かかとのひび割れ・ガサガサ徹底ケア!お手入れ方法とおすすめ商品10

暖かい季節になると、サンダルを履く機会も多くなります。かかとがひび割れやガサガサになっていると、隠したくなってしまいますね。

保湿クリームを塗っても、気付いたら乾燥していませんか?恥ずかしい思いをしたことがある人もいるかもしれませんね。

ここでは、ガサガサのかかとを徹底ケアする方法や、自分でケアする時の注意点を解説します。

また、かかとをツルツルにしてくれるおすすめのアイテムもご紹介します。かかとケアで、なめらかな肌を取り戻しましょう!

かかとのひび割れ・ガサガサの原因

かかとのひび割れやガサガサは、乾燥だけが原因ではありません。ここでは、大きく分けて4つの原因について解説します。

原因によって対処の仕方も変わってきます。自分の「ガサガサかかと」の原因を知って、それに合ったケアをしましょう。

乾燥

かかとには、皮脂腺がありません。皮脂腺には、皮脂分泌や皮膚を守って保湿する働きがあります。

その皮脂腺がないため、かかとは乾燥しやすい部位なのです。冬以外でも季節を問わず、乾燥してしまうんですよね。

しかし保湿などのケアをせずに、放置してしまうとひび割れる原因になります。角化症になってしまうと、簡単なケアでは改善しにくくなってしまいます。

外的刺激

外的刺激とは、かかとに負担がかかるような歩き方・姿勢などです。また、自分の足に合っていない靴も刺激の要因となります。

足の裏は、体全体を支えていますよね。足裏に余計な刺激が加わることで、自然現象により、体は守りに入って角質が厚くなってしまいます。

また、裸足で過ごすのもよくありません。外的刺激が加わるだけでなく、体が冷える事で、血行不良となり肌のターンオーバーを乱します。

古い角質の蓄積

加齢などが原因で、血流や新陳代謝が悪くなると、古い角質が剥がれずに蓄積されてしまいます。これが、肌のターンオーバーの乱れです。

ターンオーバーが正常だと、角質は自然に剥がれてくれますが、乱れるとその働きは弱くなってしまいます。

乾燥に加え、加齢とともに角質層が厚くなり、放っておくと、かかとは角質肥厚となって、保湿クリームだけでは改善できなくなります。

雑菌の繁殖

雑菌の繁殖により、かかとがひび割れる場合もあります。雑菌が原因で、かかとが硬くなってしまうのです。

痒みなどの症状がほとんどないため、気づきにくいですが、そのままにしておくと他の部位に感染するかもしれません。

保湿ケアしても、全く改善が見られない場合は、雑菌が原因かも!早めに皮膚科を受診してみることをお勧めします。

これってかかと水虫?!見分け方のポイント

かかと水虫は、痒みなどの症状が出ない場合が多いため、気づきにくいので注意が必要です。

ここでは、自分で見分けるポイントをご紹介します。少しでも疑いがあれば、早めに専門医に診てもらいましょう。

保湿やケアをしても改善されない

大抵の場合、かかとのひび割れやガサガサは、乾燥が原因だと思って保湿をします。しかし、乾燥が改善されない方は注意が必要です。

角質ケアと保湿ケアをしても、全く改善されない場合は「かかと水虫」かもしれません。白く粉を吹いている状態になっていたら、疑ってみましょう。

放置していると、爪や指などの他部位・他人にも移してしまう可能性があります。再発が多いのが特徴なので、しっかり治療することをお勧めします。

水虫の経験がある又は水ぶくれなどの症状がある

足の裏の皮がめくれたり、水ぶくれがある場合は「かかと水虫」の可能性が高いです。水虫は、白癬菌というカビの一種。分厚くなった角質層が好物です。

過去に水虫の経験がある場合や、かかと以外の部位に痒みなどの症状があれば、さらに「かかと水虫」の可能性が高いと言えるでしょう。

「ツルツルかかと」を取り戻したい!かかとのひび割れを徹底ケア

ひび割れやガサガサになってしまったかかとは、ケアをすればツルツルかかとを取り戻すことができます。

ケアには幾つかの方法がありますので、ご紹介しますね。自分に合ったケアの方法で綺麗な肌を甦らせましょう。

古い角質を除去

角質除去は、ヤスリ・電動リムーバー・フットスクラブ・ピーリングなどを使った方法があります。アイテムはドラッグストアや通販などで購入できますよ。

ヤスリ・電動リムーバーでケアする方法
即効性があり、ツルツルになりますが、削り過ぎに要注意!1週間に1回程度を目安にケアしましょう。
  1. ケアを行う前に下準備として、お風呂などで角質を柔らかくしておきます。
  2. はじめは粗い面で、最後に細かい面で仕上げます。
  3. 削る方向は、一定方向に!往復しながら削るのはNGです。
  4. ケア後の肌は、とてもデリケートです。しっかり保湿しましょう。
保湿が終わったら、靴下を履いて保護することをオススメします。デリケートになっている肌を、きちんと守ってあげてくださいね。

