マリオネットラインはツボ押しで解決。5つのツボで美肌に!
ツボを押すと健康に良い、ということは広く知られていることです。では、そもそも「ツボ」とは何なのでしょうか。
「ツボ」とは、専門用語で「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、東洋医学ではツボは、気が流れる道である「経絡(けいらく)」の上にある反応点のことをいいます。
わかりやすく、「経絡は電車の線路」、「ツボは電車の駅」と例えられます。
ツボを押すことで気の流れが良くなり、自然治癒力が高まると考えられています。
マリオネットラインに効果が期待されるツボ5つ
まずは、マリオネットラインの解消に効果が期待できるツボを5つ紹介します。
- 地倉
- 挟承漿
- 頬車
- 四白
- 下関
それぞれ、詳しくみていきましょう。
口輪筋を活性化させる「地倉」
マリオネットラインやほうれい線など、口の周りのシワの改善に効果が見込めるツボです。
口角の横にある地倉(ちそう)というツボを垂直に軽く押すことで、口輪筋が活性化します。
朝晩1日2回、1回あたり5~10回ほどツボを押してください。口角を引き上げ、ほうれい線やマリオネットラインなどのシワを改善していきます。
口の周りのシワとたるみを改善する「挟承漿」
大人の女性にとってたるみが気になってくる場所に、挟承漿(きょうしょうしょう)というツボがあります。
挟承漿は、指を2本使って垂直に少し強めに押してください。
このツボを押すことで、口輪筋と下唇下制筋の活性化が見込め、口の周りのシワとたるみの改善が期待できます。
朝晩1日2回、1回あたり5~10回ほどツボを押してください。
頬やあごのたるみを改善する「頬車」
エラと呼ばれる部分から少し顔の内側、歯を噛みしめると筋肉が盛り上がるところにあるツボです。
両手の人差し指を使って、痛気持ちいいと感じるくらいの強さで左右同時に押します。
このツボを押すことで、頬やあごのたるみが改善されます。2重顎を改善したい場合にも。
顔のむくみを改善して、顔の血流を良くする「四白」
四白(しはく)は、瞳の真下で下まぶたの骨の淵から1cmほど下の少し窪んだ部分にあります。
指の腹を使って、左右同時に直径5mmくらいの小さな円を描くように5秒間押します。力を入れ過ぎないように注意してください。
寝る前に押すと血流が良くなることで、翌朝の顔のむくみを防ぎ、肌にハリが出てシワを改善する効果が期待できます。
顔のたるみとシワを改善する「下関」
下関(げかん)は、耳の穴から頬骨をつないだ線上にあるへこんだところ、口を開けると盛り上がる部分にあります。
指の腹を使って、左右同時にぐりぐりと少し強めに押します。押すと血流が良くなるのがわかると思います。
顔のたるみやシワの改善の他に、歯が痛いときや耳鳴りが気になるときにも押すと良いツボと言われています。
セルフでツボ押しの際の注意点
自分の指を使ってツボを押す「指圧」を行う際には、いくつか注意点があります。
- つぼを押すときは息を吐き、指の力を抜くときは息を吸う
- 強過ぎる力で押すのはNG。痛気持ち良いと感じるくらいに
- 風邪や熱があるなど、体が不調のときは行わない
- 飲酒後は避ける
以上のことに気を付けながら、指圧を行ってください。
プロに任せてみて!美容鍼を利用してみよう
美容鍼(びようしん)とは、美容目的に全身に行う鍼灸治療のことを言います。
一般的には、顔面のみの鍼灸治療を指して「美顔鍼(びがんばり)」と呼ばれることが多くなっています。
その結果、シミやシワが目立たなくなり、そればかりか筋肉がほぐれることで肩凝りも改善されることがあります。
しかし、どんなに美容効果があると言われても顔に針を刺すのは怖いと感じる方も少なくないかもしれません。
しかし現在は、刺さない鍼や非常に小さな鍼を使って行う方法もあるのでまずは専門家に相談してみましょう。
美容鍼は1回で効果を実感することも可能ですが、しかし美容鍼治療の本来の目的は、目先のアンチエイジングではなく、肌の不調やトラブルを根本的に治していくことです。
そして体の中から美しくなることで今後のトラブルを防ぎ、より良い状態をキープすることが重要と考えられています。
そのため1回受けて終わりではなく、月2回ほどのペースで継続して治療を受けることをおすすめします。
ツボ押しで、体の中から美しくなろう
自分で行う指圧には即効性はありませんが、毎日こつこつと続けることで、徐々にマリオネットラインなどのシワや顔のたるみを改善していくことができます。
日々のスキンケアの一つに取り入れ、体の中から美しさを手に入れましょう。
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