チョコレート好きな女性にオススメ!ダイエットできる種類と食べ方
ダイエット中には、「間食は避けた方が良い」というのが定説です。とはいえ、女性にとって「甘いもの断ち」は簡単なことではありません。
ダイエット中だとわかっていても…ときどき無性にチョコレートが食べたくなる!なんてこともありますよね。
こんなときには、「避ける」のではなく、「積極的に取り入れる」ことでダイエット効果を目指してみませんか?チョコレートダイエットの具体的な方法や成功のポイント、注意点を紹介します。
Contents
チョコレートがダイエットに良い理由3つ
高カロリーで太りやすい!なんてイメージも強い、チョコレート。甘いものが食べたいときのオヤツとしては、ピッタリですよね。
手元にあると、ついつい手を伸ばしてしまう…!なんて気持ち、よくわかります。「ダイエット中だから」と我慢し過ぎれば、どんどんストレスが強くなってしまうでしょう。
しかし本来チョコレートは、健康効果の高い食べ物として知られてきました。チョコレートの原料であるカカオ豆は、古代文明の中で「不老長寿の薬」と評されていた時期もあります。
そんなカカオ豆に含まれる栄養素は、以下のとおりです。
- カカオポリフェノール
- 食物繊維
- ビタミン
- ミネラル類
- たんぱく質
- アミノ酸
- 脂質
- 糖分
この中でも、ダイエットに良い作用をもたらしてくれるのは「カカオポリフェノール」と「食物繊維」。
それぞれの働きと、チョコレートがダイエットに良い理由3つを紹介します。
抗酸化作用の高いカカオポリフェノール
カカオポリフェノールは、高い抗酸化作用を持つ栄養素として知られています。体内に取り込むことで、あらゆる箇所の若返りに役立つことでしょう。
細胞が若返れば、その分働きが活発になります。代謝が良くなり、消費カロリーも増えるというわけですね。
これ以外にも、
- 美肌効果
- 血流促進による冷え改善効果
- ストレス緩和作用
などが報告されており、女性の美と健康を多方面から応援してくれます。ダイエットだけではなく、アンチエイジングや美肌効果を期待したいときにも、ピッタリの食材だと言えます。
食物繊維で便秘改善
チョコレートの現用であるカカオ豆には食物繊維が豊富に含まれており、腸の動きをサポートしてくれます。あまり知られていませんが、便秘改善効果が期待できます。
ダイエットにおいて、不要物をきちんと体外へと排出できる仕組みは極めて重要なもの。チョコレートなら、おいしく食べながら腸内環境をサポートすることができます。
血糖値を上昇させて食欲をダウン
糖分を豊富に含むチョコレートを食べると、血糖値は緩やかに上昇を始めます。この血糖値は、人間の「満腹感」と深く関わっているポイントです。
血糖値が上昇すると、その情報は直ちに脳へと送られます。すると脳は、「栄養が入ってきたから、もうこれ以上食べ物は必要ない」と判断し、満腹感を抱けるように指令を出します。
少量でも血糖値を挙げてくれるチョコレートは、食欲をコントロールしたいときにも、内部からサポートしてくれます。
選ぶべきチョコレートは「カカオ70%」以上!
チョコレートダイエットで重要なのは、「原材料であるカカオ豆を積極的に摂取する」ということです。
チョコレートにもさまざまな種類が存在していますが、チョコレートダイエットで使用するのは「カカオ70%以上」のチョコレート。
カカオの量が少ないと、チョコレートダイエットの効果はほとんど得られません。カカオの含有量は、パッケージの裏面に記載されているケースがほとんどです。
どれぐらい含まれているのか、チェックしてから購入するようにしましょう。
「味」も重要なポイント
ダイエットだけを目的とするなら、チョコレートに含まれるカカオの量は、「多ければ多いほど良い」ということになります。
実際にインターネット上では、カカオ100%というチョコレート製品も販売されていますから、こうしたアイテムをチョイスするのも良いでしょう。
とはいえ、カカオの含有率が高ければ高いほど、その他の物質は含まれていないということになります。
もともとカカオには「甘味」がありませんから、カカオのみで作った「カカオ100%チョコレート」は、「ただただ苦いもの」と認識する方も少なくありません。
チョコレートダイエットでは、「チョコが食べられる!」という満足感も重要なポイントの一つ。だからこそ「おいしい」と感じられなければ意味がありません。
カカオ70%程度であれば、通常のチョコレートよりも「少し苦みを感じる」程度で楽しむことが可能です。
より高濃度のチョコレートに挑戦したいときには、70%からスタートして徐々に慣れさせていくのがオススメです。
一般的なチョコレートはダイエットに不向き
チョコレートダイエットでは、チョコレート選びが重要なポイント!とはいえ手元に市販のチョコがあると、つい手を伸ばしたくなってしまいますよね。
「カカオの摂取量を増やしたいなら、含有率が低くてもたくさん食べれば良いのでは?」なんて考えることもあるかもしれません。
しかし一般的に市販されている低カカオチョコレートには、ミルクや砂糖などがたっぷりと含まれています。たくさん食べれば、すぐにカロリーオーバーしてしまいます。
チョコレートによくある「肌トラブルにつながる」というお悩みも、実はこれらの「カカオ以外の成分」に由来するケースが多いですから、食べ過ぎは厳禁。
チョコレートダイエットをするときには、少し割高でも専用品を用意してください。
食べるタイミングは1日3回、食前に!
