セルフケアには顔のシミ取りクリームを!効果を実感しやすい選び方
顔のシミやくすみについて解決法を探してみると、よく見かけるのが「顔のシミ取りクリーム」です。年齢肌が気になる方に、オススメされているケースも多いですよね。
「シミ消しクリーム」なんて言われると、気になるシミもあっという間にきれいにできそう!なんて期待も膨らみますが、実際にはどうなのでしょうか。
顔のシミ・くすみケアでクリームを選ぶメリットと、シミ消しクリームの特徴、人気アイテムなどの気になる情報をまとめます。
Contents
シミケア商品、クリームなら有効成分を配合しやすい!
メイクを落としたあとに気になる顔のシミ。消しゴムを使って、ゴシゴシと着色を落とせたらなぁ…なんて、ついつい妄想してしまいますよね。
年齢と共に現れる皮膚トラブルの中でも、シミやくすみは対応が難しいことでも知られています。
残念ながらセルフケアで即効性を求めるのは難しく、生活習慣を見直すと共に、顔のシミ取り化粧品などを上手に使って、継続的にケアしていく必要があるでしょう。
市販のシミケア商品をチェックしてみると、「クリームタイプ」が多いことに気付きますが、ここには以下のような理由があります。
- クリームタイプにすることで有効成分を配合しやすい
- シミ部分のみをピンポイントでケアしやすい
- 油分が多く、保湿力がある
- 成分の変質を防ぐ効果が期待できる
クリームタイプにすることで、顔のシミに良いとされる有効成分を、より多く配合可能。また化粧水のようにサラサラとしていませんから、「狙った部分だけをピンポイントでケアする」ということもできます。
シミ消しアイテムの中には、シミ以外の部分に使うと悪影響を及ぼす可能性がある場合も。クリームタイプにすることで、こうしたリスクを軽減できます。
クリームの主成分には油分が多く、皮膚に与えた栄養を閉じ込める役割も担ってくれることでしょう。
最後に、シミケア成分の中には、非常に不安定で変質しやすい成分も少なくありません。クリームに混ぜ込むことで、安定性を高められるというメリットもあります。
顔のシミ取りクリーム、効果の有無はシミ次第!
メリットも多いクリームタイプのシミ取り化粧品ですが、「本当に効果が期待できるのかしら?」なんて、不安になった経験はありませんか?
多数の有効成分を配合した顔のシミ取りクリームの中には、驚くほど高価なものも!「確実に効果があるなら使用してみたいけれど…」なんて悩むのも、当然のことだと言えるでしょう。
市販のシミ取りクリームで改善効果が実感できるかどうかは、実はシミの種類や状態によっても異なります。
年齢と共に現れやすい老人性色素斑は、初期のものであれば、シミ消しクリームで改善できる可能性があります。皮膚トラブルの後に生じる炎症性色素沈着にも、クリームによるケアはオススメ。
「予防」という意味で考えるなら、遺伝的な要素の強い「そばかす」にも効果を発揮してくれるかもしれません。
ただし、シミがはっきりと濃くなっている場合は、トラブルが真皮にまで到達している可能性も大。この場合、化粧品でのケアはあまり現実的ではありません。
また、イボのように盛り上がったシミ・脂漏性角化症にも効果は期待できません。
高価なシミ消しクリームの購入を検討している場合には、
- 自分自身のシミのタイプはどれなのか
- どれぐらい濃くなっているのか
- どの程度きれいな状態にしたいのか
これらのポイントを考慮した上で、具体的に検討してみると良いでしょう。
「シミ消しクリーム」とは言いつつも、その能力には限界があるということも、しっかりと頭に入れておいてください。
関連記事:顔のしみ・くすみの原因は紫外線だけじゃない!対策・予防の基礎知識
クリームを選ぶポイントは「成分」と「継続できること」
顔のシミ取りクリームは、女性の顔ケアアイテムの中でも人気が高い品。探してみると、本当にたくさんの種類のアイテムが販売されています。
どれを選べば良いのかな?と悩んだときには、以下の2つのポイントを意識してみてください。
- シミに働きかける有効成分
- 継続的なケアができること
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
ハイドロキノンやビタミンC誘導体が人気成分
顔のシミ取り化粧品には、それぞれ「美白効果」をうたう有効成分が含まれています。自分自身がどんな効果を求めているのかによって、選ぶべき商品が違ってくるでしょう。
たとえば、シミの予防を目的とするなら、プラセンタエキスやリノール酸、エナジーシグナルAMPやビタミンC誘導体などが配合されているものを選択してみてください。
皮膚のターンオーバーのリズムを正常化し、黒色メラニンを外へと排出することでシミケアができる可能性もあります。
より積極的にシミを消したい!と思うときには、「シミ漂白剤」の異名を持つハイドロキノン配合のクリームを選択すると良いでしょう。
美容クリニックでも処方されている成分なので、高い効果を期待できます。
関連記事:顔のシミ取り化粧品はハイドロキノン配合で!ケア方法と注意点も
セルフケアは「継続性」が鍵だからこそ!
