フケの出すぎはシャンプーで対処。年齢による原因別商品の選び方

毎日きちんとシャンプーをしているのに、フケが出てしまって悩んでいる。こんな方は多いようですね。

フケが出てしまう原因には様々なものがありますが、その1つが加齢です。年齢を重ねることで肌の調子が変わってしまうからです。

では頭皮の加齢が原因のフケにはどう対処していったら言いのでしょうか。必要なケアの仕方についてみていきましょう。

フケは頭皮の老廃物が溜まって出来るものです

フケは、頭垢とも書きます。頭皮の細胞が新陳代謝によって古い細胞から新しい細胞いに生まれ変わるときに発生します。

フケ自体は自然にできるものなので、頭皮が健康な状態ならばそのまま剥がれ落ちて皮膚トラブルをおこすことはありません。

ですが、様々な原因で頭皮の環境が悪くなると、代謝されるべき老廃物が頭皮に残ってしまい、塊のようなフケを作るのです。

シャンプーで改善できないフケは加齢が原因なことも

フケを作らないためには、定期的にシャンプーをして頭皮を清潔な状態にしておくことが重要です。

ですが、年齢を重ねるとともに毎日のシャンプーではフケが改善できなくなってしまうこともあります。その原因を見ていきましょう。

乾燥によって皮膚のバリア機能が失われます

皮膚の表面には、水分を保って免疫を保ち雑菌などが繁殖することを防ぐ機能が備わっています。これをバリア機能といいます。

ところが、加齢を原因にしてコラーゲンやヒアルロン酸などの皮膚の保湿成分は減少していく傾向にあります。

そのため、頭皮表面の水分も少なくなって乾燥を招きます。乾燥が進むと頭皮は改善のために皮脂を多く出すようになります。

皮脂が過剰に分泌されてしまうと、肌の新陳代謝であるターンオーバーのバランスが崩れて、古い角質がフケになってしまいます。

バリア機能が弱くなると雑菌が繁殖します

また、フケの原因は頭皮の雑菌の繁殖も関係しています。ですが、雑菌の中には善玉菌と悪玉菌の2種類があるのです。

頭皮の善玉菌は「常在菌」とも呼ばれていて、ターンオーバーを活性化してフケがたまらないようにしてくれます。

反対に悪玉菌である大腸菌や連鎖球菌は、もともと頭皮には存在せず外部から付着していくものです。

乾燥によって皮膚のバリア機能が失われていると、悪玉菌の繁殖を促してしまいます。その結果過剰な皮脂を悪玉菌がえさにして頭皮の環境を悪化させてしまうのです。

ホルモンバランスが崩れストレスがたまることも原因の1つ

年齢を重ねると女性の体からは女性ホルモンの分泌が徐々に少なくなっていきます。このホルモンバランスの変化は強いストレスになります。

ストレスは体に様々な悪影響を与えます。特に神経の働きに大きく関わっています。自律神経は血行や代謝を司るものですが、この働きも悪くなるのです。

そこで、頭皮の新陳代謝が阻害されて、ターンオーバーの周期が崩れてしまいます。そしてうまく排出できない角質がフケになるのです。

フケを防ぐためにはシャンプーの方法も重要

シャンプーをしていれば髪や頭皮がきれいなままでいられると思っているのではないでしょうか?

実は、シャンプーのやりすぎによってもフケは増えてしまうのです。そのためフケを出さないようにするシャンプーの方法を覚えましょう。

過剰な洗浄は逆に乾燥を招きます

シャンプーを強くしすぎると、汚れだけでなく上に上げた善玉菌であるブドウ球菌やアクネ菌まで洗い流してしまいます。

そして表皮から水分が失われてしまいます。そのため、乾燥がさらに進み過剰に出る皮脂から悪玉菌が増えてフケが出来る原因になります。

洗い過ぎないシャンプーのコツ
シャンプーをするときは、まずたっぷりのお湯で頭皮を温めて汚れを流します。そして指の腹を使ってやさしくマッサージするようになでていきます。

つめを立てるなどして頭皮に刺激を与えてしまうと、炎症を起したりして角質層から水分が失われる原因になります。

また、あまり熱い温度のお湯も頭皮への悪い刺激になります。シャンプーをするときはぬるま湯を使って頭皮ケアを心がけましょう。

年齢による吹フケを防ぐためのおすすめシャンプー

フケを自宅でケアするには、シャンプーを変えてみることもおすすめです。そこで
、年齢肌に向いているフケ対策シャンプーを紹介します。

レッドビジョン マイナチュレシャンプー
ノンシリコンでアミノ酸を含んだシャンプーです。フケからくるかゆみや炎症を治す効果が強く、頭皮のアンチエイジング効果も高いことで人気です。

そのため、フケを改善すると同時に若いころのようなふさふさとした健康的な髪の毛を取り戻すことが出来るのです。

さくらの森 ハーブガーデンシャンプー
頭皮の乾燥が原因でフケが増えてしまった方におすすめなシャンプーです。こちらもノンシリコンでアミノ酸由来の処方になっています。

また天然ハーブによる保湿作用や殺菌作用、指通りをよくする作用など年齢肌向けの成分も多く含んでいます。

持田ヘルスケア コラージュフルフル
フケがを増やす原因菌の1つである真菌の増殖を抑えます。高い抗菌作用があるので、かゆみや炎症が起きるのも改善してくれるシャンプーです。

真菌に効く成分として、コナミゾール硝酸塩とオクトピロックスを配合しています。抗菌作用だけなく、薬用成分によって頭皮の臭いを防ぐ効果もあります。

これらのシャンプーはそれぞれ、年齢肌、乾燥、雑菌など目的別にフケに対処できる処方が採用されています。自分に合ったものを選んでみるといいでしょう。

過剰なフケは年齢が原因なことも。肌質にあったシャンプーを選びましょう

年齢を重ねることでもっとも顕著になるのが、皮膚表面の水分の減少です。頭皮から保湿成分が失われていくことで起こります。

フケ自体は自然に出来るものですが、加齢によって皮脂や水分のバランス賀崩れると、量が増えて炎症や臭いの原因になります。

そのため、シャンプーによって頭皮を保湿したり、洗いすぎで残った水分を洗い流したりしないことが重要です。

やさしくマッサージするように洗ったり、フケ対策のために開発されている商品を探してみるといいですね。

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