次は、チョコレートダイエットの具体的な「やり方」についてです。以下の手順を参考にしてみてください。
- 1日あたり50グラムのチョコレートを用意する(カカオ70%以上)
- 3回分に分ける
- 1日3食、食事の20分前を目安に摂取する
チョコレートダイエットで重要なのは、1日の摂取量をきちんと管理することです。摂取のタイミングとしては、食事の20分ほど前がオススメ。
チョコレートを摂取して血糖値が上がり、満腹感を抱き始めるまでの時間が、大体20分程度だと言われているからです。
お腹が空いているときにも「食事のドカ食い」を防ぐことができ、無理なく食欲のコントロールをすることができます。
食前摂取と同様に、血糖値の上昇を助け、満腹感アップにつながりますよ。
チョコレートダイエットのリスク…食べ過ぎには注意!
チョコレートダイエットにおける最大のリスクは、ずばり「食べ過ぎ」です。美味しさにこだわってチョコレート選びをしたところ、「美味しすぎて辞められない!」なんてケースも少なくありません。
高カカオチョコレート100グラムあたりのカロリーは、およそ600キロカロリーです。わずか板チョコ一枚で、しっかりとカロリーが摂取できてしまいます。
カカオ豆にはカカオバターが豊富に含まれていて、カロリーが高いのはこのためです。身体にとって悪いものではありませんが、やはり摂りすぎは禁物。
ダイエットをするどころか、以前よりも体重が増えてしまうこともあるので注意してください。
失敗を防ぐためには、1日当たりの摂取量を事前に小分けしておくのがベストです。
ダイエット向きのオススメチョコレート4選
では具体的に、チョコレートダイエットに適しているのはどのような商品なのでしょうか。オススメの高カカオチョコレートを4種類紹介します。
- チョコレート効果 カカオ72%(明治)
- スーパーなどでも手軽に購入できる高カカオチョコレートです。大容量タイプもあり、継続摂取に向いています。食べやすく上品な苦みも魅力の一つ。同シリーズで「カカオ86%」と「カカオ95%」もあります。【定価220円(税抜き)】
- カレ・ド・ショコラ カカオ88(森永製菓)
- 高カカオでありながら、おいしさにもこだわった商品です。個包装になっているため、食べる量をコントロールしやすい点も魅力の一つ。ちょっとしたときのおやつにも最適です。【定価338円(税込み)】
- エクセレンス 70%カカオ(リンツ)
- 毎年パリで開催されている「サロン・ド・ショコラ」において、2006年のベスト・タブレット賞を受賞。厳選されたカカオのみを使って仕上げています。ビター派女性たちから、高い支持を得ています。【定価554円(税込み)】
- スペリオール エクアトゥール(大東カカオ)
- エクアドル産のカカオを使って、風味豊かに仕上げた商品です。カカオ70%で、ダイエットにも最適。香料などを加えていないので、カカオ本来の香りを存分に楽しめます。1キロ入りなので食べ過ぎにだけは注意してください。【定価2,350円(税込み)】
チョコレートを食べてストレスフリーのダイエットをしよう
正しい商品を選び、タイミングを選んで食べることで、ダイエットにもつながるチョコレート。「チョコレートが大好き!」という方には、非常に向いていると言えるでしょう。
カカオのパワーは、アンチエイジングを目指す女性たちの味方でもあります。健康的に痩せたい!というときには、ぜひチョコレートダイエットを実践してみてはいかがでしょうか。
コメントする