目の下のたるみに即効性のある方法!お出かけ前に可能な2つのワザ
懐かしい仲間に会う同窓会など、どうしても今すぐに目の下のたるみをなんとかしたい!と思う時がありますよね。
>そんなときには、「メイク」や「リフトアップテープ」でたるみを目立たなくすることができます。どちらも一時的な方法ではありますが、いざという時に役に立ちます。
目の下のたるみに即効性があり、お出かけ前にできる2つのワザ「メイク」と「リフトアップテープ」についてご紹介しましょう。
目の下のたるみを目立たせないメイク術
「老けてしまった顔をなんとかしたい」と10代や20代でしていたメイクをしても、とても不自然な仕上がりになるだけで、若返ることはできません。
ここでは、目の下のたるみを目立たなくするためのコンシーラーの使い方、ポントメイクの方法をみていきましょう。
コンシーラーがお役立ち:優れたカバー力で目の下の影を消すことができる
コンシーラーはファンデーションではカバー仕切れない、肌の色素沈着やシミ、ニキビ、色ムラなどを隠してくれるアイテムです。
コンシーラーには、「スティック」「チップ」「筆ペン」「パレット」「クリーム」「パウダー」など様々な形状があります。
目元のカバーに使う場合には、チップや筆ペン、クリームタイプなど柔らかめのテクスチャーで伸びがよいものを選ぶとヨレにくく、なじみやすいです。
コンシーラーの色の選び方:タイプに合った色選びが大切
目の下のたるみを隠すメイクをする場合には、コンシーラーの色選びが重要です。目安としては、自分の肌の色よりも少しだけ暗い色を選びましょう。
また、目の下たるみのタイプによって、適したコンシーラーの色が異なります。次の表を参考にしてください。
青グマタイプ | 黒グマタイプ | 茶グマタイプ | |
---|---|---|---|
原因 | 血行不良 | 脂肪のたるみ | 色素沈着 |
見分け方 | 目の下を引っ張ると 影の色が薄くなる |
上を向くと 影の色が薄くなる |
何をしても消えない |
コンシーラーの適色 | オレンジ系 ピーチベージュ |
ベージュやオークル系 パール感のあるもの |
イエロー系 ライトベージュ |
なお、この表はあくまでも目安であり、混合タイプの場合もあります。また、肌の色によっても合うコンシーラーの色が異なります。
コンシーラーの使い方:目の下の影の部分だけに使い、伸ばしすぎないこと
それでは、コンシーラーを使った目の下のたるみをカバーするメイク方法をご紹介しましょう。
メイクの前に、まず目元の保湿をしっかりおこなってください。さらに、ツボ押しやマッサージなどで目のまわりの血行をよくすると、目元が明るくなります。
- 【コンシーラ-を使う順番】
- コンシーラーは粉タイプの化粧品の前に使いましょう。使用するファンデーションに合わせ、順番を変えるのがポイントです。
- リキッドファンデーションの場合:仕上げのフェイスパウダーの前に
- パウダリーファンデーションの場合:下地の後、ファンデーションの前に
- 【コンシーラーの塗り方のコツ】
- コンシーラを気になる部分にのせたら、「のばす」のではなく「馴染ませる」ようにポンポンと優しく押さえましょう。
広くのばしてしまうと、ヨレの原因となってしまうほか、カバー力がなくなってしまいます。
また、正面を向いたまま目の下のメイクをすると、塗りムラを起こしやすいので、斜め上を向いて行うとよいでしょう。
- 【目の下のコンシーラーの使い方(花王ソフィーナのサイトで紹介)】
-
- クマやたるみで影になっている部分にコンシーラーをのせます。
- このとき、下まつげの生え際から放射線状にのばすように、コンシーラーをつけましょう。
- クマやたるみの範囲からはみ出さないように、ぼかしてなじませます。
- 上からファンデーションを重ねる場合は、スポンジを優しく動かし、のばしすぎないようにします。
コンシーラーを使う際には、たるみやクマの影の範囲を守ることがポイントです。目の下の暗くなっている部分からはみ出して使うと、効果が薄くなってしまいます。
目の下のたるみを隠すポントメイク:アイライン、チークの入れ方
ベースメイクが完成したら、ポイントメイクを行います。目の下のたるみを目立たなくするアイラインとチークの入れ方をご紹介します。
- 〔アイライン〕
- 黒のリキッドタイプがおすすめ。目の輪郭をくっきりさせ、たるみを目だたせないようにします。
- 〔チーク〕
- 目の下のたるみを目立ちにくくするには、たるみで膨らんだ部分と影になっている部分をまたぐように、チークをつけると効果的です。
- 黒目の下、たるみの膨らみと影の境目に、クリームタイプのチークを丸くのせます。(イラスト1)
- のせたチークの輪郭をぼかすように、スポンジでなじませます。
- 黒目の下から斜め上に向けて、パウダーチークを入れます。(イラスト2)
イラスト1【イラスト化画像 3-1】
イラスト2【イラスト化画像 3-2】ポイントはチークの範囲を広げすぎないことです。メリハリのある顔立ちに仕上げ、目の下のたるみを目立たせなくします。
口紅をつかった目元メイク!補色効果でたるみを消す
