃焼効果をさらに高めてくれます。
またバナナには食物繊維が豊富で、満腹感を与えてくれるとともに、脂肪の吸収を抑える効果もありダイエットには適した果物です。
- フルーツ豆乳レシピ
- 材料 お好みのフルーツ、キウイなら1個、バナナなら1本、パイナップルなら20g程度、豆乳200~300cc(フルーツの量にあわせて)
- フルーツは1口大に切っておく
- 豆乳と一緒にミキサーにかける
- 甘みが足りない場合はオリゴ糖や蜂蜜を大匙1程度加える
ダブルの大豆パワーが得られるきな粉
豆乳と同じく大豆から作られているきな粉にも、サポニンやイソフラボンなどダイエットや美肌によい成分が含まれています。
さらにミネラルや食物繊維を補うことが出来ます。ダブルの大豆効果で、よりダイエットがうまくいくのです。
- きな粉豆乳の作り方
- 材料 豆乳200cc きな粉大匙1~2(お好みの濃度で) 蜂蜜大匙1
- 材料をすべてコップに入れてマドラーで混ぜる
- 蜂蜜をオリゴ糖に変えても効果的
抗酸化作用を高めアンチエイジング効果が高いココア
細胞を老化させる活性酸素はアンチエイジングの大敵です。ココアにはそんな活性酸素に抵抗する成分が多く含まれていて、美肌効果があります。
さらにミネラルもバランスよく含まれているので、豆乳とあわせると栄養バランスがよくなり、脂肪燃焼効率がよくなるのです。
ですが、市販のココアには糖分が多く含まれています。そこで、よりダイエット効果を得るためにはピュアココアを使いましょう。
- 豆乳ココアの作り方
- 材料 ピュアココア ティースプーン3杯 豆乳 200cc 蜂蜜適宜
- カップにココアを入れる
- 暖めた豆乳を入れて混ぜる
- 蜂蜜で好みの甘さに整える
食品のプラスは量を守って!カロリーオーバーになる危険があります
豆乳にフルーツなどの食品をプラスすることで、飲みやすくなりさらにダイエットの効果も高まります。
ですが、その際は量を守って加えることに注意しましょう。フルーツは果糖という糖分が豊富なので、多すぎると摂取カロリーが高くなってしまいます。
ダイエット中なのにカロリーオーバーになると、結局体に蓄えられるエネルギーが多くなり、ダイエットを失敗する原因になってしまいます。
レシピに記載した量を守って、カロリーオーバーになることを防ぎましょう。あるいは置き換えダイエットにするのもいいですね。
豆乳ダイエットは生理後行うのがおすすめ!
豆乳ダイエットには適した期間があります。それは、生理が終わった後からはじめるということ。
生理が始まる前は、女性ホルモンのプロゲステロンが増えていきます。これは妊娠の準備をするホルモンです。
そのため女性の体は水分や脂肪を溜め込みやすくなり、結果として太りやすくなってしまうのです。
このタイミングで豆乳ダイエットを開始すると、短期間で蓄積された脂肪を排出しやすくなるので、肥満を阻止できるのです。
飲み方を工夫して脂肪の蓄積を防ぎましょう!
豆乳ダイエットは、食事の前に豆乳を飲むだけという簡単なものです。そのため取り組みやすくストレスが少ないのが魅力ですね。
でも、独特の癖が苦手で他の食材を混ぜて飲む方もいます。その場合は飲みすぎに要注意です。糖分の取りすぎやカロリーオーバーになってしまうからです。
豆乳ダイエットは、合わせる食材や飲むタイミングを工夫することで高いダイエット効果を得られる方法です。自分に合った方法を工夫してみてください。
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