顎ニキビ対策に使う化粧水選びの4つのポイントとおすすめ9選
顎ニキビの対策のために、行う必要があることの一つが、保湿です。皮脂が詰まってしまうことが原因となるニキビの場合、オイルでの保湿より、水分をしっかりと入れ込む保湿が必要です。
お肌に水分を与える化粧水は、顎ニキビ対策をする上では非常に重要なアイテムとなります。
顎ニキビの改善、また顎ニキビが治った後に色素沈着などのニキビ跡が残らないようにするためにも、化粧水選びのポイントをご紹介し、おすすめの化粧水もご紹介します。
顎ニキビ対策化粧水選びでチェックしたい4つのポイント
顎ニキビの状態によって、どのようなケアが必要なのかという点に違いがでてきます。
ニキビができている時のケアと、ニキビが治りやや赤みが出ている状態でのケアでは、行うべきケアにも違いが出てくるため、ニキビの状態による化粧水の使い分けは大切です。
繰り返しやすい顎ニキビを作らないためのスキンケアも考えた時に、考えたい化粧水選びのポイントをご紹介します。
顎ニキビができてしまったときは殺菌作用のある化粧水
今現在顎ニキビができているときには、ニキビの原因菌となるアクネ菌の増殖を止める必要があります。そのため、殺菌作用や滅菌作用といった成分が含まれた化粧水は有効です。
ただ、アクネ菌をはじめとして、お肌の常在菌と呼ばれている細菌は、お肌のバリア機能を担っています。殺菌作用、滅菌作用を持つ化粧水を使い続けてしまうと、必要な細菌ものぞいてしまいます。
結果としてお肌のバリア機能が低下して、お肌を乾燥させてしまう傾向になります。かえって乾燥が原因で起こる大人ニキビを作りやすくなってしまうデメリットを持っています。
ニキビが治り赤く炎症が残る時には抗炎症作用に注目
すでにニキビが治っているのに赤みだけがある場合には、まだニキビが原因で起こていた炎症が静まっていない状態です。
つまり、炎症を沈めてあげれば、ニキビ跡が悪化することは避けられます。
赤いニキビ跡になった時には抗炎症作用を持つビタミンC誘導体や、グリチルリチン酸ジカリウムなどの成分が含まれた化粧水を使います。
刺激を与えない成分でできている物を選ぶ
殺菌作用を持つ成分や、抗炎症作用をもつ成分の中には、お肌に対して強い刺激を与えてしまうものがあります。
若いころであれば効果的と言われていた成分でも、大人のお肌には刺激が強すぎるものもあります。
成分による刺激によって、ニキビが悪化してしまう危険性があるので、刺激性の成分が含まれているものは顎ニキビのケアには使わないようにします。
- イオウ
- アルコール
- サルチル酸
これらは刺激が強く大人のお肌には不向きです。
お肌に合うかどうかをしっかりとチェックすることが必要です。
さっぱりタイプよりも高保湿タイプ
ニキビといてば、皮脂詰まりが原因で起こるために、ケアとしてはさっぱりタイプのものが向いているのではないかと思います。
思春期であれば単純に皮脂の過剰分泌が原因といえましたが、顎ニキビのような大人ニキビの場合には、実際にはお肌の乾燥が原因で、皮脂の過剰分泌が起こっています。
かくれ乾燥肌と呼ばれるお肌になっていることが多く、お肌をしっかりと保湿すれば、皮脂の過剰分泌が収まります。
顎ニキビケアはさっぱりタイプのスキンケアではなく、高保湿タイプものを選ぶようにします。
ニキビの段階別おすすめの化粧水9選
ニキビの段階によっても、必要となる成分には違いが出てきます。
大まかに3つの段階に分け、段階別に顎ニキビケアにおすすめの化粧水をそれぞれ3種類ずつご紹介します。
でき始めた顎ニキビや白ニキビ・黒ニキビ対策に
ニキビのできはじめや、ニキビの初期段階となる白ニキビや黒ニキビを顎に発見したときには、適度な殺菌作用、滅菌作用がある成分が含まれている物がおすすめです。
硬くなった角質を柔らかくしたり、優しいピーリング効果を持つものもニキビの原因となる毛穴の詰まりの改善につながります。
潤いを与えてあげることでも、皮脂の過剰分泌が抑えらえるため、ニキビの悪化が防げます、
- 繰り返す顎ニキビに効く薬用ケア【薬用クリアローション】
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紫根エキスで肌のコンディションを整え、有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムが炎症を抑えニキビが悪化するのを防ぎます。
乾燥が顎ニキビの原因であることに注目し、お肌を乾燥に傾けるオイル成分をカットし、浸透型コラーゲンやヨクイニンエキスを配合し、潤うお肌に導く化粧水です。
多くの女性が悩む繰り返す大人ニキビ対策のための化粧水です。
【商品紹介】
メーカー:オルビス
商品名:薬用クリアローション
- 3つの効能でニキビケアを行う【TE・A・TE】
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ニキビケア日本一を目指して作られた化粧水です。
- アクネ菌の滅菌効果
- 酵素リパーゼの阻害活性による炎症を抑える効果
- アクネ菌を減少させる効果
3つの効果が実証試験で証明され、医学専門誌にも試験結果が掲載されています。
【商品紹介】
メーカー:オルビス
商品名:TE・A・TE(テアテ)
- ニキビの原因に直接届くニキビケアができる【ルナメアAC】
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ニキビのに対する有効成分と、うるおい成分を直接ニキビに届けて集中ケアが、独自のナノ化技術によって可能となった化粧水です。
