まぶたのピクピク8つの原因を徹底解説!症状に合った解決策

急にまぶたがピクピク痙攣する時ってありますよね。そのうち治る場合が多いため、原因はわからずじまい…という方は多いのではないでしょうか?

実は、そのピクピクには必ず原因があり、予防することもできます。考えられる主な原因は8つあり、そのうちの7つはセルフで改善も可能。

しかし、深刻な状態の場合もあります。医療機関でしっかり検査を受ける必要があるため、まぶたのピクピクは軽視してはいけない症状なのです。

そこで、目が痙攣する原因とその解消法をご紹介!自分の症状に合った原因を追求して、改善予防していきましょう。

まぶたのピクピクはなぜ起こる?考えられる原因は8つ

突然まぶたがピクピクすることってありませんか?このピクピクが起こるのは、一過性のものから受診が必要なものまで様々。

ここでは、原因を追求しやすいように細かく8つに分けて解説していきます。心当たりがあるものがあれば、解決策が見えてきますよね。

1.目の疲れ

目の疲れが原因の場合、一時的な目の痙攣であることが多いです。パソコンやスマホなどで目を駆使したり、ドライアイなども考えられます。

2.睡眠不足

睡眠バランスの乱れは、目の筋肉にも影響します。目を休める時間が短いため、筋肉が疲れて痙攣を起こしてしまいます。

3.ストレス

ストレス性の痙攣は、疲れのサイン。顔面神経はストレスによって不必要に筋肉を動かします。ほとんどの場合、女性に多く見られます。

4.カフェインの取りすぎ
カフェインは筋肉を興奮させる作用があります。特に、目の筋肉はその影響を受けやすい部分。コーヒーを1日に何杯も飲む習慣のある人は要注意です。
5.アレルギー症状が出ている

アレルギーが起こる原因としてヒスタミンの分泌が挙げられます。このヒスタミンに反応して、目の痙攣が起こる場合があります。

6.眼鏡の度の不一致

読書など、目を駆使している時に起こる目の痙攣は、眼鏡の度数が合っていない可能性があります。焦点を合わせようとすることで疲れが生じてしまいます。

7.抗不安薬などの長期服用 睡眠薬

抗不安薬は長期に服用した場合、脳にある視床が異常な興奮状態となり、まぶたの痙攣だけでなく、痛みや眩しさを伴うことが多いです。

8.脳神経のトラブル 脳腫瘍の可能性

目の痙攣が長く続く場合は、医療機関で精密な検査を受けてみることをお勧めします。脳神経のトラブルや脳腫瘍など深刻な場合もあります。

原因に合った解消法でまぶたのピクピク対策!

特に深刻な症状の場合を除き、ほとんどは原因に合った解消法で改善予防することができます。手軽に実践できて取り組みやすい解消法ですよ。

ここでは、まぶたのピクピクの原因の中でも比較的多い「目の疲れ」や「睡眠不足」「ストレス」の場合に取り組みたい解消法をご紹介します。

ビタミン不足だと目の疲れを取ることができない

ビタミンには、目の健康にとても重要な役割があります。眼精疲労の回復に効果を発揮するのはビタミンAや、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEです。

これらが不足すると、目の疲れを回復することが難しく、まぶたの痙攣を引き起こす可能性があるため、積極的に摂取しましょう。

日々の食生活で取り入れやすい食材をご紹介!

  • 豚肉
  • ほうれん草
  • にんじん
  • 納豆
  • かぼちゃ
基本的に緑黄色野菜に多く含まれているので、毎日の食事に取り入れてみてくださいね。バランスよく摂取が難しい場合は、サプリメントもおすすめです。

温熱タオルパックや眼精疲労回復エクササイズが効果的

バランスの良い食生活も大切ですが、まぶたをケアして解消する方法もあります。ビタミンを上手に摂りながら、まぶたケアもしてみましょう。

眼精疲労は、目の筋肉が固まって起こります。固まってしまった筋肉をほぐしてあげることで解消することが可能。目を温めたりエクササイズが効果的ですよ。

温熱タオルパックのやり方
  1. タオルを2枚準備しましょう。
  2. 1枚濡らしてジップロックに入れ、レンジで1分加熱します。
  3. もう1枚は氷水に浸しておきましょう。
  4. 温めたタオルを目の上に1分間置きます。
  5. 次に氷水で冷やしたタオルを1分間置きましょう。
  6. これを1セットとし、3回繰り返します。
温めてから冷やすと、血管が拡張したり収縮したりして溜まった老廃物などを排出できます。目の疲れを解消して眼精疲労の回復が期待できますよ。