おすすめのやすりと電動リムーバーを紹介しておきますね。

【やすり】アイメディア 角質ボロボロとれーる
 

  • ステンレス製
  • 少し大きめサイズで持ちやすい
  • 参考価格¥1,240
【やすり】アズマ商事 かかとキレイ

  • 耐水性やすり
  • 目の荒さが違う両面タイプ
  • 参考価格¥1,166
【やすり】角質革命 つるるんたまご姫

  • ステンレス製
  • 削った角質が蓋の中に溜まっていく仕組みなので、使用後は捨てるだけでお手軽
  • 参考価格¥2,231
【やすり】ドクターショール デュアルアクションフットファイル

  • 耐水ペーパー
  • ヘッドが2種類付いていて使い分けできる
  • 参考価格¥756
【電動リムーバー】ドクターショール ベルベットスムーズ電動角質リムーバーダイヤモンド

  • かかとが乾いた状態で使用可能
  • 参考価格¥2,380
【電動リムーバー】Tezam 電動角質除去

  • コンパクトで、充電式
  • 参考価格¥3,999
フットスクラブでケアする方法
即効性はありませんが、継続してケアすることで効果を期待できます。角質がかなり厚くなっている場合は、ヤスリで少しだけ削ってから行うと良いですよ。
  1. スクラブ入りクリームを適量手に取り、足に塗布します。
  2. 優しくマッサージしながら、少しずつ角質を除去。
  3. シャワーで綺麗に洗い流します。
  4. ケアが終わったら、しっかり保湿!
1週間に数回行うのがベスト。角質ケアの中で一番肌に優しい方法です。角質が分厚くなる前に、少しずつケアして滑らかなかかとを取り戻しましょう。
ピーリングでケアする方法
市販のピーリング剤には、幾つかの種類があります。タイプ別の使用方法を下の表で見てみましょう。
  • 石鹸・ジェル・スクラブ・ゴマージュ:洗い流す
  • 美容液:塗ったまま
  • マスク:つけ置き後、洗い流す
  • 化粧水:コットンなどで浸した後、拭き取る

このように、タイプによって使用方法が異なります。また、配合成分にも注意しましょう。

  • BHA:刺激が少ないタイプ
  • AHA:刺激が強いタイプ

敏感肌が注意したいのは、マスクタイプのピーリングです。マスクタイプは、つけ置きしなければならないので、肌トラブルを起こす場合があります。

しっかり保湿

角質ケア後の肌は、とてもデリケートな状態になっています。必ず、しっかり保湿し、肌を乾燥から守りましょう。

角質ケアしない場合でも、日々の保湿は欠かさないことがポイント!乾燥したままにしておくと、角質が硬く厚くなってしまいます。

かかと専用クリームなどもあるので、チェックしてみてくださいね。

お手軽パックで集中ケア!

お風呂や足湯などで角質を柔らかくしたら、手軽にできるかかとパックがおすすめ!顔のスキンケアのように、かかともパックしちゃいましょう。

  1. コットンなどに化粧水をたっぷり含ませ、かかとに当てます。
  2. コットンの上からラップで覆います。(きつく巻きすぎないように注意してくださいね)
  3. ラップした状態で15分ほど放置しましょう。
  4. ラップを外したら、保湿クリームを塗り、靴下を履いて外部刺激からも肌を守りましょう。

パックすることで、保湿成分の浸透率がUPします。肌を露出する季節は、特に集中ケアしたいですね。

マッサージをしよう

しっかり保湿した後は、マッサージをしましょう。保湿クリームを塗りながらできるので、ついでにマッサージもして角質をさらに柔らかくします。

  1. かかとに、円を描くように保湿クリームを馴染ませます。
  2. 手をグーにして、第二関節あたりでかかとを優しくマッサージ。
  3. 次に、つま先からかかとまでを軽く押しながらマッサージします。
  4. 足の裏の親指と人差し指の間の下あたりにあるツボをプッシュ!

足裏には、血流を良くするツボがあります。血流が悪いことも乾燥などを引き起こす原因となるので、ツボ押ししながらマッサージしてみてくださいね。

肌への負担軽減!キューティクルリムーバーが大活躍

お風呂や足湯で、角質を柔らかくしてから、キューティクルリムーバーを付け、ヤスリで削ると肌への負担を軽減できます。

キューティクルリムーバーは、ネイルケアのアイテムですが、即効性があるので即ツルツルかかとを叶えることができます。

キューティクルリムーバーとは、角質軟化剤ですので、かかとの角質も溶かすことができて、肌への負担も少ないのでオススメですよ。

「ガサガサかかと」がツルツルに!おすすめかかとケアアイテム

おすすめの角質ケアアイテムを、種類別でご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

フットスクラブ

ザ・ボディショップペパーミントスムージングパミスフットスクラブ
ペパーミント配合で、洗い上がり爽やか!
参考価格¥1,620
リーリオフットスクラブバー
炭成分配合で、消臭効果もある
参考価格¥1,836
ドクターショールラフ・スキン・リムーバー
フルーツ酸成分で肌に優しいのに、高い効果が期待できる
参考価格¥750