ノンコメドジェニックテストによって、ニキビの元を作りにくいことが証明されています。
【商品紹介】
メーカー:富士フィルム
商品名:ルナメアAC
炎症が起こっている赤ニキビ・黄ニキビ対策に
ニキビが悪化し、炎症を伴う赤ニキビになっていたり、膿が溜まってしまった黄ニキビになってしまったときには、殺菌作用や滅菌作用にプラスして、抗炎症作用も必要です。
刺激にも非常に敏感になっていますので、低刺激性であることも選ぶポイントになってきます。
- 医師が開発した医薬部外品の【クレイローション】
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炎症を伴うニキビができている弱っているお肌にも使える低刺激性の化粧水です。
ニキビケアには欠かせない成分グリチルチリン酸ジカリウムを配合し、さらに天然クレイがお肌の上にうるおいの膜を一枚作ることで、お肌を守ってくれます。
環境ストレスからお肌を守る効果があるオウゴンエキスも含まれ、弱った肌でも保湿を行い、炎症を抑える作用があります。
【商品紹介】
メーカー:ビーグレイン
商品名:クレイローション
- ニキビケアと美白ケアの両立ができる【薬用アクネVCローション】
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浸透力が高く持続力も高い進化型のビタミンC誘導体が含まれ、さらに甘草エキス(グリチルリチン酸2Kも含まれています。
さらに、ヒアルロン酸の2倍の保湿力を持つリピジュアも配合され、しっかりとした保湿を行える化粧水です。オイルフリー処方で、界面活性剤、鉱物油、香料などお肌に刺激を与える成分も含まれてない、低刺激性という特徴もあります。
【商品紹介】
メーカー:エトヴォス
商品名:薬用アクネVCローション
- ビタミンA、C、Eを含んだニキビケアに最適な【VCローション】
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ニキビ対策に必要と言われているビタミンA、ビタミンC、ビタミンEがそれぞれ誘導体の形で配合された化粧水です。
VCローションに含まれ、アクネ菌の抑制に有効なサリチル酸は、角質ケアにも効果的です。
角質を柔らかくし、毛穴を引き締めることでニキビケア、ニキビ予防の効果が期待できます。
【商品紹介】
メーカー:シーボディ
商品名:VCローション
顎ニキビが治った後のニキビ跡対策に
ニキビが治った状態は、殺菌作用や滅菌作用がある成分は、お肌にとって必要な常在菌まで抑制してしまう危険性があります。
赤みを軽減する抗炎症作用があり、しっかりと保湿が出来る化粧水がおすすめとなってきます。
- プチプラでも効果赤みを抑え美白までできる【アクネケア&美白水】
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美白効果と抗炎症作用があるビタミンC誘導体と、抗炎症作用を持つグリチルリチン酸2Kを含む化粧水です。
さらに、コラーゲンやフユベゴニアな、保湿成分もしっかりと入っています。
炎症を抑えながら色素沈着のもとになるメラニン色素のケアも行え、健康なお肌を取り戻すのに必要な潤いケアもできます。
【商品紹介】
メーカー:資生堂
商品名:アクアレーベル 薬用アクネケア&美白水
- 年代や世代を超え高い人気を誇る【スキンコンディショナー】
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ニキビの炎症による赤みや肌荒れを鎮められるグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分として含む化粧水です。
こだわりの国産ハトムギエキスを配合することで、高い保湿力も備わって言います。
40年以上の歴史を持つ化粧水で、若い世代から大人のお肌にも使える化粧水として愛され続けています。
【商品紹介】
メーカー:アルビオン
商品名:薬用スキンコンディショナーエッセンス
- 製薬会社が作った大人のニキビ肌をケアする【ACアクティブ】
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ニキビだけではなく、てかりやべたつきといった大人の方の肌の悩みのケアにおすすめの化粧水です。
保湿成分としてAHA(グリコール酸)とリピュジュアが含まれ、乾燥しがちなお肌にもしっかりと潤いを与えてくれます。
ビタミンB6誘導体が有効成分として含まれ、お肌の保湿機能を高めてくれます。
ニキビ対策としてはBHA(サリチル酸)が有効成分として含まれ、さらに肌荒れ防止のための有効成分アラントインが含まれることで、ニキビが新たに作られることも予防してくれます。
ニキビ跡のケアと、ニキビ予防におすすめの化粧水です。ノンコメドジェニックテスト済みという点も嬉しいですね。
【商品紹介】
メーカー:常盤薬品
商品名:Nov ACアクティブ フェイスローションモイスト
しっかり保湿が顎ニキビを繰り返さないポイント
顎ニキビができる原因は様々ですが、直接的には皮脂が毛穴につまり、その皮脂をエサにアクネ菌が増殖するためです。
皮脂の過剰分泌を抑えるためには、お肌が潤っている状態を保つことが大切です。
そしてターンオーバーを正常化させ、お肌の角質が硬くごあついた状態にしないことで、毛穴がふさがれないようにしましょう。
顎ニキビができてしまったときには、化粧水の成分をしっかりとチェックして、段階に応じあたケアを行うようにしていきましょう。
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