スムージーダイエットできれいに痩せられるわけは?失敗しない方法

スムージーダイエットは、海外のセレブ女性が取り組んだことから話題になったダイエット法で、日本でもタレントの優香さんが1ヶ月で7キロの減量に成功しています。

その一方で、スムージーを飲んだけど痩せなかった、効果が出ないのでやめてしまったという声も多いようです。

結果の出るダイエットをするために、スムージーをどうやって生活に取り入れればいいのでしょうか。効果とともに紹介します。

スムージーが理想的なダイエットを導くわけ

スムージーダイエットとは、1日の食事を1回、または3回分すべてスムージーに置き換えるカロリーカットダイエットです。

スムージーとは野菜やフルーツから作った飲み物です。ですが、野菜ジュースとの違いが分からないという方もまだまだ多いのが現状。

基本的にスムージーとは、材料となる野菜を丸ごとミキサーで攪拌して作るもので、いわば食べやすくなった野菜です。

対して野菜ジュースは野菜の水分だけを取り出した飲み物で、もっとも栄養のある皮の部分などは捨てられています。

野菜ジュースに比べてスムージーのほうがダイエットに効果的だとされています。そのわけを見てきましょう。

スムージーは手軽に作れる酵素ドリンク

ダイエットのためには酵素を取ることが重要だと言われています。酵素とは、生の植物などに含まれていて、消化や代謝を助ける成分です。

人の体に備わっている酵素はもともと量が決まっています。そのため、加齢とともに減っていくものなのです。

酵素が減ってしまうと、腸内での食物の消化が悪くなると同時に、代謝の効率も悪くなります。

その点、スムージーは生きた細胞を持った野菜などから作られるので、酵素を多く含んでいます。

そのため年齢ともに減ってしまった酵素を補って、若いころのように燃焼効率のよい体を取り戻すことが出来るのです。

食物繊維豊富なので便通が改善される

スムージーに使われるのは、基本的に濃い緑の葉野菜です。葉野菜には食物繊維が豊富な上、ジュースと違って丸ごと取ることが出来るので腸に良い刺激を加えます。

便通が悪いままだと、たまった便から毒素や残ったエネルギーが再び体に吸収されてしまい、太りやすく代謝の悪い体質を作ってしまいます。

葉野菜の食物繊維を飲むとお通じがよくなり、こうした状況を改善することが出来ます。さらに蠕動運動も活発になります。

そのため、体全体のエネルギー消費も高まり、ぽっこりおなかが引っ込んだり、全身痩せも可能になるのです。

フルーツに含まれているカリウムでむくみを撃退

スムージーを葉野菜だけで作ることはあまりありません。苦くて飲みにくくなってしまうので、通常は甘みを足すためにフルーツも使います。

代表的なものがバナナやリンゴ、キウイです。これらのフルーツにはカリウムが多く含まれていて、体内の余分な塩分の排出を促します。

塩分が体内で多くなると、濃度を下げようとして体は水分を溜め込もうとしてしまいます。これがむくみです。

体がむくんだままだと、内臓の働きも悪くなりますので脂肪の代謝効率もさがっていきます。そしてぽっちゃり体型になってしまいます。

カリウムを取って塩分を外に出すと、おのずと水分もいらなくなって排出されるので、見た目のふくよかさを解消し、体質も改善してくれます。

40代以降の女性ほど取り組みたいスムージーダイエット

スムージーダイエットのメリットは、単に痩せるだけではありません。健康的にきれいに痩せらる効果が高いので、年齢を重ねた女性にはとくにおすすめです。

スムージーの美容健康効果です。

  • ビタミンCを多く含んでいるので老化を防止する
  • 緑黄色野菜のファイトケミカルが肌の調子整える
  • 腸内環境を改善して老け見えを防止する

生の野菜や果物には、体を元気にする成分が多く含まれていて、それは年齢とともに摂取するのが難しくなっていくものでもあります。

そこで、まるごとの野菜を簡単に取ることの出来るスムージーで、不足しがちな成分を補い美肌を手にして年齢化を防ぐことが出来るのです。

スムージーダイエットで失敗してしまう原因

しかし、スムージーダイエットをしたものの、体重がまったく変わらなかったり逆に太ってしまったという人の例もあります。

健康的なダイエットのはずなのに、どうしてなのでしょうか。その理由をまとめて解説します。

フルーツの量を多くしすぎた

スムージーに入れるフルーツは、飲み口をよくする目的がメインで、あくまでとりたいのは葉野菜のもつ栄養素です。

ですが、フルーツ中心のものもスムージーだと思ってしまい、イチゴやバナナを多く使ったスムージーを飲んではいないでしょうか。

フルーツは糖質を多く含んでいます。これはもちろんダイエットにとって大きな妨げとなるものですね。

スムージーに使うフルーツは、カサでみると野菜に対し6:4程度が理想です。とりすぎには要注意です。

根菜や淡色野菜などを使っていた

スムージーを作るときに、にんじんや大根などの根菜を使っていないでしょうか。根菜もフルーツと同様に、糖質を多く含んでいます。

また、同じ葉野菜でもキャベツや白菜などの淡色野菜はスムージーにむいていません。ビタミンの量が少ないからです。

このように、同じ野菜でもスムージーには向いていないものもあるのです。野菜ならなんでもいいと思って好きなものを使っていると、ダイエット効果は得られません。

市販のパック入りスムージーを飲んでいた

最近ではコンビニでグリーンスムージーと書かれた商品をよく目にしますね。手軽に飲めると言うことでダイエットのつもりで置き換え食にしていませんか。

成分表を見ると分かるのですが、市販のスムージーには先ほど上げたダイエットに不向きな糖質の多い根菜や、フルーツが多く使われています。

加えて、手作りのスムージーとは違って商品化されるときに加熱処理が施されています。そのため熱に弱いビタミンCが効率よく摂取できないのです。

高カロリーかつ栄養価は低くなっていて、ダイエットにはあまり向いていると言えません。市販のスムージーで置き換えをすることにはデメリットがあります。

濃い緑の葉野菜を多めに!美肌を痩身を手に入れましょう

スムージーダイエットの要は、ビタミンや食物繊維などダイエットとアンチエイジングに欠かせない成分を多く持った緑黄色野菜の葉野菜です。

ほうれん草やこまつなに代表されるこうした野菜には、生の酵素が多く含まれていて、代謝を活発にして体質も変えてくれます。

体の中からきれいになるために、意識して濃い葉野菜をスムージーに使うようにしましょう。毎日の買い物のときに今日のスムージーのレシピを考えてもいいですね。

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