ほうれい線を消すには顔ヨガが効果的!正しい方法と注意点
年齢を重ねるなどの様々な理由から顔の筋肉が緩みがちになってくると、目立ってきてしまうのがほうれい線です。
顔全体が老けた印象や疲れているイメージになってしまうので、いつまでも美しく若々しくいたい女性はほうれい線を何とかして消したいものです。
ほうれい線を消す方法としておすすめなのが、顔全体の表情筋をフルに使って行う「顔ヨガ」です。
加齢や重力に負けないようにケアすることで、どんな時にもたるみ知らず、ほうれい線のないハリと艶のある顔を目指しましょう。
Contents
すぐに効果を実感!ほうれい線に効く顔ヨガ4選
顔ヨガの方法はいくつかありますし専門の本も刊行されていますが、今回は、特に簡単に出来て即効でほうれい線が消える効果を実感しやすい方法をご紹介します。
- こめかみストレッチ
- ふぐの顔ストレッチ
- 表情伸縮ストレッチ
- 口角引き上げストレッチ
必ず念頭に置いたうえで実践していきましょう。
瞬時にリフトアップ!こめかみストレッチ
顔全体を瞬時にリフトアップする効果があるのが、こめかみストレッチです。
こめかみストレッチを行う顔をビフォーアフターで鏡や写真を使って見比べると、全体がシュッと引き上がる様子がすぐに分かります。
また、顔のたるみに左右差がある場合は、よりたるんで下がっている方(ほうれい線が濃いと感じられる方)を2回程度多く行うと、バランスのとれた顔に近づきます。
- 左手の親指以外の4本の指をそろえ、その腕を頭の後ろに回します。
- 指先が右のこめかみより少し下に当たるようにして、顔の右側の面を斜め後ろに引き上げ、ほうれい線が消えるまで顔の筋肉を伸ばします。
- この状態を保ったまま、頭をゆっくり左に倒します。
- 鼻から息を吸って口からゆっくりはーっと吐き出しながら、同時に舌を左斜め下に長く出して、舌を出したままの深い呼吸を3回繰り返します。(合計で10秒ほどかけます)
- 反対側も同様に行います。
注意点として、顔の引っ張る時には手の跡が顔につかない程度の力加減で行い、顔に痛みや違和感のある場合は無理をして行わないようにして下さい。
アイロン並みにほうれい線が消える!ふぐの顔ストレッチ
ほうれい線によるメイクのよれやしわと即効でおさらばしたい時、是非写真を撮る前に試してほしいのがふぐの顔ストレッチです。
ふぐの顔ストレッチは「ほうれい線のアイロンがけ」と言われているほどの効果があると言われており、メイク直しの際や移動時間などの隙間時間を利用してこまめに行うことで効果が持続します。
- 鼻から深く息を吸って、まるでふぐのように鼻の下や下唇から顎にかけてが膨らむほど口の中にたっぷりと空気をためます。
- 息を止めずに鼻呼吸を続けながら、左右どちらかの頬に空気を移動させ、反対側の頬へも空気を移動させます。
- 鼻呼吸を続けながら、顎の方へも空気を移動させ、1~3の手順を順番に行うのを数回繰り返します。
口の中に空気をためた時、思わず口先から空気がもれてしまう人は口の周りの筋肉が弱っている証拠です。
口の周りの筋肉の衰えは、無意識にいつも口が開いてしまったり、いびきの原因にもなりますので、空気がもれないように意識して練習してみてください。
顔全体のむくみ改善!表情伸縮ストレッチ
ほうれい線の大きな原因と考えられている顔の筋肉の衰えですが、それ以外にも、顔全体がむくんでしまうことでほうれい線のしわが深くなってしまうこともあります。
何よりもむくんだ顔は若々しさがなく、肌のハリやつやも感じられませんので、出来ればむくみを改善したいものです。
そこで取り入れたいのが、顔のむくみを即効で改善できる表情伸縮ストレッチです。
- 鼻を中心として、顔全体の筋肉をできるだけ小さくギュッと中心に向かって縮めます。(この時口は突き出すのではなく、鼻に向かって持ち上げる感じにするのがポイントです)
- 目も口も細長い形になるようにイメージしながら、顔全体をできるだけ縦方向へと伸ばします。
- 顔を縦方向に伸ばした状態を維持しながら、口の形が逆三角形になるイメージで頬の筋肉を使いながら、口角だけを目尻に向かって引き上げます。
顔全体に疲労感があると思いますが、数回繰り返すことで顔のリンパの流れが良くなりむくみが一気に解消できます。
頬を集中的にリフトアップ!口角引き上げストレッチ
口元にほうれい線ができるのは、頬の筋肉が衰えて頬を支えられなくなるためですので、口の両端を引き上げる役割を担う筋肉をバランスよく鍛えることが大切です。
口角引き上げストレッチはまさにそのエクササイズにぴったりで、頬が引き締まりほうれい線が薄くなっていくのを日々実感することが出来ます。
さらにリンパの流れの改善にも効果があります。
- 唇を口の内側に引き込むようにして、口元にあまり力を入れないようにしながら、上の歯を上唇で、下の歯を下唇で軽く巻き込みます。
- 歯を唇で巻き込んだまま、唇や歯が外から見えないように気をつけながら、口を思いきり左右に引き伸ばします。
- 口をゆっくりと元の状態に戻して唇の位置を改め、唇を出来るだけ小さくすぼめて、頬が凹むと感じるくらいに出来るだけ前に思いきり突き出します。
最初に紹介した2つの顔ヨガに比べて、継続して続けていくことで効果を得られるヨガですので、毎日1回以上、最低1ヶ月を目標に続けていくようにしましょう。
顔ヨガで表情筋を鍛えてほうれい線を消そう!
顔の筋肉を鍛えることでほうれい線を消せば、根本的な原因の解決にもつながるのでより効果を持続することが可能です。
顔ヨガは道具を使わずに誰でも手軽に取り組むことが出来るので、顔の筋肉を鍛える方法として最善だと言えるでしょう。
即効性のあるものから継続していくことが必要なものもありますが、アンチエイジングの基本は「継続」ですので、いずれの顔ヨガも毎日1回以上続けていくことをおすすめします。
顔ヨガによってほうれい線のない若々しいつややかな顔を手に入れられると良いですね。
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