ピーリング

ベビーフット イージーパック

  • 30分タイプと60分タイプがある
  • 参考価格¥1,728
角質フッピーパックモイスチャー

  • 保湿・抗菌効果があり肌に優しい
  • 参考価格¥1,614
リバイバルケア

  • 綺麗になるまで時間はかかるが、肌に優しいケアがしたい人向け
  • 参考価格¥1,944

試してみたいアイテムで、ツルツルかかとを甦らせましょう!

自分でケアする時の注意点

どのケア方法でも共通して言えることは、ケアの際に足がふやけている状態で行わないことです。

ヤスリやフットスクラブも、ケアする前に角質を柔らかくしてから行いますが、ふやけるほど湯船に浸かった後などは避けましょう。

ケアする頻度に気をつける

ピーリングケアは、だいたい3か月〜6か月に1度が目安です。角質が溜まっていないのに、ピーリングケアしてしまうと肌に負担をかけてしまいます。

ヤスリやリムーバー、スクラブなどでのケアは、角質の取りすぎに注意しましょう。頻度と力加減には十分気をつけてくださいね。

頻度の目安は、商品によって異なります。指示を守って、必要な角質は残し、不要な角質だけを取り除くことを心がけましょう。

ケアアイテムの衛生面に気をつける

浴室で行うケアアイテムは、つい浴室に置きっぱなしにしがちですが、それはNG!濡れたままの状態は菌を繁殖させてしまいます。

浴室で使用したアイテムは、必ず浴室から出し、しっかり乾かしましょう。電動リムーバーは、取り外して洗えるものが多いので、清潔にして保管します。

使用済みのヤスリは、ヤスリに付いた角質をキレイに洗い流して、乾燥させます。衛生面に気をつけて保管することが大切!

かかとのひび割れ・ガサガサを防ぐ!予防対策が大事

かかとのひび割れやガサガサを防ぐためには、ケア以外にも日々の心がけや過ごし方を改善することも大切です。

脱ひび割れ・脱ガサガサのために、気をつけたほうが良い事や対策をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

裸足を避けて、足を冷やさない

体が冷えると、血行不良となり肌のターンオーバーが乱れます。ターンオーバーが乱れると、古い角質を自然に剥がす働きが弱くなってしまうのです。

肌のターンオーバーが正常に機能するように、足を冷やさないように心がけましょう。夏場のエアコンが効いた室内も注意が必要ですね。

また、裸足は足裏に刺激を与えます。体が冷えるだけでなく、外的刺激が加わるやすいため、靴下などで足を守ることが大切です。

保湿を習慣づける

かかとは、つい保湿し忘れてしまいますよね。しかし、ヤスリやピーリングなどのケアの時以外でも、保湿は大切です。

その際、保湿のついでにマッサージもすると効果的ですよ。日頃から乾燥させないように保湿を習慣づけましょう。

かかと専用クリームもありますが、ワセリンなどでもOK。また、ビタミンE配合のものは、血行や代謝を良くしてくれます。

靴はクッション性のあるものを選ぶ

自分の足に合っていない靴は、歩き方や姿勢に影響を与えます。歩き方や姿勢が悪いと、体のバランスが崩れるため、足に負担がかかってしまいます。

足を圧迫するような靴やサイズが緩いものなどは、角化症の引き金となり、角質が厚くなる原因になるので注意が必要です。

足に合った靴で、クッション性のあるものを履くと、足への負担を軽減できます。かかとに負担のかからない靴をチョイスしましょう。

足と靴はいつも清潔に!

足や靴が蒸れていると、菌が繁殖しやすくなります。足を清潔にして、靴も通気性の良いところでしっかり乾燥させましょう。

また、スリッパやルームシューズ、バスマットも清潔に。湿気を残しておくと、白癬菌が繁殖する原因になってしまいます。

靴は、毎日同じものを履くより、1日置きなどで違う靴を履くのがおすすめ!同じ靴を履き続けると、同じところに負担がかかってしまいます。

ストッキングなどのムレやすいアイテムも注意が必要です。

脱ひび割れ!かかとケアで「ツルツルかかと」を取り戻そう

角質は、溜めないことが大事!ケアする日を決めるなど、定期的にかかとケアすることをおすすめします。

角質が溜まらないように、かかとの保湿を忘れず、マッサージや角質ケアで脱ひび割れを目指しましょう。

ツルツルかかとを取り戻すには、日々の心がけが大切です。顔のスキンケアをしたら、かかとも忘れずに保湿を行ってみてくださいね。

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