かかとの角質キレイにしたい!角質ケアアイテムとつるつるにする方法

角質が溜まってガサガサになっているかかとは、ちょっと恥ずかしいですよね。誰にも知られたくない足裏の悩みを抱えている女性は少なくありません。

そこで、角質をキレイに取り除く方法や、おすすめの角質ケアアイテムをご紹介します。また、「つるつるかかと」を保つ秘訣も解説!

かかとが厚く硬くなる原因を知り、セルフケアで「つるつるかかと」を手に入れましょう。

かかとに角質が溜まる原因

かかとは、なぜ厚く硬くなってしまうのでしょうか?年齢を重ねれば重ねるほど、乾燥していくかかと…。

ひび割れやガサガサのかかとは、角質が溜まっている証拠です。ここでは、角質が溜まる原因を解説します。

1.乾燥

かかとは、保湿する役割である皮脂腺がありません。そのため、とても乾燥するパーツなのです。

放っておくと角質肥厚となり、保湿クリームだけで改善することが難しくなってしまいます。

乾燥は、年齢とともに悪化していくもの。肌の再生機能が衰えるため、ガサガサかかとは日々のケアなしでは、乾燥していく一方なのです。

2.外部刺激

かかとは外部からの圧迫・摩擦など、刺激が加わることで防御反応を起こします。肌を守ろうと、余計に角質を硬くしてしまうのです。

歩き方や姿勢が悪いと、体のバランスが崩れ、足の裏に負担がかかってしまいますよね。余計な刺激は、角質を硬くする原因となります。

また、サイズの合っていない靴が原因の場合も。靴の中で足が擦れたり、圧迫されてしまうものは、歩き方や姿勢にも影響し、角化症を進行させます。

3.加齢やストレス

加齢とともに、硬くなっていくかかと。年齢を重ねれば、それだけかかとへの刺激も増えるので仕方ありません。

またストレスや疲労も、ガサガサかかとを作る原因に。体内のホルモンバランスが崩れることで、新陳代謝が悪くなり、肌のバリア機能の低下を招きます。

加齢により、肌のターンオーバーは乱れます。ターンオーバーが乱れると、古くなった角質が剥がれ落ちずに溜まってしまうのです。

角質ケアの種類と効果を知ろう

角質ケアの方法には、「削るケア」や「剥がすケア」などがあります。どちらも、滑らかなかかとが期待できますが、効果が多少異なります。

ここでは、即効性の有無や、ケアの手順をご紹介します。自分に合ったケアの方法で、つるつるかかとを取り戻しましょう。

1.角質を削る方法

角質を削る方法として、かかと専用の電動リムーバーやヤスリを使用するものがあります。即効性があるので、ケアの効果を実感できます。

角質を柔らかくしてから行うので、足湯や湯船に浸かってからケアしましょう。ケアする前は、必ず足の水分をしっかり取ることが大切です。

  • 削る時は、一方方向に削りましょう。往復するように削るのはNG。
  • 角質が厚い場合は、いっぺんに削らず、また日を改めてケアします。
  • 少しずつ削り、ちょっと物足りない程度で終了しましょう。
  • ケア後の肌はとても敏感な状態になっています。保湿を忘れずに!
  • 乾燥や外部刺激からかかとを守るために、靴下などで保護してくださいね。
足を温めすぎて、ふやけてしまった時は、ケアするのは避けましょう。角質を削り過ぎてしまう可能性があります。また、ケアの頻度は1週間に1回程度です。

2.フットスクラブで角質を落とす方法

ヤスリなどに比べると、即効性はありません。日々のケアで、少しずつ角質を落として角質が溜まるのを防ぎます。継続的に行うのがポイントですよ。

  1. 足を濡らしましょう。(ふやけない程度)
  2. 商品の規定量を守り、手に乗せます。
  3. 角質のある場所に塗布し、優しく円を描くようにマッサージします。
  4. 1~2分マッサージしたら、ぬるま湯できれいに洗い流します。
  5. ケア後は、必ず保湿しましょう。
ゴシゴシこすらず、肌をいたわりながら優しく行いましょう。ヤスリやリムーバーでのケアよりも低刺激なケア方法です。

3.パックやピーリングで角質を除去

パックやピーリングでの角質ケアは、薬剤を足に浸して角質を除去する方法です。他の角質ケアよりも、綺麗なかかとを取り戻すことができますよ。

この方法は、ケア後すぐ綺麗になるような即効性はありません。2~3日して少しずつ皮が剥け始め、1~2週間ほど綺麗になるまで時間がかかります。

なかなか皮が剥けてこない場合は、湯船にゆっくり浸かってみましょう。角質が剥けやすくなります。

ケア前に薬剤が浸透しやすくなるよう、事前に足湯などで角質を柔らかくしておくと効果UP!また、ピーリングをする際は、約2週間は素足になるような機会がない時に行うと良いでしょう。

