マリオネットラインをサーマクールで解消は大丈夫か?効果や注意点

マリオネットラインをサーマクールで解消しようとしている女性

マリオネットラインを解消する方法の一つとして、「サーマクール」をご存知でしょうか?

サーマクールはレーザーの何倍もの強さを持つRF波によって、肌の深部を軽いやけど状態にし、強力なリフトアップやシワ改善に効果をもたらす治療法です。

だんだんと深くなるマリオネットラインを改善しようと、いろいろ試してみたけれどなかなか薄くならない…とお悩みの方は、一度チェックしてみましょう。

サーマクールは他の治療と何が違うのでしょうか。そしてどのような効果が期待できるのでしょうか。また副作用はないのでしょうか。詳しく説明します。

レーザーより肌の奥まで熱を届ける「サーマクール」

「サーマクール」とは、高周波を肌に照射することで、レーザーなどでは届かないような肌の深部まで熱を届け、たるみやシワなどを強力に改善する方法です。

サーマクールのRF波は、レーザー光線の何倍もの強さを持っており、皮膚深部から皮下組織、脂肪層にまでしっかりと熱を与えることができます。

レーザーは何度か照射することで、より効果が高まるようになりますが、サーマクールは基本的には1度の施術で充分な効果が見込めます。

サーマクールもメスを使わない施術なので、ダウンタイムが短いというメリットがあります。

また現在のたるみを解消するだけでなく、これから先のたるみを予防することもできる治療法です。

マリオネットラインの解消だけでなく、今後の予防までできるというのは心強いですね。

サーマクールは即効性と持続性、両方が期待できる

肌の深部に高周波による熱が届くと、肌の中にあるコラーゲンが変性、収縮します。それによって照射後すぐに引き締め効果を実感できるようになります。

つまり、サーマクールによって肌の中を軽いやけど状態にするということです。

もちろん施術の際、肌表面は専用のジェルを使用して冷却、保護をしながら行うので、肌表面がやけどをすることはありません。

肌に熱を加えることで、肌の内部にあるコラーゲン繊維、エラスチン、ヒアルロン酸などがダメージを受けます。

そのダメージを治そうと治癒力が働くと、通常よりも細胞分裂が活発になり、肌にハリや弾力をもたらします。

細胞分裂の活性化は、照射後4~12週間も継続すると考えられています。

サーマクールが開発されてすぐの頃は、強い痛みを伴い麻酔が使われることもありましたが、現在では改良を重ね、麻酔なしでもほぼ痛みを感じなくなりました。

この治療法は、皮膚や皮下脂肪層がやわらかく、口元に脂肪が多い方には特に適した治療法といえます。

サーマクールを受けることで、マリオネットラインなどの口元のシワやたるみが大きく改善した事例がたくさんあります。

施術後すぐは脂肪の引き締めが期待でき、その後だんだんと皮膚も引き締まってくるようになり、フェイスラインがすっきりとするようになります。

1回の照射で、効果は半年~1年ほど続く

施術にかかる時間は30分~1時間ほどで、施術後すぐにメイクをして帰ることができます。

そしてその効果は、半年~1年ほど継続します。

サーマクールの料金は高額なため、次の施術までできるだけ期間を空けるために、施術後、医療クリニックで別の施術を受け、リフトアップの効果を持続させる場合もあります。

サーマクールを受けるには、サーマクール認定医から

サーマクールもまた、施術を行う医師のスキルによって結果が大きく変わる施術です。

サーマクールには米国SOLTA Medical社による認定医制度が設けられており、カリキュラムを終了した医師のみが認定医となることができます。

サーマクールは副作用が起きにくい治療法ではありますが、スキル不足の医師から治療を受けてしまうと、以下のような失敗や副作用が起こる可能性があります。

  • 期待通りの効果を得られない
  • 照射部分の皮膚の陥没
  • 赤みが出る

サーマクールを検討する場合は、必ず認定医がいるクリニック、またサーメージ社純正の機器を使っているクリニックを選びましょう。

サーマクールの最大のメリットは、施術頻度が低いこと

毎日忙しい女性にとって、美容クリニックに何度も足を運ぶのはなかなか難しいと思います。

そのため、半年~1年に1回の施術で充分な効果を得られるサーマクールはとても魅力的です。

しかし、サーマクールもまた施術を行う医師によっては後悔する結果となる可能性があります。

認定医のいるクリニックを探し、純正の機械を使用しているかどうか、しっかりと確認してから治療を受けましょう。

コメントする