かかとクリームで綺麗な肌を取り戻す！かかとのエイジングケアの基本

「ガサガサかかと」には、どんな保湿クリームでケアすれば良いのでしょうか？しっかり保湿しているのに、改善されないという方も少なくありません。

保湿クリームを塗っても改善しない場合、もしかすると保湿の仕方に問題があるのかもしれません。

また、かかとの肌の状態によって、有効なクリームの成分も違います。かかとも、しっかりエイジングケアしてあげたいですよね。

ここでは、かかとの症状別の保湿クリームの選び方や、綺麗なかかとを取り戻すコツを解説！おすすめの保湿クリームもご紹介します。

あなたのかかとはガチガチ？乾燥だけ？症状別かかとクリームの選び方

かかとのケアに必要な保湿クリーム。保湿できれば、どんなものでも良いわけではありません。肌の状態に合わせた成分を選ぶのが大切です。

ガチガチに硬くなってしまった角質や、乾燥していてカサカサのかかとに適したケアをしましょう。

ガチガチかかとなら尿素入りがおすすめ

尿素は、天然の保湿成分です。この尿素には、硬くなった角質を溶かす働きがあります。タンパク質を溶かして、ガチガチかかとを柔らかくしてくれます。

かかとが硬く厚くなってしまっているなら、尿素配合クリームを選びましょう。古くなった角質が残っている状態だと、どんどん乾燥が進んでしまいます。

また、尿素は角質層にある天然保湿因子のひとつ。保湿力はあまり高くありませんが、体内の水分を引っ張る力があります。

乾燥だけなら油分を重視

かかとの乾燥が軽いものであれば、油分重視で選びましょう。水分が多いものよりも、乾燥には油分の多いクリームの方が潤いを閉じ込めることができます。

天然由来のワセリンやシアバター、オイルなどが配合されているクリームがおすすめです。

美容成分配合で効果UPを期待

かかとの状態に関わらず、美容成分も配合されたものをチョイス！「ツルツルかかと」にするためには効果的ですよ。

• ヒアルロン酸：水分保持や保湿力に優れている
• コラーゲン：肌の弾力を高める

ビタミン配合で血行促進を促す！

血行不良は、肌のターンオーバーを乱してしまいます。ターンオーバーが乱れると、古くなった角質が剥がれ落ちずに溜まってしまうのです。

血行促進効果のあるビタミン配合クリームで、血行促進を促しましょう。ビタミンA・Cは、肌の状態を整え乾燥を防ぐ作用があります。

また、ビタミンEには血行促進効果が期待できます。美容成分やビタミンが配合されたものは、どんな肌でもチョイスするのが正解！

効き目あり！かかとクリームの塗り方のポイント

かかとのガサガサは、保湿クリームでケアしている方は多いですよね。でも、ただ塗るだけでは、効果はあまり期待できないかもしれません。

ここでは、かかとクリームの正しい塗り方をご紹介します。ちょっとのコツで、効果をUPさせることができますよ。

「溝塗り」で皮膚の奥までしっかり浸透させる

ひび割れたガサガサのかかとには、皮膚にたくさんの溝ができています。その溝の奥まで、クリームが届くように塗るのがポイント！

しっかり塗り込むことで、浸透率をUPさせましょう。力ずくで、溝にゴシゴシ擦り込んだりせず、優しく行ってくださいね。

優しくマッサージで効果UP

保湿の際は、足裏を優しくマッサージするのがおすすめです。血行を良くして、角質を溜めない肌にするのが一番！

• かかとを円を描くように、指の第二関節でクルクルとマッサージ
• 足の裏を、つま先からかかとに向かってスライドするように押す
• 足の指を1本ずつグルグル回しましょう。

正しい塗り方の手順

それでは、かかとクリームの正しい塗り方の手順をご紹介します。溝塗りとマッサージで、ツルツルかかとを手に入れましょう。

1. 乾燥やひび割れの溝に沿いながら、かかと全体に保湿クリームを塗る。
2. もう一度クリームを手に取り、さらに溝へ入れ込むように塗る。
3. その後、優しくマッサージをしたら、靴下を履いて肌を守ります。