最近話題となっているのが、赤色やオレンジの口紅を使った「目の下のクマ隠し」です。目元に口紅?と、私も最初に知ったときには目を疑いましたが、理由を聞けば納得です。
また、色相環で考えたときに、クマの補色がオレンジ~赤色に当ることから、色味を和らげる効果があるとも考えられます。
方法は、目の下の気になる部分に赤色のリップを塗り、その上からファンデーションを重ねるだけでOK。リップが広がらないように気をつけましょう。
動画サイトにメイク動画を投稿している人もいます。実際に試した人からは「驚くほどクマやたるみの影が隠れた!」というコメントも見られます。
リップ以外に、クリームチークを使うのも理論的に同じなので、リップ&チーククリームのように、唇にも肌にも使えるアイテムを選ぶのもよいですね。
リフトアップテープで目の下のたるみを引き上げる
2つめのワザはリフトアップテープを使う方法です。髪の生え際や耳のまわりにテープを貼り、皮膚を引き上げることができます。
ただし、使用方法によっては十分な効果が得られなかったり、肌トラブルを起こしてしまう場合があります。リフトアップテープの使い方や注意点についてまとめました。
リフトアップテープとは:顔のたるみをひきあげることができるテープ
リフトアップテープとは、皮膚を引き上げて止め、たるみを目立たなくすることができるアイテムです。
肌に貼っても目立ちにくい透明の薄いテープでできていて、貼る位置や引き上げ具合によって自分好みのすっきりした顔立ちを作ることができると評判です。
「整形テープ」「たるみ引き上げテープ」「デザインテープ」などの商品名で販売されており、ネット通販やドラッグストアの購入が可能です。
リフトアップテープの使い方:テープを貼る位置が重要
商品によって、使い方に少しの違いはありますが、大まかな流れは次のとおりです。
- リフトアップテープの基本的な使い方
-
- 耳の前やこめかみ付近などを引き上げて効果のある場所を探し、テープを貼る部分を決めます。
- 1で決めた部分の皮脂をあぶらとり紙などで押さえます。
- テープの片端を貼り付けたら、もう片方をひきあげて貼り付けます。
テープは、一度肌に貼ってしまうと粘着力が落ちるため、貼り直しができません。事前に手の甲などにテープを貼ってみて、引っ張り方を練習しておきましょう。
また、テープには、メイク前に貼るタイプとメイク後に貼るタイプのものがあります。使用方法をよく読み、正しい使い方をしてください。
リフトアップテープの注意点:正しく使ってトラブルを防ごう
リフトアップテープは、気軽に利用できて便利なアイテムですが、使い方によってはトラブルを起こしてしまう可能性があります。
使用時には、以下の点に気をつけてトラブルを起こさないように注意してください。
- 絆創膏などで肌がかぶれやすい人は使用を控える。
- テープの長時間使用や、同じ場所への繰り返し使用は、皮膚炎などのトラブルを起こす可能性がある。
- スポーツなどをして汗をかくと、粘着力が弱くなってテープの表面がデコボコになり目立ってしまう場合がある。
- 引っ張りすぎると皮膚に負担をかけてしまい、皮膚がのびてたるみが悪化する恐れがある。
また、テープを貼る時や剥がす時に、皮膚や肌表面への負担がかかってしまうので、使用頻度に気をつけて使うようにしましょう。
マッサージやツボ押し・美顔器を利用する方法
目の周りの血流を促したり、表情筋を鍛えたりすることでも、目の下のたるみにアプローチすることができます。
効果を実感できるまでに期間がかかりますが、少し先の予定に合わせてたるみケアをしたいなら、次のような方法もおすすめです。
- マッサージ
- 目の下のたるみの部分は、血行が悪くなっていて、不要な水分や老廃物が溜まりがちです。マッサージで血流をよくすることで、たるみが目立たなくなるほか、顔色がよくなります。
- ツボ押し
- 目の下のたるみに効果が期待できるツボを押すと、血の巡りがよくなり、溜まった老廃物を流すことができます。特に目のまわりには沢山のツボが集まっているので、位置を覚えて連続で押していくと効果的です。
- 表情筋トレーニング
- 顔の皮膚の下にある筋肉を鍛え、リフトアップする方法です。目の周りをドーナツ状に囲む「眼輪筋」を鍛えると、目の下のたるみを解消する効果が期待できます。
- 美顔器
- 表情筋に働きかける美顔器なら、しわやたるみをリフトアップして顔の悩みを解消することができます。夜寝る前に使えば、次の日の朝にはふっくらとハリのある肌を実感できます。
- 美容整形・エステ
- 美容クリニックやエステサロンの施術なら、専門スタッフによるケアを受けることができます。専門施設ならではの機器や美容液を使い、目の下のたるみに集中的にアプローチすることができます。
即効性のある方法は、いざというときに役立つ!
普段からたるみケアをこころがけていても、疲れやストレスなど、体調によってたるみがひどくでてしまうことがありますよね。
ただし、使い方に慣れていないと不自然な仕上がりになってしまうことがあります。事前にコンシーラーやテープの使用法を確認し、練習しておくと慌てずにすむでしょう。
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