睡眠不足なら熟睡効果のあるヨガポーズで解消

睡眠不足は目の痙攣だけでなく、ホルモンバランスの乱れにもつながります。しかし、なかなか寝付けないことが原因で睡眠不足になる人もいますよね。

そこで、睡眠不足に効くヨガポーズをご紹介!熟睡効果があるので、とってもおすすめですよ。効果的なヨガポーズは2種類。ぜひ試してみてくださいね。

ヨガポーズ:1
  1. 床に仰向けに寝ます。
  2. 両手は手のひらを上にして、リラックス。
  3. 両ひざを曲げて倒し、両足の足の裏をくっつけましょう。
ヨガポーズ:2
  1. 四つん這いになります。
  2. その状態から正座をして、床におでこをつけ、両腕を前へ伸ばしましょう。

就寝前の習慣にしてみてはいかがでしょうか?布団の中でできるポーズなので実践しやすいですよね。

ストレスが原因なら腹式呼吸法で自律神経を整える

人は、ストレスを感じている状態の時は呼吸が浅くなるって知っていましたか?まぶたのピクピクの原因がストレスの場合、腹式呼吸法がおすすめです。

正しい腹式呼吸のやり方
  1. 鼻から深く息を吸いましょう。
  2. 口からゆっくり息を吐いていきます。
  3. 膨らんでいたお腹が凹むまで、しっかり息を吐きます。
  4. これを1セットとし、5セット行いましょう。
腹式呼吸は、心を落ち着かせてくれるので◎。普通の呼吸より3倍の酸素を取り込むことができます。

ストレスを感じたら、腹式呼吸法でリラックスしてみませんか?自律神経を整える効果もあるのでおすすめですよ。

まぶたのピクピクを予防するために生活習慣を見直そう

まぶたのピクピクは、生活習慣の見直しで予防できる場合も。まぶたが痙攣すると、気持ちも落ち着きませんよね。少しでも予防することが大切になります。

そこで、気をつけたい3つのことを解決策も踏まえてご紹介!できることから始めてみましょう。

上手にストレス発散をする

ストレス社会の今、ストレスを溜めないということは難しいですよね。しかし、上手にストレスを発散するだけでも効果はあります。

例えば、趣味を持つこと。忙しい毎日の中でも、10分でも趣味に没頭できる時間を作ってみましょう。スポーツなどもおすすめですよ。

ドライアイを予防する

ドライアイは眼精疲労につながります。スマホなど目を駆使すると眼の疲れだけでなく、ドライアイも引き起こすため注意しましょう。

まばたきを意識的にすることを心がけると予防効果があります。まぶたのピクピクの原因を1つずつ排除していくと◎。

パソコンやスマホを長時間使わない

デスクワークで長時間パソコンと向き合わなければならない場合もありますよね。目の疲れがピークでも、仕事なのでやむを得ない人もいるでしょう。

プライベートでのパソコンやスマホの使いすぎを避け、使っている間も定期的に目を休めるように心がけましょう。肩こりの解消も目の疲労回復になります。

受診するべきまぶたのピクピクの症状は2つ

まぶたのピクピクは、生活習慣の見直しなどで改善できるもの以外に、専門医に診てもらうべきものもあります。

場合によっては精密検査が必要な時も。少しでも疑いがある場合は、放っておかず、早めに医療機関を受診しましょう。

片側顔面痙攣:けいれん部位が拡大していく

40代以降の女性に比較的多い症状です。ストレスや睡眠不足などが原因のものは自然治癒が可能ですが、片側顔面痙攣は医療機関の受診が必要になります。

片側顔面痙攣は、ピクピクする場所が頬や口、あごなどまで拡大していきます。一方、自然治癒できるものは「顔面ミオキミア」といい拡大しません。

顔面神経が脳幹から出てくる場所で動脈とぶつかっていることが原因で、無意識に興奮状態になり症状が現れます。

会話や食事の時など顔面を動かしている時にピクピクすることが多いのが特徴。また、緊張している時にも症状が出やすい傾向があります。

眼瞼痙攣:意思とは関係なく眼輪筋が収縮する

眼瞼痙攣は、「眼瞼ジストニア」とも言います。これは、意識しなくても勝手に
目が閉じようとする力が働いてしまう症状。

重症になると、目を開けることができなくなってしまいます。眼瞼痙攣は、脳神経にトラブルが生じたことが原因で症状が現れます。

症状
  • まぶたがピクピクする
  • 眩しい
  • 目の中の異物感
  • 勝手に目が閉じる
  • ドライアイ

このような症状が当てはまるようであれば、一度医療機関の受診をお勧めします。

まぶたのピクピクは原因を追求して解決策を見極めよう

まぶたがピクピク痙攣するのは、気持ちの良いものではありませんよね。だからこそ、原因をしっかり探って解決策を見極めることが大切です。

生活習慣の見直しや、食生活の見直しで改善予防できる症状もあるので、心がけながら過ごしてみてくださいね。

自然治癒できるものなら安心ですが、中には深刻な症状の場合もあるので放置せず早めに医療機関の受診をお勧めします。

気になるまぶたのピクピクの原因がわかると、解決策が見えてきますよね。改善はもちろん、予防対策もしっかり行ってみましょう。

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