ひび割れができているかかとには、尿素クリームは逆効果です。セラミド配合など、尿素以外のかかとクリームがおすすめ！

尿素には副作用があるって本当？！尿素クリームの注意点

尿素は、ガチガチかかとの救世主！タンパク質を分解して、角質を剥がれやすくしてくれます。

しかし、使い方を間違えると、肌が荒れたり肌トラブルを招くことも。ガチガチかかとに効果を期待できる、尿素クリームの注意点を解説します。

尿素クリームはひび割れたかかとに使用NG

ひび割れてしまったかかとは、肌ダメージが大きく、バリア機能が低下しています。そこに、タンパク質を分解する尿素を使用するのはNGです。

痛みが起きたり、症状を悪化させてしまう可能性があるのです。ひび割れたかかとには、ビタミン配合やセラミド配合のクリームでケアしましょう。

尿素は、角質を柔らかくするメリットがある反面、ひび割れなどの炎症がある肌にはリスクがあります。

どんな肌なら使っても大丈夫？尿素の濃度に注意して

尿素クリームは、ひび割れる前の乾燥している状態の肌に使用しましょう。ひび割れていなければ、ガサガサかかとには有効な応急処置アイテムです。

濃度は、10％くらいなら、安心して使用できます。ただし、尿素クリームは、長期的に使用するのは避けましょう。

尿素は、硬くなった角質を分解します。そのため、常に新しくできた未成熟な表皮がかかとを覆うこととなり、健康な肌を保てなくなってしまうのです。

尿素クリームの正しい使い方

ひび割れを起こしていない「ガチガチかかと」に使うのが鉄則。通常、エイジング世代のターンオーバーの周期は、1.5〜2か月と言われています。

ターンオーバーを目安とし、かかとが柔らかくなってきたと感じたら、尿素クリームの使用をやめましょう。その後は、尿素以外のクリームでOK！

日々のケアが大事！予防してガサガサかかとを回避

ガサガサかかとは、毎日の保湿ケアを欠かさないことが予防に繋がります。ここでは、予防対策について解説していきます。

保湿ケア・角質ケアで、かかとが厚く硬くならないように予防しましょう。ケア以外にも、食生活や生活習慣の見直しも大切です。

季節を問わず1年中保湿しよう

かかとは皮脂腺がないので、とても乾燥しやすいパーツです。乾燥する季節だけではなく、1年中保湿を心がけましょう。

保湿することで、角質を溜めにくい肌にします。顔のスキンケア同様、かかとも毎日のケアが大切なのです。

角質ケアして保湿クリームの浸透率UP

保湿だけでなく、ヤスリなどで角質ケアするのも大切です。不要な角質を取り除くことで、保湿クリームの浸透率もUPしますよ。

角質ケアは、必ず足湯などで角質を柔らかくしてから行いましょう。足がふやけ過ぎると、角質を取り過ぎてしまうので注意してくださいね。

定期的にサランラップでスペシャルケア！

時々、ラップパックもおすすめです。ヤスリなどで角質ケアしたら、保湿クリームを塗り、その上からサランラップを巻きます。

毎日の保湿ケアに、スペシャルケアを取り入れて、角質が硬く厚くなってしまう前に予防しましょう。

血行促進でターンオーバーの乱れを改善！

加齢とともに、肌のターンオーバーは乱れていきます。乱れると、自然に角質が剥がれることができず、溜まりやすくなってしまいます。

血行促進を促すには、マッサージや食生活・生活習慣の見直しが大切です。ターンオーバーの乱れを改善し、新陳代謝をUPして血行促進を促しましょう。

• 食生活：タンパク質・亜鉛・鉄・ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE
• 生活習慣：質の良い睡眠・適度な運動・身体を冷やさない

食生活や生活習慣の見直しは、お肌だけでなく、健康な体作りのためにもなりますよね。

口コミで大人気！かかとクリームおすすめBEST10

高評価で人気のおすすめかかとクリームをご紹介します。口コミも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

みんながよく知る「ワセリン」も効果大

かかと専用のクリーム以外に、ワセリンもおすすめ！比較的安価で手に入って、高い効果も期待できます。

1. 入浴後に、かかとにワセリンを塗り、靴下を履いて寝ます。
2. 翌日、足を綺麗に洗い、またワセリンを塗ります。

これを繰り返すだけ！ひび割れたかかとにも、安心して使えます。ぜひ試してみてくださいね。

ガサガサかかとが治らない？！それは水虫の可能性アリ

どんなにケアをしても、ガサガサが改善されないなら、水虫の可能性を疑ってみた方が良いでしょう。

「かかと水虫」は、かゆみなどの症状がないことが多く、自己判断も難しいのです。放っておくと、他の部位や他人へ移してしまうかもしれません。

水虫かも？！と思ったら、なるべく早く専門医に診てもらうことをお勧めします。

毎日のケアで綺麗なかかとを甦らせよう！

素足を見せる機会が多くなる季節には、自信を持ってサンダルを履きたいですよね。そのためには、かかともエイジングケアが大切！

かかとの状態に合った有効成分で、「ガサガサかかと」とお別れしましょう。綺麗なかかとを甦らせて、自信を持って素足になれるといいですね。

ガサガサかかとは、角質ケアと保湿クリームで改善できます。日々、かかとのエイジングケアを実践して、足裏美人になりましょう。