角質予防!溜めないポイントとつるつるを保つ秘訣

角質は溜めないことが一番!角質が厚くなると、その分ケアにも時間がかかります。角質を溜めないように予防することが大切です。

かかとを乾燥と外部刺激から守り、日々のケアで「つるつるかかと」を持続させましょう。

保湿を習慣化

顔のスキンケアをする際に、ついでにかかとも保湿することを忘れずにしてみましょう。角質を予防するには、日々の保湿が基本です。

角質ケアしない時でも、保湿だけは毎日欠かさず行うことで、角質を溜めにくくし、つるつるを保つことができます。

かかと専用のクリーム、または尿素配合のクリームがおすすめ!尿素には、角質を柔らかくしてくれる作用があります。

かかとを守る習慣

靴下やルームシューズを履くのがおすすめ!外履はクッション性のあるものを履きましょう。乾燥や外部刺激から、守ることで角質が厚くなるのを防ぎます。

裸足で過ごすのはタブー。かかとに負担がかかるだけでなく、冷えや乾燥を招いてしまいます。

「ながらマッサージ」で効果UP

保湿するときは、クリームを塗りながらマッサージも行いましょう。血行促進効果で、肌のターンオーバーを正常化し、角質を溜めにくい肌にしてくれます。

テレビを見ながら、雑誌を見ながらなど、のんびりタイムに「ながらマッサージ」するなら、苦にならないかもしれませんね。

マッサージ1
手をグーにして、つま先からかかとに向かってこするように押しましょう。
マッサージ2
足の指と手の指を絡ませます。その状態で、足首をグルグル回しましょう。
マッサージ3
かかとは、指圧で強めに押し、1本ずつ足の指をグルグル回しましょう。
マッサージをする前に、足を温めておくとより効果が高くなります。湯船に浸かる時間がない時は、ホッカイロなどで温めても大丈夫!

フットマッサージには、老廃物を排出し、血行不良を改善させる効果があります。日々のケアにぜひ取り入れてみましょう。

気をつけよう!角質が厚くなる悪循環な日常生活

かかとのガサガサは、毎日の過ごし方を少し気をつけるだけで、改善しやすくなります。

角質ケアしても悪循環な過ごし方をしていては、本末転倒です。自身の日常を振り返り、過ごし方などを見直してみましょう。

靴が足に合っていない

足を圧迫するような靴や緩い靴は、靴の中で足に余計な摩擦が起きます。足に負担がかかり、刺激されることで角質を厚くしてしまうのです。

また、靴が足に合っていないと、姿勢や歩き方にも悪い影響を与えます。体のバランスが崩れて、足裏に負担がかかってしまうのです。

かかとの角質を厚くしてしまうのは、靴のサイズ感や姿勢なども関係があるんですね。毎日同じ靴を履くのもよくありません。

理由として1つめは、同じところを刺激され続けるのを避けるため。2つめは、湿気のあるままにしておくと、水虫などの原因となるからです。

1日置きなど違う靴を履くと○。クッション性のある靴は、負担を軽減できるのでおすすめですよ。

悪い姿勢や歩き方

悪い姿勢や歩き方は、体のバランスが崩れ、足に余計な負担をかけます。足への刺激を軽減するためにも、正しい姿勢・正しい歩き方を心がけましょう。

正しい姿勢
壁に頭・背中・お尻・かかとをつけ、両肩も壁にしっかりつけてみましょう。目線をまっすぐにし、顎を引きます。その状態が、正しい姿勢です。
正しい歩き方
かかとから着地はNGです。小指・親指・かかとが同時に着地できるような速度で歩くのが正解。
膝は、伸ばしきらずに少し曲げて歩きましょう。引きずった感じで歩くのは、かかとから着地してしまいます。

足が冷えている

裸足で過ごしたり、エアコンの効いた室内に長時間いると、足が冷えてしまいますよね。足が冷えると、血行不良となり肌のターンオーバーを乱すことに!