化粧品を使ったセルフケアは、クリニックで受けるレーザー治療のように即効性を期待できるものではありません。
効果を実感するためには、ある程度の期間、ケアを継続していく必要があります。
どれだけ「美容に良いクリーム」であっても、「高すぎて継続利用が難しい」という商品では、あまり意味はありません。
無理のない範囲で、できるだけ良いクリームを探すことが重要です。
また市販のシミ消しクリームの中にも、皮膚への刺激が強いものも存在しています。
特にハイドロキノン配合クリームは、この傾向が強く、皮膚のタイプによってはピリピリとした刺激や赤みがストレスになってしまうことも…。
「自分の皮膚との相性」という意味でも、継続利用できるアイテムを選んでみてください。
また一部のシミ消しクリームでは、事前のパッチテストが求められていることも。使い方を守ることも重要なポイントと言えます。
関連記事:プチプラでも顔シミケアは実践できる!コスパ抜群100均アイテムも
敏感肌なら皮膚科医に相談してみて
シミ消しクリームは、自宅で手軽にセルフケアができる点が最大の魅力。しかし残念ながら、皮膚が弱く、使える市販品が少ない…なんて方もいるでしょう。
こんなときには、ぜひ皮膚科や美容クリニックを受診して、対応策について相談してみると良いでしょう。
たとえば、ハイドロキノン配合のシミ消しクリームなどは、美容クリニックでも処方が可能です。
医師の診察を受け、適切な使い方を指示された上で使うことができますから、非常に安心です。肌トラブルが起きてしまったときでも、すぐに相談できるでしょう。
また、効果的にシミを除去する方法は「クリーム」だけとは限りません。より肌に優しく、より効果的な方法を提案してもらえることもありますから、ぜひ頼りにしてみてください。
関連記事:顔のシミ取りは皮膚科におまかせ!特徴と費用、流れを知り即効ケア
セルフケアにオススメの顏のシミ取りクリーム5つ
顔のシミ取りクリームについてネットで調べてみても、種類が多すぎてよくわからない!と思ってしまう方のため、セルフケアにオススメのクリームを5つ紹介します。
商品選びで悩んだときには、ぜひチェックしてみてください。
- オーガニックホワイトクリーム/HANA ORGANIC
- ビタミンC誘導体配合の、人気シミ取りクリームです。天然成分を多く使っており、肌に優しいことも特徴の一つ。ハイドロキノンの刺激に弱い方も、安心して使用可能です。15グラム/5,400円
- プラチナVCミルク/SiBODY
- プラセンタエキスに最新型のビタミンC誘導体をプラスして、さらにハイドロキノンも配合しています。さまざまな有効成分を豊富に含んでいることで、シミができる過程のあらゆる部分に効果的にアプローチしてくれます。肌に優しい使い心地も魅力です。60グラム/5,832円
- ケシミンクリーム/小林製薬
- 製薬会社が作ったシミ取りクリームで、コマーシャルなどでも定番の品です。有効成分としてはビタミンC誘導体が配合されており、皮膚の奥からシミにアプローチしていきます。たっぷり入っているので、長く使える点も人気です。30グラム/1,944円
- SHQ-1 肌真珠(ハダパール)5%/自然派美白化粧品LLP
- シミ消し効果が高いと言われるハイドロキノンを、5%配合。セルフケアでありながら、クリニックケアと同程度の濃度でシミケアができます。安定型のハイドロキノンを配合しているため、ピリピリしにくいというメリットもあります。5グラム/2,961円
- アルバニアSP ホワイトニングクリーム/アルバニア
- シミに特化したクリームとして、高く支持されているアルバニアのクリーム。トラネキサム酸とグリチルレチン酸ステアリルが配合されており、素早い浸透力を売りにしています。お得なセット商品も人気です。30グラム/4,104円
有効成分も価格もそれぞれで異なってしますから、ぜひ好みのアイテムを見つけてみてくださいね。
顔のシミ取りクリームは、幅広いケアが可能
顔のシミ取りクリームは、非常に人気のアイテムで、さまざまなメーカーが多種多様な製品を開発・販売しています。
使用している有効成分や、肌への作用もそれぞれで異なっていますから、自身の肌質や目的に合わせた商品も選びやすいことでしょう。
クリーム選びに工夫をすることで、予防ケアもできてしまったシミを薄くするケアも実行可能です。
自分のシミの状態を的確に把握した上で、ピッタリのシミ消しクリームを選択してみてください。
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