歯科矯正で改善できる顔の歪み。噛み合わせが悪いと顔が歪む!?
ふと鏡を見たとき、眉や口角の高さの違いが気になることはないでしょうか。長年の悪い習慣や噛み合わせの悪さにより、顔が左右で歪んでしまっている場合があります。
顔が左右で歪んでいると、第一印象まで悪くなってしまうことがあり、女性ならすぐにでも改善したいことですよね。
顔の歪みはなぜ起こるのでしょうか。どうすれば改善できるのでしょうか。詳しくみていきましょう。
Contents
顔が左右対称の人はほとんどいない!?
まずは、アプリなどで顔が歪んでいるかなどをチェックしてみましょう。
こちらの記事にチェック方法が載っています。
顔が左右対称であることは美人の条件とも言われますが、実際には顔が左右対称の方はほとんどいないそうです。
顔の歪みが最も現れやすいのは顎だといわれており、他にも目や眉、頬、口角の高さなどの違いとして現れやすくなっています。
「(自分の顔は)右から見られる方が自信があるので、デートでは彼の左側に座りたい!」なんて言う方もいらっしゃいますね。
自分の顔が左右で違うことを認識されている方も、めずしくないのかもしれません。そもそもなぜ、左右で顔が違ってしまうのでしょうか。
顔がだんだんと歪んでいく原因はたくさんある
顔がだんだんと歪んで左右非対称になっていく原因には、以下のようなものがあります。
- 歯を食いしばったり、歯ぎしりをする癖がある
- 食事の際、左右のどちらかだけで噛んでしまう
上記のような癖を長年に渡って行っていると、だんだんと顔の筋肉が強張り、凝り固まってしまうようになります。
歯の噛み合わせについては、こちらの記事に詳しく載っています。
頭蓋骨を覆う筋肉の強張りが原因となり、23個の骨がつぎはぎになって構成されている頭蓋骨のつなぎ目部分が圧迫されることで、頭蓋骨がずれて顔が少しずつ歪んでいきます。
さらに、肩や首の凝りや腰痛が原因となって顔の歪みにまで影響する場合もあります。
また頬杖をついたり、足を組む癖のある方は、それを原因として体が歪んで顔にまで影響することがあります。
顔の歪みは下顎の変化が原因となっている場合も
少しずつ顔の歪みが気になってくる場合、下顎の変化が原因となっている場合もあります。
- 下顎が移動した
- 下顎が短くなった
この2つの場合です。
- 下顎が移動した
- 上顎と下顎をつないでいる「顎関節」の中にある「関節円板」がずれることにより、顔が歪んで見えるようになります。
「関節円板」が左右同時に同じだけずれると左右の顔の歪みは現れません。
しかし、左右どちらかだけずれることで、その分だけ左右で高さが変わってしまい、下顎が縮み歪んで見えてしまいます。
- 下顎が短くなった
- 関節頭の骨が病気になってしまった場合に起こります。
この2つの場合の顔の歪みを改善するには外科的な処置が必要となりますが、しかし滅多に起こることはないのであまり気にする必要はありません。
歯科矯正で改善できる顔の歪みもある
ここからが今回の本題です。顔の歪みの中には、歯科矯正をすることで改善できるものがあります。
まずは自分の顔の歪みが、歯並びが原因となっているものなのか、骨や顎が原因になっているものなのかを見極めることが必要となります。
専門家でないとなかなか判断できないので、気になるときは医師の診断を仰いでください。
顔の歪みの原因が歯並びによるものではなかった場合、せっかく歯科矯正を受けても顔の歪みは改善されません。
噛み合わせが悪いと、左右どちらか、または一部分の歯だけで噛む癖がついてしまい、口周りの筋肉でよく使われる筋肉と、あまり使われない筋肉と差が出てきてしまいます。
そういった状態が長年続くと、一部の筋肉のみが使われ続けることで硬く凝り固まり、血流さえも悪くなり、顔のバランスが悪くなってしまうのです。
そこで、歯科矯正で歯並びを改善することで顔の歪みを改善することが可能になります。
もちろん歯科矯正で歯並びを改善しさえすればあとは何もしなくてもOKというわけではありません。
歯科矯正で歯並びが改善されると、噛み合わせが良くなり顔の歪みが改善する!
また噛み合わせの悪さによって顔の筋肉が凝り固まることがなくなると、肩凝りや頭痛の悩みも改善する場合があるとも言われます。
顔の歪みが気になる場合、専門家にその原因を判断してもらい、適切な処置を行うことで印象がぐっと良くなる可能性がありますよ。
歯科矯正は決して安価な処置ではありませんが、顔の歪みが気になる場合は一度検討してみてはいかがでしょうか。
あとは自宅でセルフケアも忘れずに!ストレッチやマッサージなど手軽なものはやっておいて損はないですよ。
コメントする