肌のターンオーバーが乱れると、古くなった角質を自然に剥がす力が衰えるため、角質が溜まる原因となります。

また、エアコンは体が冷えるだけでなく、肌の乾燥も進めます。ひざ掛けや保湿・加湿などで、冷えと乾燥から肌を守りましょう。

角質ケアを怠っている又はケアのやり過ぎ

ガサガサ状態を放置すると、ひび割れや角化症になってしまいます。つるつるかかとを取り戻すには、日々の保湿や角質ケアを怠ってはいけません。

しかし、角質ケアのやり過ぎも注意が必要です。角質をとり過ぎると防御反応を起こし、体を守ろうとして、余計に角質を厚くしてしまいます。

不要な角質だけを削ることを心がけましょう。目安としては、少し物足りないかな?くらいで止めておくと安心です。

自分で簡単にできる!おすすめの角質ケアアイテム

簡単にセルフケアできる、おすすめのアイテムをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

P.Shine ビューティーフット

  • プロも愛用している人気ブランド
  • 目の荒さが違う2種類の使い方ができる
  • 参考価格¥780
セラキュート セラミックフットファイル

  • 順番に表と裏を使うだけでかかとツルツル
  • 濡れている状態でも使用できて、抗菌効果が高い
  • 参考価格¥2,160
KOIZUMIプチエステ角質ケア

  • 低価格なのに電動式で簡単に角質除去
  • ローラーは目の荒さが違う2種類付き
  • 参考価格¥1,227
ドクターショールベルベットスムーズ電動角質リムーバーダイヤモンド

  • 目の細かいローラーが1分間に1500回転
  • かかとが乾いていても使用出来る
  • 参考価格¥2,380
サロンフット角質ピーリングスクラブ

  • 天然由来で肌触りの良いスクラブ
  • ディープクリア処方で消臭効果もある
  • 参考価格¥1,274
素数ペロリンフットポロポロジェル

  • 浴室でこするだけで角質が取れる
  • 雑菌効果があり、長時間消臭
  • 参考価格¥1,512

サロンへ行かなくても、自分で簡単に角質ケアできるアイテムはたくさんあります。ツルツルかかとを目指して、セルフケアしてみましょう。

アイテム別、角質ケアするときの注意点

ガサガサのかかとは、コンプレックスとなっている方も多いです。しかし、ケアの仕方を間違えたり、注意点を知らないと、逆効果となってしまいます。

せっかくのケアが逆効果とならないように、注意点に気をつけてケアしましょう。アイテム別に、分かりやすく解説します。

ヤスリ・電動角質リムーバーの注意点

ヤスリや電動角質リムーバーでのケアは、特に頻度と衛生面に注意が必要です。アイテムを、浴室に置きっぱなしもNGです。

どちらのアイテムも、削れた角質をキレイに洗い流し、しっかり乾かして保管しましょう。

リムーバーは、取り外して、清潔にしておくことが大切です。使ったままの状態にしておくと、白癬菌が繁殖する可能性が高くなるので注意しましょう。

ケアする頻度は、1週間に1回程度が目安です。角質の取りすぎは、かえって逆効果となるので頻度を守って使用してくださいね。

フットスクラブの注意点

フットスクラブでケアする場合は、力加減に注意が必要です。ゴシゴシこするのは、逆に肌を傷つけ、余計な刺激を与えることになってしまいます。

かかとや足全体を、優しく撫でるようにケアしましょう。また、長時間ではなく、1~2分程度塗布しながらマッサージするのが基本です。

フットスクラブは、継続的にケアすることで、効果を期待できます。角質が硬く厚くなっている場合は、少しだけヤスリで削ってから行うと良いですよ。

パック・ピーリングの注意点

パックやピーリングは、液に足を浸すものが多いです。敏感肌の方は、かぶれなど肌トラブルを引き起こす可能性があるので注意が必要です。

必ずパッチテストをして、自分の肌に合っているか確認してから、使用すると安心ですね。

個人差がありますが、ケア後2~3日ほどで皮が剥けてきます。この皮が完全に剥けきるまで、保湿は控えましょう。また自分で無理に剥がすのはNGです。

角質ケアしても改善しない…それは水虫かも!

保湿や角質ケアしても、改善が見られないようなら、「かかと水虫」の可能性を疑ってみましょう。

ガサガサかかとになっていると、水虫との見分けがつきにくいです。痒みもない場合が多いため、「乾燥しているだけ」と思ってしまいます。

  • 白い粉が吹いている
  • 乾いた水泡ができている
かかとの肌が改善せず、このような症状がある場合は、「かかと水虫」かもしれません。早めに、専門医に診てもらいましょう。

角質ケアして「つるつるかかと」で夏を迎えよう!

人には言えない足裏の悩みは、セルフケアで十分解決できます。自分に合った角質ケアの方法で、つるつるかかとを手に入れましょう。

日に日に滑らかになっていくかかとを見ると、モチベーションもUP!角質ケアの注意点に気をつけながら、楽しくケアができるといいですね。。

角質が溜まらないように、日々のケアを実践することも大切!不快な足の悩みを解消して、この夏はフットネイルを楽しむのもいいかもしれませんね。

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